
寝る前にココアを飲むとリラックスできて、ダイエットにもいいみたいよ!

そうなんだ。でもココアってカロリー高そうだし、寝る前に飲んだら太るんじゃない?
ココアって飲むだけでホッと落ち着くので、寝る前に飲むとリラックスしてぐっすり眠れる効果があると人気があります。
でも、カフェインがあるし、甘さとコクもあるので寝る前に飲むと太るというイメージがありますよね。実は私もそう思っていた一人なんです。
もちろん、カロリーが高いので夜に飲むと太る原因になります。
しかし、実は栄養価がとても高い食品なので飲み方しだいでダイエット・安眠・美容効果が期待できるんです。
この記事では、寝る前のココアは本当に太るのか?実はこんな効果があった!など、寝る前のココアの正しい情報や注意点を紹介しています。
寝る前のココアは太る?実はダイエットに効果あり!
濃厚な甘さとコクのある美味しいココアを寝る前に飲むと、太ると思ってしまいますよね。それでは、実際に寝る前のココアは太るのでしょうか、痩せるのでしょうか?
結論は、寝る前のココアは飲み方次第でダイエットに効果的なんです。
ここでは、ココアに含まれる成分が、太るのを抑えてくれる驚きの効果やおすすめの飲み方を紹介しますね。
おすすめは純ココア

寝る前のココアは栄養価が高く、ダイエット効果もあるってわかったので安心して飲めて嬉しいわ!
ただし、どんなココアでも良いというわけではありません。寝る前に飲むと「太るココア」と「痩せるココア」があります。
太るココアと痩せるココアが存在するなんて、同じココアなのになんだか不思議ですよね。
太るココアと呼ばれているのもが、糖分が入っており、甘くおいしい調整ココアです。
まずは、代表的なココアのカロリーを比較したので見てみましょう。
森永ココア | カロリー | 糖質 |
純ココア(5g/1杯あたり) | 18kcal | 0.7g |
調整ココア(20g/1杯あたり) | 77kcal | 13.8g |
この表を見ると、「太るココア」とは砂糖やミルクが入っている「調整ココア」、「痩せるココア」とは「純ココア」ということがわかりますね。
「調整ココア」にも高い栄養価はありますが、糖分と乳製品がたっぷり入っていてカロリーが高いので、寝る前に飲むと太る原因になります。
「純ココア」はトリプトファンの含有量がとても高く、寝ている間に脂肪燃焼を促進してくれるため寝る前に飲むと痩せる効果が期待できるんです。
ですので、寝る前のココアは「純ココア」がおすすめなんです。
寝る前のココアのダイエット効果を紹介
ここでは、ココアには高い栄養成分が含まれているので、それを踏まえたうえでダイエット効果について紹介しています。
ココアに含まれるダイエット効果がある成分とその働きを、下記に紹介しますね。
では、それぞれの成分がどのような働きでダイエット効果があるのかを説明していきます。
【テオブロミン・・・食欲を抑える】
脳内の幸福ホルモン「セロトニン」を刺激し、食べたいのに食べられない!という大きなストレスを抑え、太る原因である暴飲暴食を防ぐ効果があります。
ただし、食欲を抑制してくれるからと言ってもココアにはカロリーがあるため、太るのが気になる場合は飲みすぎに注意してくださいね。
【テオブロミン・・・ストレス解消・リラックス効果】
自律神経に働きかけてストレスの緩和に効果があるので、純ココアを飲むことで、より多くのテオブロミンを摂取できます。
気持ちがリラックスするとストレス解消になり、暴飲暴食を防いだり、おやつの量が減ったりするのでダイエット効果があって嬉しいですね。
【カカオポリフェノール・・・脂肪燃焼・新陳代謝を良くする】
血中の善玉コレステロール値を上げて血行を良くします。これによって酸素が体内にスムーズに運ばれるため脂肪燃焼が高まり、新陳代謝の効率が上がります。
また、カカオポリフェノールは老化の原因とされる活性酸素を除去する作用があるため、痩せやすい体作りに良い影響を与えているようです。
【食物繊維(リグニン)・・・便秘解消】
ココアに含まれる食物繊維の含有量は1杯あたり約1.7gと多く、実はゴボウやニンジンよりも食物繊維が多く含まれているんです。
また、食物繊維が大腸に直接届くことで便秘を解消してくれます。便通が良くなると結果的に体の代謝をあげ、痩せやすい体を作ってくれます。
体の代謝があがると老廃物の排出も促進してくれるので、むくみやぽっこりお腹も解消されやすくなります。
寝る前に飲むことで太るどころか、むしろ痩せてダイエットに繋がるなんて嬉しいですね。
【トリプトファン・・・良質な睡眠をもたらす】
自律神経を整える作用があり、より高いリラックス効果が得られ、質の良い眠りにつけます。
これにより、成長ホルモンが十分に分泌され、脂肪燃焼を高めることで太るのを防げるというわけです。
寝る前のココアのおすすめな飲み方

