遠距離からの同棲は覚悟が必要?結婚前提?結婚しないのはあり?

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そばにいてほしい時に会えない、相手が辛い時にそばにいてあげられない、遠距離恋愛は辛いですよね。

お互いを必要とする恋人同士にとって、同棲はそれを解決する唯一の手段です。

でも、いざ同棲となると不安がよぎりませんか?

「同棲と仕事、どちらか選ばなきゃいけないのかな?」

「これって結婚ってことかな?」

遠距離からの同棲に踏み切るには、覚悟が必要です。

仕事はどうしたいのか、結婚はどうしたいのか、まずは自分の気持ちにとことん向き合ってみましょう。その上で、相手とも向き合って二人で歩く道をひとつずつ決めていきましょう。 

その覚悟がないままに見切り発車で遠距離から同棲すると、最悪の場合は相手も仕事も失いかねません。

さぁ、この記事を読みすすめながらあなたの覚悟をひとつずつ決めていきましょう!

遠距離からの同棲は覚悟が必要なの?

遠距離からの同棲は、いくつかの覚悟が必要です。

遠距離でなかなか会えない辛さから解放される嬉しさで、よくよく考えもせずに同棲生活をスタートさせると後悔するかもしれません。

あなたの未来のために、ひとつずつしっかり覚悟を決めていきましょう!

生活が一変する覚悟

遠距離からの同棲がスタートするということは、大きなリスク覚悟で自らの生活環境を変えるということです。

どちらかの住んでいる地域で、二人で同棲生活をスタートさせるケースがほとんどでしょう。

転居してくる側は、仕事を辞めてきたのではないですか?

えんもゆかりもない土地での生活を、同棲のために始めてくれるのではないですか?

転居してくる側は、引っ越しの手続きや仕事のことなど、大きな決断を重ねて同棲生活をスタートする場合がほとんどです。

迎える側も、相手の決断や不安、労力を思いやり一緒に生活を築いていく覚悟を持ちましょう。

お互いのお金事情に向き合う覚悟

お互いのお金事情に、しっかり向き合う覚悟も必要です。

お互いの収支を全て把握する必要はありませんが、家賃や光熱費、食費などの分担について、しっかり話し合っていきましょう。

一度話し合って決めたからOKではなく、お互いの状況に応じて、常に相談しあえる関係が必要です。

お互いの生活リズムに向き合う覚悟

今までは会う約束をして、お互いの都合が合う限られた時間しか一緒にいることがなかったでしょう。

その限られた時間は、二人がお互いのために作った、いわば特別な時間であったはずです。

でも、これからは約束をしなくても家に帰れば会うことができます。

それが二人の望みであったはずですが、ここを覚悟のないままに生活をスタートさせてしまうと「あれ?」となってしまうかもしれませんよ。

「一緒にいられる!」と思い描いて始めた同棲生活だったのに、お互いの出社時間や帰宅時間、休日もバラバラで、寝顔しかみられないかもしれません。

毎日のことなので、お互いの生活リズムを尊重し、必要な時はちゃんと話し合う覚悟が必要です。

お互いの家事分担に向き合う覚悟

同棲生活が始まると、何のルールもないままになんとなくどちらか(特に女性)に家事負担が多くなる傾向があります。

最初は二人の生活に舞い上がって嬉しくてやっていた家事も、毎日のこととなると不満が出るものです。

特に、実家暮らしから同棲を始めると、今まで親がやってくれていた家事の多さに面食らって参ってしまう場合もあります。

ゴミ捨て、食事の支度、食器洗い、洗濯、掃除などなど思いつく限りの家事を挙げて、分担を話し合っておきましょう。

これも「役割分担したからOK」ではなく、定期的に分担を見直し話し合っていくことが大切です。

お互いに苦手な家事を助け合ったり、仕事の都合で相手が出来ない時は協力し合ったりすることが大切です。

例え相手の分担の家事であっても、あなたが住んでいる家の「家事」なのです。

お互いに「自分のこと」として家事を捉える覚悟をもちましょう。

お互いの短所に向き合う覚悟

これは事前に内容がわからないことが大半です。「見えなかった部分もみえてくる」覚悟をあなたの心に刻みましょう。

同じ家で生活することで、相手の今まで見えなかった面を沢山知ることになるはずです。

知ったことで、相手に対しての愛情がさらに深まることもあるでしょう。反面、がっかりするような面を知ってしまうかもしれません。

それは「靴下を脱ぎっぱなしにする」「ごみをごみ箱に捨てない」「食べた後の食器を片付けない」などの生活習慣に関することかもしれません。

または「テレビを見ながら聞いたこともないような暴言を吐いていた」などの、残念な性格の一面かもしれません。

見えない部分がみえてくるのは同棲の大きなメリットです。将来的に結婚するのであれば、遅かれ早かれ必ず知ることになります。

どうしても受け入れがたい一面を持った相手であれば、結婚前にそれを知ることができます。それくらい、一緒に暮らすことでいろいろなことがみえてくるものです。

私も同棲経験がありますが、生活当初にいろいろな価値観の違いに面食らった経験があります。

私は割と家事ざっくり派で、掃除は気になった時に気のすむまでやるタイプです。

賞味期限はたいして気にしませんし、白米は多めに炊いて冷凍、食べるときに一食ずつチンします。

相手は家事しっかり派で、掃除は決めた日に決めた箇所を淡々とします。

賞味期限が一日でも過ぎたら絶対に口にしません。ご飯はその都度炊いて、冷凍ご飯は食べたくないそうです。

当初はなかなかおりあいがつかず、時には喧嘩の原因にもなってしまったほどです。

私は「こんなに神経質な人だったとは」と驚きました。向こうも「こんなにいい加減な人だったとは」と思っていたことでしょう。

生活習慣や価値観の違い、意外な一面を見て驚いたりがっかりしたりすることは、お互いに必ずでてくるものです。

恋人の短所を知る覚悟、あなたにはありますか?

