あなたは、「キャラ弁」を作ったことがありますか?
私はありません。なんせ私は、超が付くほど不器用でセンスもないのです…。
不器用だけど、キャラ弁を作って子供を喜ばせたい!
そんな私のような願望をもつあなたに朗報です!
オブラートアートを使えば、材料を切り貼りするよりも、断然簡単にキャラ弁が作れますよ!
オブラートアートとは、食紅やフードペンでオブラートに絵を描き、それを色々な食品に転写するというものです。
オブラートアートの材料はどこで手に入るの?
このオブラートアートは、ほとんど100均の材料でできちゃうんです!
100均で手に入るなんて、価格も安いし嬉しいですよね。
そんな100均で手頃に購入できる材料を使ったオブラートアートで、可愛いキャラ弁を作ってみましょう♪
オブラートアートは100均に材料がある!
オブラートアートに必要な道具や材料は、基本的に100均で手に入ります。
どのような材料が必要なのか見ていきますね。
【オブラートアートの材料】
- オブラート
- 食紅と細めの筆 or フードペン
- 透明な下敷き
- クリアファイル
筆はネイルアート用のものを選ぶと、細い線で自由自在にリアルなイラストを描けます。
しかし、不器用さんだと筆の扱いは難しいですよね…。それに、食紅を水に溶かしたり、何度もインクをつけて塗るという手間がかかります。
そこでおすすめなのが、「フードペン」です!
フードペンとは、その名の通り食べても問題ない食用のペンです。
普通のペンと同じように描くことができるので、私のような不器用さんはもちろん、小さなお子様にもおすすめです。
そんな便利なフードペンですが、残念ながら、100均でフードペンが売っているという情報はありませんでした。
フードペンは、通販やキッチン用品専門店、雑貨屋さんなどで買えるそうです。
このフードペンはペンの部分と筆の部分があるので、色塗りをしたいときや細かい線を書きたいときで使い分けられるのが嬉しいですね!
その他の道具は、100均で揃えて、フードペンだけは通販で買うというのもありかなと思います。
このフードペンは、キャラ弁作りにも使用できますが、誕生日などのイベントでもお菓子に絵をかいたり文字を書いたりすることもできるので便利ですよね♪
オブラートアートのコツや作り方は?
購入するものは分かったけど、どうやってオブラートアートを作るのか分からないですよね。
それでは、実際のオブラートアートのコツと作り方を説明していきます!
まず、手順は以下の通りです。参考にしてみてください。
<手順>
- 転写したい絵をオブラートに書き写す
- 乾かしたらクリアファイルに挟み、重しを乗せておく
- 転写する食品にオブラートをのせる
オブラートアートは、意外と簡単そうですよね♪私もできそうです!
それぞれの手順を少し詳しく見ていくのと一緒に、コツをご紹介していきます。
転写したい絵をオブラートに書き写す
転写したい絵(液晶画面、写真でもOK!)に透明な下敷きやラップなどを乗せ、オブラートのつるつるした面を上にして、線をなぞってオブラートに書き写します。
コツとしては、下敷きをティッシュや布でこすると、静電気でオブラートが密着して描きやすくなりますよ。
そして、なぞるときは、輪郭の部分からなぞっていくのが上手くできるポイントです♪
フードペンを使う場合は、そのまま描き進めていきましょう!
食紅と筆を使う場合は、極少量の水で食紅を溶いて、筆に馴染ませてから使ってください。
その際、オブラートはとても薄く、何度も同じ場所をなぞると破れてしまいますので注意してくださいね。
オブラートを破かないようにするのは大変ですが、それさえ気を付ければ簡単に可愛いイラストを描くことが出来そうですね♪
重しを乗せてしわを伸ばす
なぞり終わったオブラートは、数分置いて乾かし、インクを乾かします。
インクが完全に乾いたら、クリアファイルやサランラップに挟み、上に本などの重しを乗せます。
クリアファイルを使用する場合は、清潔にしておくと安心して食品に使うことができますね!
そこへ本などの重しを乗せることで、縮んでしわしわになっていたオブラートがきれいに伸びますよ。
転写する食品にオブラートをのせる
転写したい食品にオブラートを貼り付けていきます!
食品に水分が少ない場合はくっつきにくいので、霧吹き等で水を吹きかけてからオブラートをのせてください。
この時、オブラートは水分に触れると丸まってしまうので、真上から四隅を同時に下ろす感じで一気に乗せるのがコツです!
オブラートをのせたあと、空気を抜くように優しくたたくときれいに貼ることができますよ。
乗せやすい食品とそうでないものがあるので、失敗しても落ち込まないようにしましょう!
私が乗せやすいと思う食品は、スライスチーズです。表面が平らなものがやはり乗せやすいのかなという印象です。
スライスチーズの上からであれば、オブラートが破れにくくなるので、貼り付けた後でも色をしっかり塗ることができるのでオススメですよ。
オブラートアートは保存もできる!作り置きも
お弁当に使おうと思っていたオブラートアートが余ってしまった…。
元々の予想に反して、オブラートアートが余ってしまうことがありますよね。
そんな余ってしまったオブラートアートですが、数日間なら保存ができますよ!
