そんなあなたに、ぜひチャレンジしてほしいのが蒸しパンです。
でも、作るの面倒なんじゃないの?
材料も作り方もシンプルなので、小さいお子さんも喜んで食べてくれますよ。
そこで、蒸しパンを作るときの容器の紹介をしたいと思います。
今は100均で何でも手に入りますが、蒸しパンの容器も目移りするほどありますよ。
ただし、
- 注意点
- 使えないもの
もあります。
また、100均で買わなくても、お家にあるもので容器の代わりになるものもあります。
蒸しパンの容器について、色々な情報をお伝えしますね。
蒸しパンの容器は100均がいい!おすすめ商品を紹介!
選び方のポイントとしては、蒸しパンの生地はオーブンで焼くケーキの生地と比べると水分が多めです。
また、ベーキングパウダーで膨らむので、容器はしっかりしたものを選ぶのがポイントですよ。
紙製のベーキングカップ
触った感じはしっかりしていたのですが、蒸気の中で15分から20分おいておくと、ひだが崩れて蒸しパンの膨らむ力により広がってしまいました。
こうした形のベーキングカップは、シリコンのカップなど形を維持するものと一緒に使った方がいいですね。
また、どうせシリコンカップと併用するなら、薄手のベーキングカップでもいいですよ。
100均のお店では、おかずカップという名称でシリコン加工が施してあるものがありました。
60枚も入っているのはかなりお得ですね!
アルミカップ
もし、アルミカップだけで作る予定なら、厚手のものを選びましょう。
薄いものだと、先ほどの紙製のベーキングカップのように広がってしまいます。
- ダイソー→スイーツカップ・・・9枚または、10枚入り
- セリア→アルミのプリンカップ・・・5枚入り
でした。
キャンプで使った残りを利用して、蒸しパンを作ってもいいですね。
これは大きめなので、出来上がったら切り分けていただきましょう。
おべんとうのおかず入れに使うアルミカップのような薄手のものは、やはりシリコンカップとの併用がおススメです。
1枚1円ちょっとじゃない!!
またアルミカップは出来上がった蒸しパンがとても離れやすいので、きれいに食べることができます。
マフィンカップ
蒸しパンの容器としては、マフィンカップが一番おススメです。
形もデザインもいろいろあって、楽しく選べます。
丸型だけでなく、スクエア型もありますよ。
直接生地を入れて蒸しても、そのままの形を保ってくれるし、持ち運びにも便利です。
また、もっとしっかりしたものだと、3枚入りというのもありました。
ケーキ型
100均には、紙製やアルミ製のパウンドケーキの型もありますが、これもOKです。
こちらは蒸しパンの容器としては大きいので、生地をまとめて入れます。
一度に生地を入れてしまうようなものは、あまり大きいものだと膨らむ力に負けてしまう可能性があります。
丸いスポンジケーキ型を使う場合は、浅いものや大きいものは避けた方がいいでしょう。
また、シフォンケーキ型も取りだすのが大変なので、やめた方が無難です。
紙コップ
紙コップは安いし、形が崩れることもありません。
紙コップの耐熱温度は110度で、それ以上になると材料の一部が溶けだす可能性があるそうです。
もし心配な人は、紙コップの中にベーキングカップを入れて作ってみてください。
90mlくらいの、小さめの紙コップで作ってもかわいいです。
直接生地をいれるなら、スプーンやフォークで食べるといいですよ。
蒸しパンの容器にはシリコンが最適!!
シリコンは熱に強いので、形がくずれません。
薄い紙やアルミと併用してもいいですが、直接生地を入れてもうまく離れてくれますよ。
シリコンカップ
シリコンカップがたくさん売られてます。
丸型だけでなく、スクエア型もあります。
色も大きさも豊富にあるので、好きなものを選びましょう。
蒸しパンの容器としてだけでなく、お弁当のおかずを入れたり、オーブンでマフィンなどを焼くのに使ったり、いろいろな用途に使えるので便利ですね。
デザインも、カラフルで可愛いものが多かったですよ♪
シリコンモールド
シリコンモールドというのは、マフィン型などがいくつか連結しているものです。
単に丸い形だけでなく、四角いものや、キャラクターの顔、花など、いろいろなデザインがあるので子供達は喜んでくれるでしょう。
シリコンなので、蒸しパンを取り出すのも簡単です。
油を塗る必要はありません。
ただ、蒸し器やフライパンが丸いので、四角いシリコンモールドを使うと空間のロスになってしまいます。
そんな時は、シリコンカップの容器を使って隙間を利用しましょう。
蒸しパンの容器は他のもので代用できる?
蒸しパンを作るからと、何も新しいものを買い求めなければいけないわけではありません。
お弁当作り置き冷凍トレー
上の写真はお弁当作り置き冷凍トレーの8号サイズにベーキングカップをいれて、イチゴジャム入り蒸しパンを作ったものです。
表示を見ると、本体の耐熱温度は140度となっています。
ちょっと小さめですが、小さいお子さんのおやつにはぴったりだと思います。
それに、この商品は蓋つきなので保存に便利ですね。
最近は作り置きをされる方が増えているので、あなたもこういうトレーをお持ちではありませんか?