純ココアはダイエットや安眠効果が高いのは嬉しいんだけど、ちょっと飲みづらいのよね。

そうだね。砂糖やミルクを入れて寝る前に飲むと中年太りになるしなあ…。
ダイエットや安眠効果が高い「純ココア」ですが、砂糖やミルクが入っていないので、そのまま飲むと苦味を感じてしまい美味しくないですよね。
そのため、ちょっと飲みにくいなと思う場合もあるので、ここでおすすめの飲み方とその効能を紹介しますね。
- 牛乳をたっぷり入れる
- きなこを混ぜて飲む
- 豆乳で飲む
- はちみで甘くして飲む
【牛乳をたっぷり入れる】
牛乳には安眠を促すアミノ酸のトリプトファンや、腸内環境を整える乳糖が含まれているので、ココアが持つ作用をより高めてくれます。
【きなこを混ぜて飲む】
きな粉には大豆の香ばしい風味があるので、純ココアに混ぜることで飲みづらさが軽減されます。さらに食物繊維が豊富で便秘の改善にも効果があります。
また、粉状になっているので消化がよく消化器官に負担も少ないので、寝る前におすすめの食べ物です。
【豆乳で飲む】
豆乳のまろやかさは純ココアの苦みを緩和し飲みやすくしてくれます。また、豆乳には良質なタンパク質も含まれているので、筋肉の生成を促進して代謝を上げてくれる効果もあります。
豆乳って牛乳に比べてカロリーや脂質も低いし、寝ている時に代謝も上げてくれるのでダイエット中にはおすすめですね。
【はちみで甘くして飲む】
はちみつに含まれる単糖類は消化のいらない糖類のため、内臓に負担をかけたり睡眠に悪影響を及ぼしたりすることなく、ココアに甘さを加えることができます。
また、はちみつには抗酸化作用があり、老化につながる活性酸素の増加を抑えてくれるので、アンチエイジングにも効果的です。
寝る前のココアがニキビをできにくくする?
純ココアは、寝る前に飲むとダイエット効果だけでなく、美肌効果も期待できることを知っていましたか?
ココアのカカオポリフェノールには、ニキビ・シミ・老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあるので、アンチエイジングなど美肌に効果的なんです。
美肌を目指す場合は、かなり嬉しい情報ですね♪
さらに、ココアを飲んだ方が日焼けダメージを抑えることができるということもわかっています。
ニキビの原因

なんでニキビができるの?
ニキビの原因は、ストレスや過労、肌の水分不足、内装機能の低下している時にニキビができやすくなっているからと言われています。
内臓機能が低下すると体内のデトックスが上手くできず、肌を生まれ変わらせるターンオーバー機能も一緒に落ちてしまうのだそうです。
ニキビの原因って脂っこいモノの食べ過ぎや寝不足だと思っていましたが、色々な要因が合わさってできてしまっていたのですね…。
ココアでニキビが改善できる理由は?