気になる保存方法についてもご紹介していきます。
オブラートアートは数日間保存できる!
オブラートアートは、数日間なら保存が可能です。
気になる保存方法は、作ったオブラートアートをクッキングシートに挟んで、消毒したクリアファイルに入れるだけ。
簡単ですよね♪忙しい朝でも、保存方法が難しいからと言って捨てずに済みそうです。
保存場所は、冷蔵庫ではなく常温で保存しましょう。
冷蔵庫で保存すると、冷蔵庫から出したときに空気中の水分を吸ってしまい、だめになってしまうようです。
ただ、冷蔵庫の外で保管する際も、乾燥するとパリパリになって破れてしまいます。
そのため、常温で数日から長くても1~2週間を目安に使用しましょう。
空き時間にいくつか作ってファイルに挟んで保存しておくと、とっても便利です!
オブラートアートをのせるだけで、立派なキャラ弁になるので、忙しい朝の強い味方になりますね♪
作り置きにもオススメ!
オブラートアートは、数日間保存できるというだけでも嬉しいですよね♪
そして、その数日間保存できるという特性を活かして、作り置きをしておくのもオススメですよ!
作り置きもできるのは、忙しい朝に助かる以外にも嬉しいことがあるのです。
どんな嬉しいことがあるのか、紹介していきますね!
<お子様が描いたイラストを使うことができる>
オブラートアートは、お絵かき感覚で描くことができるので、お子様が自分で好きな絵を描いて貼り付けることも可能です。
自分が描いた絵がお弁当になるなんて、お子様が喜ぶこと間違いなしですね!
お弁当だけでなくお菓子に乗せることもできるので、クッキーなどへお子様が描いた絵を貼って友達や、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントをしたらきっと喜ばれますよ♪
<難しい絵柄にも挑戦できる>
書き写すだけなので、だれでも簡単にクオリティーの高いキャラ弁を作ることができますが、それでも失敗することもあり得ますよね…。
ただでさえ忙しい朝に、やり直しなんてできないので、ついつい簡単なものばかりになってしまいそう。
しかし、オブラートアートはこのように保存ができるので、前日までに用意しておけばOKです!
お子様にアニメのキャラクターなど、難しい絵柄をリクエストされても楽勝ですね。
オブラートアートはラテやクッキーにも使える!
オブラートアートの使い道は、もちろんキャラ弁だけではありません。
先ほどもお伝えしましたが、ラテアートやクッキーにも使えるんですよ♪オススメの活用方法をご紹介します!
ラテアート
素人にはできそうにないラテアートも、オブラートアートを使えば簡単にできちゃいます。
やり方は、カフェラテをつくって、その上にオブラートアートをそっと乗せるだけなので、とっても簡単ですよね♪
お子様には、ホットミルクの上に乗せても喜んでくれること間違いなしですよ。
ただし、オブラートは湯気でも溶けてしまうので、熱いものに近づけるとふやけてだめになってしまいます。
そのため、熱いものに転写したい場合は、湯気が出ないくらいに冷めてからにしてくださいね!
クッキー
お菓子作りをするあなたには、こちらもオススメです。
クッキーを焼く前に、ハケで牛乳を薄く塗ってオブラートを乗せるだけで、まるで売り物のようなクッキーができちゃいます!
アイシングクッキーもかわいくて人気ですが、不器用さんにはちょっと難しいですよね。材料も専門的なものが多く、ハードルが高いです。
オブラートアートなら手軽な材料で簡単にできるため、とってもおすすめです!
また、アイシングクッキーは卵白を使いますが、オブラートの成分はデンプンだけなので、卵アレルギーの場合にも安心ですよ。
トースト
そして、オブラートアートは、トーストに乗せてもかわいいんです!
乗せた後に、水をいれた霧吹きでスプレーして密着させると浮かずにきれいに仕上がりますよ。
朝ご飯で食べるトーストも、ウキウキした気持ちで食べることができるので嬉しいですよね♪
お子様が朝食を食べてくれないという場合でも、楽しく食べてくれるようになるのではないでしょうか?
サラダ
サラダにオブラートアートってどうやって乗せるのか気になりませんか?
どうやって食べるのか、パッと聞くと分かりませんよね。
サラダにオブラートアートを使うときは、スライスチーズにオブラートアートをしたあと、サラダに乗せてみるのがオススメです!
好きなキャラクターの絵を乗せれば、野菜嫌いのお子様が野菜を食べるきっかけになるかもしれませんね!
まとめ
- オブラートアートの道具や材料は、基本的に100均で揃えられる
- 誰でも簡単に描けるフードペンは通販やキッチン用品店で購入できる
- オブラートアートは不器用さんや子供でも簡単にできる
- オブラートアートは保存可能。つくりおきしておけば忙しい朝の味方になる!
- オブラートアートはキャラ弁だけでなく、カフェラテなど様々な食材に活用できる
誰でも簡単にできるオブラートアートは100均に売っているものでできるのは嬉しいですね。
超不器用な私でも、これならかわいいキャラ弁がつくれそうです!
「不器用だから…」と今まで諦めていたあなたも、100均で購入して作ったオブラートアートを使って、キャラ弁を作ってみてくださいね。