別れもあるかもしれない覚悟

同棲して待っているのは、そのまま同棲(または結婚)生活が続いていくか、別れかのどちらかです。

同棲生活を始めるにあたって、引っ越しや転職など大きなハードルがあればあるほど、別れた時のダメージは大きくなります。

「どうせ別れるんだったら同棲なんかしなきゃよかった」と後悔しても後の祭りです。別れで最悪のパターンとして考えられるのは、恋人、家、仕事の全てを同時に失うケースです。

その可能性は、同棲をする以上はゼロではないのです。それでも同棲をする覚悟があるのか、あなた自身にしっかりと問いかけましょう。

遠距離から同棲は結婚前提と決まっている?

遠距離からの同棲は、結婚前提とは決まっていません。結婚前提の同棲なのかどうかは二人で決めることです。

ただし、一般的に適齢期の二人が遠距離からの同棲を始めると、周囲が「結婚前提なのだな」と認識しがちです。

適齢期ということもありますし、遠距離からの同棲はどちらかが生活の基盤を大きく変える、文字通りに大変なことだからです。

それだけのハードルを乗り越えて始める同棲は「結婚の前段階」と捉えられがちです。

あなた自身は「ただ一緒にいたいから」という理由で、具体的に結婚までを考えていない同棲でも、相手はそう捉えていないかもしれません。

そこに相手の周囲の人が「もう結婚だね、おめでとう!」などと早合点し、相手の気持ちをさらに盛り上げてしまう可能性もあります。

結婚に対する認識のズレは、後々相手との気持ちの溝を生みかねない大きなリスクをはらんでいます。

逆の場合もあるでしょう。あなたは結婚のプレセレモニーとして同棲を考えていたとしても、相手は結婚とは切り離して考えているかもしれません。

結婚に対する考え方をしっかり話し合っておくことで、不安の少ない同棲生活をスタートすることができるでしょう。

遠距離からの同棲のリスクはあるの?

遠距離から同棲するリスクは、大きくわけて3つあります。

先ほどの覚悟と重複する部分もありますが、しっかり自分と向き合い、リスクを確認していきましょう。

転職するリスク

遠距離から同棲した場合、転職を伴うケースも多いでしょう。

転居先によっては思うように就職先が見つからず、今までは正社員だったのにパート契約でしか就職口が見つからないパターンも考えられます。

正社員であっても、希望する職種でないケースもあるでしょう。また、希望通りの就職先がみつかったとしても、実際に働いてみなければわからないこともたくさんあります。

今まで働いてきた会社やそこでのキャリアを捨てることは、あなたにとって本当に納得のいく決断でしょうか。

あなた自身にとっての優先順位や、ほかに方法がないかを充分に考えましょう。

恋人と別れるリスク

同棲がうまくいかず、結果別れることになった場合は他のカップルよりも面倒です。

転居して始めた同棲生活、解消するには再び転居が必要なケースがほとんどでしょう。

同棲の為に転職した場合は、同棲解消後もその職を続けるのかどうか決断しなくてはなりません。

二人の生活のためにその土地で得た職、別れた後も続けるということはその土地に残ることになるからです。

同棲前が実家暮らしであれば、すぐに別れた後の家探しは解決しますが、職は新たに探すか同棲前の職場に戻れるか交渉が必要かもしれません。

お金が減るリスク

遠距離から同棲生活をスタートさせるには、新たな住居を用意するなどの資金が必要になります。

同棲生活のために、どちらかが転職した場合、就職活動が思うようにいかずに給与が下がったケースも多く聞かれます。

また、同棲前は実家暮らしだった場合は貯金できる額が目減りするなどのリスクもあります。

同棲を始めるタイミングは今がいいのか、結婚ではなく同棲がいいのかなど、しっかり話し合っておくといいでしょう。

遠距離からの同棲で仕事辞めるのが抵抗ある場合

遠距離からの同棲で引っ越すけれど、仕事辞めることに抵抗がある場合もあるでしょう。

「仕事辞めるのはいや!」そんなあなたは、まずは勤務先の上司に相談してみましょう。

全国展開の会社であれば、転勤できるケースもあります。また、遠距離でも在宅勤務という選択肢があるかもしれません。

同棲先で新しい仕事を探す楽しみもありますが、新しい土地に、新しい生活スタイル、そして就職活動は想像以上に大変なこともあるでしょう。

遠距離からの同棲で今の仕事辞めるのに抵抗があると思うあなたの気持ちは、勤務先の人にも伝わるはずです。

まずは、相談してなんとか続けられる道を探してみましょう。

転勤や、在宅勤務が難しい会社の場合でも「いつでも戻っておいで」という言葉を頂けるかもしれませんよ。

まとめ

  • 遠距離からの同棲には覚悟が必要
  • 遠距離からの同棲には生活を変える覚悟や相手の短所を知る覚悟が必要
  • 遠距離からの同棲は結婚前提ではないが相手とちゃんと結婚について話し合うことが大切
  • 遠距離からの同棲のリスクは大きくわけて3つある
  • 遠距離からの同棲で仕事を辞めたくない場合はまず勤務先の上司に相談してみる

同棲生活は確かにリスクや不安も大きいですが、相手を知りお互いの信頼と愛情を深めることができます。

相手を思う気持ちを大切に、多少の短所はお互い受け入れ合うことも大切です。

いろいろな覚悟の話をしましたが、結局は自分にとって相手をどれだけ大切に思えるかの覚悟ひとつにつきます。

お互いにその覚悟があれば、二人で協力して思い合い、二人らしい生活を楽しく築いていけるはずですよ♪