寝る前にココアを飲むと、なぜニキビが改善するの?
なぜ「ココアがニキビに効果がある」と言われているのか気になるところですよね。
まずは、ニキビに効果的な成分と効果を書き出したので見てみましょう。
- テオプロミン…リラックス効果
- カカオポリフェノール…抗酸化作用、肌のターンオーバー促進
- 食物繊維(リグニン)…デトックス効果
- ミネラル…保水力を高める
ではそれぞれ、どのような効能でニキビを抑制する効果があるのかを説明していきますね。
【テオプロミン…リラックス効果】
リラックス効果により、ストレスによる内臓機能低下を抑えたり、良質な睡眠で成長ホルモンが分泌されたりすることで、肌の新陳代謝を高めます。
【カカオポリフェノール…抗酸化作用】
強力な抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの酸化を抑えたり、過剰に作られた活性酸素を除去したりする働きがあります。
また、疲れを軽減したり、動脈硬化症やがん予防、ストレスの抑制、老化を抑えたりすることで肌の代謝が高まり、アンチエイジング効果があります。
女性はいつまでも元気で若くありたいですよね。寝る前のココアで普段の疲れや、病気予防・アンチエイジングができるのはとても嬉しいですね。
【カカオポリフェノール…肌のターンオーバー促進】
カカオポリフェノールやミネラル類には肌の新陳代謝を高める働きがあり、ニキビだけでなく、日焼け後の色素沈着防止にも効果があります。
【食物繊維(リグニン)…デトックス効果】
リグニンやカカオプロテインは腸内で腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えることで体内のデトックスをサポートします。
【ミネラル…保水力を高める】
ミネラル類には肌の保水力を高める効果があるので、肌の皮脂が増えるのを防ぎ潤いを保ちます。
このようにココアには、ニキビができる原因に対して効果的に働く成分が豊富に含まれているので、ニキビが改善するのです。
ダイエット効果がある「純ココア+豆乳」ですが、美肌効果も高く、22時以降に飲むと成分が活発に働いてくれてさらに効果的なんです!
22時以降にする飲食は、太る原因だと思っていたのですが、「純ココア+豆乳」という組み合わせなら問題なさそうですね!
寝る前に美味しく飲めて、しかもニキビ改善や美肌効果があるなんて嬉しいです♪
寝る前のココアはカフェインや歯磨きに注意!
ココアにはカフェインが含まれているので、夜寝る前に飲むと眠れなくなるのでは?と疑問に思いますよね。
「寝る前のココア」がダイエットや美肌、安眠に効果的だと言っても、飲み方を間違えると逆効果になる場合があります。
ここでは、夜寝る前にココアを飲む場合の注意点とその理由を紹介しますね。
<注意点>
- 寝る前の1~2時間前に飲む
- 覚醒作用があるカフェインが入っているので、飲みすぎない
- 歯磨きを忘れない
【寝る前の1〜2時間前に飲む】
眠気を誘う「トリプトファン」は即効性があるものではなく、寝る2時間前位にココアを飲むことで徐々に効果をもたらしてくれるんです。
眠気を誘う効果がココアにあるのは、正直驚きでした!
また、この時間帯にココアを飲むと善玉菌が増え、腸内環境を改善する力が高まり便秘対策やダイエット効果につながります。
眠気も誘い、ダイエット効果も期待ができるココアは、あなたの味方になってくれそうですね♪
【覚醒作用があるカフェインが入っているので、飲みすぎない】
覚醒作用があり睡眠の質を低下させるカフェインは、コーヒーほど多くはないですが、ココアにも少しは含まれているので飲み過ぎると眠れなくなります。
また、カフェインには脂肪燃焼効果がありますが、過剰摂取するとコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが増えてしまいます。
コルチゾールが増えると食欲を抑制してくれるセロトニンが減少し、脂肪を蓄積しやすくなるため太ることがわかっています。
体に影響を与えない「寝る前のココア」の量は、2杯までと覚えておいてくださいね!
【歯磨きを忘れない】
虫歯に関しては、「純ココア」だけを飲むなら糖分が含まれていないのであまり虫歯の心配はありません。
ましてや、カカオに含まれるポリフェノールには、虫歯菌を抑制する効果があったんです!
しかし、牛乳やはちみつを入れると糖分を含んでしまうため、歯みがきをしないと虫歯になる可能性があります。
また、ココアは歯に着色しやすい飲み物で、歯磨きをしないと着色の原因になるので寝る前は忘れずに歯磨きをしてください。
調整ココアなど、糖分や乳成分が含まれているココアは、ダイエットや安眠効果もなく逆効果になるので、寝る前のココアは「純ココア」がおすすめです!
まとめ
- 寝る前は糖分入りの調整ココアを飲むと太る原因になるので、糖分が入っていない純ココアを選ぶべし
- 寝る前にココアを飲むと、その成分から安眠、リラックス、代謝を上げて脂肪燃焼を高める効果に繋がりダイエット効果がある
- ココアのカカオポリフェノールは、ニキビ・シミ・老化の原因となる活性酸素を除去し、美肌効果をもたらす
- ココアには覚醒作用があるカフェインが入っており、寝る前のココアは2杯までとする
- 寝る1~2時間前にココアを飲むと、より高いダイエット・安眠効果が得られる
私は寝つきが悪いのですが、寝る前のココアは太ると思っていたので今まで避けていました。
飲み方次第では、太る心配がないということを知ることができ、安心しました!
飲み方さえ間違えなければ、安眠しやすくなり美肌にも効果があるので、私も飲んでいこうと思います!