6ヶ月の離乳食の量は大さじで量ると手軽で便利!注意点も紹介

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5〜6ヶ月になると始まる離乳食。5ヶ月から離乳食を始めた場合、6ヶ月になると食べる量も少しずつ増えてくる時期ですよね。

育児本やネットの情報は、離乳食の量について“何グラム”と記載され、小さじや大さじの記載がない場合がほとんどです。

しかし、キッチンスケールを持っていない、持っていてもいちいち出して量るのが面倒くさい、というのがママの本音ですよね。

きっちりキッチンスケールで量っても、赤ちゃんが完食してくれるかも分からないし簡単に計量したい!と思ったあなた!

そんな時に便利で役に立つのが計量スプーンです。食べる量が増えてくる6ヶ月頃でも、グラムを小さじや大さじに置き換えることで、簡単に計量出来ちゃいます♪

グラムを大さじに置き換えるのは簡単に出来るので、さっそく紹介していきますね。

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6ヶ月の離乳食の量は大さじ何杯?

食べ物の密度によって重さが違うので、大さじ、小さじで量るのはあくまで目安です。

・15g=大さじ1

・5g=小さじ1

これを目安に離乳食の量を量ります。例えば、お粥の場合は大さじ3で大体45gほどになります。

この数字を覚えておけば簡単に量れそう!
炭水化物(お粥)ビタミン(野菜・果物)たんぱく質
1~2日目小さじ1
3~4日目小さじ2
5~6日目小さじ3
7~10日目小さじ4小さじ1
11~15日目小さじ5小さじ2小さじ1
16~25日目小さじ6小さじ3小さじ2
26~30日目大さじ2大さじ1小さじ3

6日間くらいはお粥のみを2日に1回、小さじ1ずつ増やしながらあげてみましょう。

7日目からは野菜も取り入れて、増やし方を4日に1回にしてゆるやかに増やしていきます。

そして、11日目からはたんぱく質も取り入れましょう。たんぱく質はアレルギーが出やすい食材も多くあるので焦らず進めていきましょうね。

最初は小さじのほうが少ない量も量れるので重宝しますが、徐々に大さじも活躍しますよ♪

6ヶ月の離乳食の炭水化物の量は小さじ1〜大さじ3

お粥から始め、慣れてきたら食パンや麺類なども小さじ1から試してみましょう。

  • 10倍粥、7倍粥
  • 食パン
  • うどん
  • そうめん
  • じゃがいも
  • さつまいも

これらが6ヶ月の離乳食でも食べられる炭水化物です。10倍粥を丁寧にすり潰してから裏ごします。慣れてきたら、少しずつ粒を荒くします。

6ヶ月の離乳食の野菜や果物の量は小さじ1〜大さじ1

1週間くらいかけてお粥に慣れてきたら野菜も取り入れてみましょう。

  • にんじん
  • かぼちゃ
  • トマト
  • ほうれん草
  • 玉ねぎ
  • きゃべつ
  • ブロッコリー
  • 大根
  • りんご
  • バナナ
  • いちご

これらが6ヶ月の離乳食で食べられる野菜と果物ですが、他にもあるので確認しながらあげてみましょう。

柔らかくゆでて、すり潰し、だし汁やおいしいエキスがでたゆで汁でゆるめると食べやすいです。

また、野菜の中でも甘みがあり食べやすい、にんじんやかぼちゃなどは初めての野菜に最適です♪初めての食材もどんどん取り入れながら、小さじ1から慣らしていきましょう。

6ヶ月の離乳食のたんぱく質の量は小さじ1〜大さじ1

お粥と野菜に慣れてきたら、たんぱく質に進みましょう♪

  • 白身魚(ひらめ、たいなど)
  • 赤身魚(まぐろ、かつおなど)
  • しらす
  • 卵黄
  • ヨーグルト
  • 豆腐

これらが6ヶ月で食べられるたんぱく質です。アレルギーが出にくい白身魚や、加熱してなめらかに裏ごしするだけで調理方法が簡単な豆腐が取り入れやすいです。

豆腐は裏ごしし、魚は柔らかくゆでてすり潰します。卵黄は固ゆでにしてすり潰しましょう。

また、たんぱく質は食材ごとにあげられる量が違います。

  • 魚 大さじ1杯弱~1杯(10〜15g)
  • 豆腐 大さじ2杯~3杯弱(30~40g)
  • 卵黄 大さじ1杯強(3分の1個)
  • 乳製品 大さじ3杯強~4杯半(50〜70g)

