あなたの周りに舌をいろんな形に変える事ができる人はいますか?
Uの字、半分折り、180度ひねる、クローバーなどいろいろな形ができる人がいますよね?
クローバーの形というのは、舌先を変化させて三つ葉のクローバーのように三分割するということです。
クローバーの形は見た目が複雑そうで、できたらちょっと自慢できそうです。でも、やり方って誰も教えてくれないですよね?
親はできないけど私でもできる?
舌を色んな形にできるかは、遺伝が関係していると思っていませんか?
最近の研究によって、舌をクローバーなどの色んな形にできるかどうかは、遺伝が関係していないことが分かってきました。
自分なりに練習をしてみたけどできなかったあなたや、今まで練習のやり方が分からなかったあなたが読んだら、今度こそ上手くできるやり方が見つかるかもしれませんね。
舌クローバーのやり方とは!?ほかの技も紹介
クローバーのやり方を習得するには、まず習得しなければならない技があります。
舌を「Uの字」にする技で、「舌ロール」「タコス」「ループ」とも呼ばれているそうです。
たまにできている人を見かけますが、そんな名前がついているなんて私は初めて知りました。舌を筒状に丸めるやり方は、できる人が多いのではないでしょうか。
クローバーの形は、この形から始めるのでまずはこの形ができるまでやってみましょう。
まずは舌ロールから始めよう!
クローバーの形が作れるように、まず舌ロールのやり方を紹介します。
- 唇を「Oの形」にして、舌を「Uの形」にする(この時、舌の真ん中を下げることを意識する)
- 舌の両側が上がるので、上あごを下げて舌の両側を上の歯につけたまま舌を唇から突き出す
難しい時は、舌の両側を指で支えるようにしてみましょう。指を使わずにできるまでやってみてください。
あなたはできましたか?すぐにできないとは思いますが、指で支えて舌に形を覚えさせることが重要だそうです。
舌クローバーのやり方!
次に、クローバーの形にするやり方です。複雑そうに見えますが、指を当てて舌に形を覚えさせてみましょう。
- 舌ロールの状態で舌先を口の中に引く
- 舌裏を下唇の内側に押しあてながら、指を2本使ってへこませたい部分に当てる
唇を左右に大きく広げると、舌が見やすいと思います。あなたのやりやすいやり方でやってみてくださいね。
ほかにもこんな技がある!
いろいろな舌の技ができると、友達に自慢できたり、特技の欄に書けたりするかもしれませんよね♪
ほかにも舌の色んな技がありますので、いくつか紹介しますね。
はじめに、舌を半分に折り曲げる方法をご紹介します。これなら初心者でもできそうですね!
<舌を半分に折り曲げる>
- 口を開けて、舌先を上あごにつける
- そのままの状態で下あごを少し閉じる
- 舌の裏側が見える状態になっていればOK
次に、舌を180度ひねる方法をご紹介します。なかなか舌をひねるのも難しいですよね。
<舌を180度ひねる>
- 時計回りまたは反時計回りのどちらかに、指で舌をつまんで裏返す
- 舌を下の歯に押し当てながら上の歯で押さえる(舌の裏側が見えていればOK)
続けて、スプリットタンに見える技をご紹介します。
スプリットタンというのは、舌先が2つに割れている舌の事です。
舌先が割れていなくても、そう見えるようにできるやり方があるんですよ!
<スプリットタンに見える技>
- 舌を平らにして、唇から少し突き出す
- 舌先を上の歯の裏に当てながら、指で舌の真ん中を抑える
- 舌の真ん中を抑えると、両側が前に折る
- 唇を少し閉じると完成
私の場合、「舌を半分に折り曲げる」技は簡単でした。特に意識しなくてもできました。
ですが、「舌を180度ひねる」「スプリットタンに見える技」は何回やってみてもできませんでした。
舌をクローバーにできるのは遺伝が関係してる!?
両親ができないから、遺伝で私もできないのかな?
遺伝が大きく関係していると考える人が多いと思います。実際に以前はそう考えられていました。
ですが、近年の研究結果によってそうではないことが明らかになっているそうです。今までの研究者達の発表には以下の内容もありました。
- 一卵性双生児と二卵性双生児で調べたところ、それぞれの双子で舌をクローバーの形にできる確率が同じであり、遺伝は関係しないことが分かった
- また、二卵性双生児の例では、一人ができたがもう一人ができなかった
一卵性の双子でも二卵性の双子でも、できる人とできない人の確率が同じだという結果は面白いですね!
双子での研究結果があるなら「三つ子、五つ子の場合は?」または「大家族で調べたらどうなるの?」など興味がわいてしまいました。
それから、私は、舌をクローバーの形にできる人達の舌の長さや幅の大きさなどを計測したら、できる人たちの傾向が分かるのではないかなどと、学者でもないのに考えてしまいました。
いろいろと可能性を考えてみるのも楽しいですよね♪
気になったあなたは、周りに調査できる人がいたら調べてみてくださいね。
舌をクローバーにできる確率は?
記事の前半でもお伝えした通り、舌を丸められるかは遺伝は関係ないことが分かり、練習を積み重ねれば習得できることが分かってきました。
人口の65~81%の人は、「自分の舌を巻いて丸めることができる」確率があると言われています。
舌を巻いて丸めることができるのは、もっと高い確率だと思っていたので、意外と少なくて驚きました!
その中でも、クローバーの形にできる人の確率は分かっていませんが、きっとこの舌を丸めることができる確率よりも低いですよね。
ただ、舌を丸めることを練習すればできるように、クローバーの形にするやり方をしっかり知って練習を積み重ねれば習得できるかもしれませんね。
クローバーの形にできる人はなかなかいないので、できたら友達に自慢したくなりますね♪
舌をクローバーにできる割合に男女差はある?
では、舌を丸めることができる人の中でも男女の割合に差はあるのでしょうか?
また、クローバーの形にできる人に男女で差はあるのでしょうか?
ヘルナンデスという学者は、舌を丸めることができる人が男性で63.7%、女性で66.84%であることを発見しました。
この事から舌を丸めることができるのは、女性のほうが男性より多いことが分かります。
しかし、残念ながら舌をクローバーの形にできるかどうかの男女の割合は分かっていません。
女性の方が舌を丸められる割合が高いことから考えると、クローバーの形にできる割合も女性の方が高いのではないでしょうか?
舌を丸められる割合に、なぜ男女でこんなに差があるのか不思議ですね。
まとめ
- クローバーの形にできるかは練習の積み重ね
- 舌を丸められるかに遺伝は関係ない
- 舌を丸められる人の確率は65~81%
- 舌を丸められる人の男女の割合は、女性の方が多い
やり方次第で技は習得できると言いましたが、中には舌の大きさや長さによっていくらやり方を知っていてもできない人もいるようです。
周りの人はできているのに、自分だけができないとなんだか悔しいですよね。
私は、舌を半分に折ることで精一杯でした。まずは「舌ロール」から練習して、いつかクローバーの形ができたらいいなと思います。
周りにクローバーの形にできる人がいたら、その人のやり方を教えてもらうのもいいかもしれませんね。