このようなトレーは蒸しパン作りに代用することもできますよ。
牛乳パック
牛乳パックの三角の注ぎ口のところを、ホチキスで止めます。
三角の部分が見えるところを上にして、三角に接する部分を除き、3辺をカッターで切ります。
切った面を底に押し下げれば、四角い型が出来上がります。
クッキングペーパーを敷いて生地を流し込めば、容器が作れます。
食器や保存容器
湯飲みやカレー皿、タッパーなどの保存容器なども、蒸しパンを作るのに代用できます。
その際、陶器は大丈夫ですが、プラスチック製品は必ず耐熱温度を確認して100度以上のものを使ってください。
実際、湯飲みにもタッパーにも生地を直接入れて試してみましたが、出来上がった蒸しパンが面白いように離れてくれます。
蒸しパンと容器の境目を少し押して空気を入れていくと、ほんとに、ポンッてとれますよ。
湯飲みは底の部分が滑らかで丸くて、とてもかわいい仕上がりになり、これはおススメです。
ジャム瓶
ジャム瓶も容器として代用できます。
生地を6分目までくらいにすると、ふたが使えるので保存に便利です。
ただ、開口部が小さいのは蒸しパンを取り出しにくいです。
直径5㎝以上のものがいいと思います。
蒸しパンを容器で作るときのコツは?
蒸しパンは、パウンドケーキやマフィンより簡単にできます。
材料もシンプルだし、応用もききます。
参考にしてみてくださいね♪
- 小麦粉と、水分や水分のあるものをほぼ同量にする
- 小麦粉100gに対しベーキングパウダーを3gほど入れる
- 牛乳や卵やサラダオイルを入れるとおいしくなる
- 水分のあるものを先に混ぜておき、小麦粉を最後に入れてだまがなくなる程度に混ぜる
- 蒸すときは強火で
- ホットケーキミックスを利用するとさらに簡単
- ジャムやドライフルーツをいれてもいい
- チーズやお漬物を刻んで入れるなど、甘くないものも作れる
【コツ1】としては、粉と同じくらいの水分を使うこと
パウンドケーキやマドレーヌは、あまり水分が多すぎると膨らみません。
洋酒などを加えるにしても、15%まででしょう。
でも、蒸しパンはバターなどの油脂類をあまり使わないし、蒸気で加熱するので水分を加える必要があります。
【コツ2】としては、粉を入れたらあまり混ぜすぎないこと
小麦粉には、グルテンというたんぱく質が含まれています。
これが水分とくっついて、粘り気を出してしまうのです。
なので、混ぜる必要のあるものは小麦粉を入れる前にしっかり混ぜておき、小麦粉を投入したらだまがなくなる程度に混ぜるようにします。
あまりぐるぐる混ぜてはいけません。
天ぷらを揚げるときも混ぜすぎないのがコツだということです。
【コツ3】としては、強火で蒸気をしっかりあてることです。
弱火だと膨らまず、ベチョッとした蒸しパンになります。
それから、コツというほどではありませんが、ベーキングパウダーが古いと膨らまないこともあるのでご注意ください。
マーマレードの蒸しパンです。
冷蔵庫に賞味期限の近づいたマーマレードがあったので入れてみたら、柑橘系の香りが際立っておいしかったです。
<材料>
- 小麦粉 100g
- マーマレード 50g
- 水 50g∼60g
- 砂糖 30g
- ベーキングパウダー 3g(小さじ1弱)
<作り方>
- 小麦粉、ベーキングパウダーを計って袋に入れ、振っておく
- 水、マーマレード、砂糖を計ってしっかり混ぜておく
- 蒸し器やフライパンに水(分量外)を入れ沸騰させておく
- 容器を準備する
- 2に1をいれ、だまが目立たない程度に混ぜる
- 容器にきじをいれる
- 蒸し器やフライパンに6を入れ、ふきんを当てて蓋をし強火で15分ほど蒸す
お砂糖や水の量は、お好みで増減してください。
水の代わりに、卵や牛乳を入れてもおいしいです。
レンジでチンしてもできますが、やはり蒸した方がふんわり感はあります。
その時、水滴が垂れないように蓋にふきんを当ててくださいね。
また、作った蒸しパンは冷凍保存できます。
ラップに包んでレンジで温めるか、保温中の炊飯ジャーに入れておくといいです。
材料費も、ほとんど気にならないくらい安いです。
寒い時期のおやつに、暖かい蒸しパンはいかがですか?
まとめ
- 100均で蒸しパンの容器を買うなら、ベーキングカップ、アルミカップ、マフィンカップ、ケーキ型、紙コップなどがある
- 素材が薄いものはシリコンカップなどと併用する
- シリコンカップ、シリコンモールドなら直接生地を入れて使える
- 100均で買わなくても、手持ちの作り置き用冷凍トレー、湯飲み、皿、ジャム瓶なども蒸しパンの容器として使える
- 蒸しパン作りのコツは、粉と同じくらいの水分を含むものを入れ、あまりまぜすぎないこと
- できれば蒸し器やフライパンで蒸気で作った方がふんわり仕上がる
蒸しパンは、味も自分好みで作れるし、時間もそんなにかかりません。
寒い季節に、熱々をたべるのもいいですね。
100均ではいろいろな種類の容器が売られていますが、家にあるもので代用することもできます。
材料費も安いです。
私は、蒸しパンをずいぶん身近に感じるようになりました。
皆さんも好みのアレンジ蒸しパンを作ってみませんか?