魚大さじ1杯弱+乳製品大さじ1杯など、うまく組み合わせてあげてみましょう♪

離乳食をあげる時の注意点

育児本やネットに記載されている離乳食の量は、食べなければいけない量ではないです。

赤ちゃんによって小食だったり、大食いだったり、好き嫌いがあったりするので、食べ具合いに合わせて調整しましょう。

初めて食べさせる食品は1日に1種類にして、小さじ1(卵は耳かき1さじ)から少しずつ増やしていきましょう。

また、大食いだからといってたんぱく質を目安量以上に与えるのは、内臓に負担がかかるため注意が必要です。量を増やす場合は、野菜などのビタミン・ミネラル類を増やします。

離乳食を食べ終わったら、アレルギーの有無や体調不良があるかもしれないので、赤ちゃんの身体やうんちを観察するのも大切です。

これらのことを意識して、赤ちゃんの様子を見ながら離乳食を進めていきましょう。

固さの目安はどのくらい?

5〜6ヶ月の離乳食初期は、なめらかにすり潰してヨーグルトのようなトロトロ状の固さが目安です。

水分が少ない食材は、だし汁や野菜のゆで汁などでゆるめましょう。

  • トロトロ状の食材を上手に飲み込める
  • 主食のお粥、野菜などのビタミン源、たんぱく質の3種類を食べられる

これに当てはまる場合は、少しずつ水分を減らしてドロドロ状にステップアップしましょう♪

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6ヶ月で離乳食を食べない場合はどうする?

結論から言うと、6ヶ月の時点で離乳食を食べない!と悩む必要はありません。

5~6ヶ月は離乳食初期のゴックン期といい、赤ちゃんが食べ物を上手にゴックンできるように練習する期間です。

栄養面も心配になりますが、離乳食から栄養をとっているわけではなく、母乳やミルクから摂取するので安心してくださいね。

なので、食べるというよりはスプーンに慣れる、母乳やミルク以外の味を覚えさせるのが目的なので食べないからといって心配する必要はないんです。

でも、せっせと頑張って作った離乳食。食べてくれないとショックですよね。赤ちゃんが食べない理由と、対処法を徹底解説します!

スプーンの形が合わない

スプーンは幅やくぼみの深さなどがそれぞれ異なります。なので、幅と深さに注意して選ぶようにしましょう。

赤ちゃんの口より幅が狭くてくぼみが浅いものがベストです!

例えば、大人でもスープスプーンのような幅広でくぼみが深いスプーンでは食事しづらいですよね。

そして、スプーンの素材が苦手と感じている場合もあります。

何種類か用意して、好きにスプーンを持たせてあげたり、お気に入りを探してあげるのもいいですね。

成長に合ったスプーンや、赤ちゃんのお気に入りのスプーンに変えるだけで、食べてくれることもありますよ。

かたさや大きさが適切じゃない

6ヶ月の赤ちゃんはまだ離乳食自体に慣れていないです。食材をなめらかに裏ごししたり、とろとろのポタージュ状にして飲み込みやすくしてあげましょう。

かたさも嚙まなくても飲み込めるくらいに柔らかく茹でて裏ごしをし、舌触りを良くします。

ある程度食べてくれるようになったら、トロトロ状からドロドロ状にして少しずつ水分を減らし、荒めにすり潰して食感を残して少しずつ慣れさせていきましょう!

トロトロ状やドロドロ状の舌触りが好みではなく、月齢が進んで固形物が食べられるようになってから食が進む子もいます。

しかし、6ヶ月の時点では段階を踏みながら焦らずにあげていきましょう!

温度が適温じゃない

赤ちゃんにとっては、母乳やミルクと同じ人肌くらいの温度がちょうどいい食べやすい温度です。

今まで人肌の温度の母乳やミルクしか口にしていない赤ちゃんは、いきなり温度が違うものが口に入るとビックリしてしまいます。

しかし、熱めや人肌よりぬるいのが好きという赤ちゃんもいます。

人肌の温度だと食べが悪いという場合は、少し熱めにしたり人肌よりも冷ましてみたり、温度を変えてみるのもいいかもしれせん。

やけどには十分に注意してくださいね。

レシピのマンネリ化

6ヶ月の離乳食は、食べられる食材を増やしていく段階なので使える食材が多くなく、レシピがマンネリ化しやすいです。

そんな時は同じ食材でも、だし汁や野菜スープで風味に変化を持たせるのがおすすめですよ!

じゃがいもとにんじんでポテトサラダ風、しらすとほうれん草で和え物風など、食材を混ぜて味に変化を持たせるのもいいですね。

あとは、ベビーフードに頼ってみるのもいいです。ベビーフードは種類も豊富で、大人でも食べてみたい!と思うようなメニューがたくさんありますよ♪

食事を楽しい時間にする

食べないときに、「もう少し食べようね〜」なんて無理に食べさせるのはNGです!

大人でも、気分が乗らないときに無理やり食事するのはつらいですよね。赤ちゃんも同じです。

どうしても食べないようならおしまいにして、母乳やミルクで済ませちゃうのも有りです。

少しでも食べられたらたくさん褒めて食べる意欲を引き出し、食事を楽しい時間にしましょう♪

何度も言うように、6ヶ月の赤ちゃんは母乳やミルクから栄養をとっているし、食べる練習の段階なので、離乳食を食べなくても問題ありません。

育児書通りに!と神経質にならずに、食べる練習頑張ってるね♪えらいね♪くらいの気持ちでドンと構えてあげましょうね。

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6ヶ月の離乳食の量は2回食になったら注意が必要!

5ヶ月から離乳食を始めて1ヶ月たった赤ちゃんは、6ヶ月では2回食にステップアップできる時期です。

  • トロトロ状の離乳食を上手にゴックンできている
  • 炭水化物、野菜や果物、たんぱく質を機嫌よく食べられる
  • 1日1回の離乳食を喜んで食べている

これに当てはまれば2回食にステップアップするサイン。

6ヶ月になったから、離乳食を始めて1ヶ月たったから、といった理由で2回食にするのではなく、赤ちゃんの様子をよく見てステップアップしていきましょう♪

2回食の量や進め方

2回食で気を付けなくてはならないのは、急に量を増やさないということです!

まだ6ヶ月の赤ちゃんは内臓が未熟なので、急に量を増やすとお腹がビックリして体調不良の原因になるので、2回食の2回目の量は1回目より少なめにします。

例えば、1回目はこれまでと同量、2回目は1回目の1/4の量に調整します。

赤ちゃんの体調と食べ具合を見て少しずつ増やしていきましょう。

また、トロトロのポタージュ状から、ドロドロのペースト状へ変えていきましょう。

2回食の1日のスケジュール

2回食になったら、午前と午後に1回ずつ赤ちゃんの負担にならないように最低4時間は間隔をあけてあげましょう。

【2回食のスケジュール例】

10:00 離乳食1回目

14:00または18:00 離乳食2回目

【午前中に外出するときのスケジュール】

 7:00  離乳食1回目

16:30  離乳食2回目

私の場合は、午前中に外出するときには早い時間に離乳食1回目を済ませていました。

初めて食べる食材は、アレルギーが出ることも考えて、小児科の診察時間内に赤ちゃんの体調がよくて機嫌がいいときにしましょう。

診察時間を確認してからスケジュールを決めるのがおすすめです。

まとめ

  • 6ヶ月の離乳食の量はグラムを大さじに置き換えて量ると時短で便利
  • 6ヶ月で離乳食の食べが悪くても、食べる練習の段階なので問題なし
  • 2回食の2回目の量は1回目の1/4にして少しずつ増やしていく
  • 初めてあげる食材は小児科の診察時間内で赤ちゃんの体調がいい時にする

生後5〜6ヶ月になると始まる離乳食は、小さじ1から大さじに少しずつ増やしていきますが、赤ちゃんによって進み具合はそれぞれ。

食べてくれないと離乳が進まず気持ちが焦り、たくさん食べてくれる場合でも消化不良など体調不良の心配もあり、そのうえ慣れない離乳食づくりでママの悩みは尽きませんよね。

量を大さじで量ることで、キッチンスケールを出す手間を省き、軽量のハードルが下がります。ベビーフードを取り入れるのもいいですね。

離乳食の短い期間のゴックン期、力を抜きながら赤ちゃんと離乳食タイムを楽しみましょうね♪