名探偵コナンに出演するベルモットが蘭のことをエンジェルや宝物と呼ぶのはどんな理由があるのでしょうか?コナンに出演するベルモットは黒の組織のメンバーですが蘭の味方のような立場です。エンジェルや宝物と呼ぶ理由や何話で言っているのかさらに視聴方法をまとめていきます。
黒の組織の女幹部であの方のお気に入りのベルモットはコナンや蘭の味方なのでは?と思わせるシーンがありますよね。
工藤新一の時にベルモットに出会った際はSilver Bullet (銀の弾丸)と呼び、蘭のことはエンジェルと呼んでいました。さらに別のシーンでは宝物と呼んでいるシーンがありましたが、なぜ蘭のことをエンジェルと呼ぶのでしょうか?
その理由についてまとめていきます。
【名探偵コナン】ベルモットと蘭が会った回は何話?
まず名探偵コナンでベルモットが蘭と出会った回は何話なのかについて紹介していきます。
結論から言うと、漫画だと35巻でアニメだと286話〜288話の「工藤新一NYの事件」です。こちらの回でベルモットが階段の手すりから滑らせて落ちてしまうところをコナンがアポトキシン4869を飲んで小さくなる前の工藤新一と蘭が助けます。
そこで工藤新一のことをSilver Bullet (銀の弾丸)と呼び、蘭のことをエンジェルと呼んだのです。
ではなぜベルモットは蘭のことをエンジェルと呼んだのでしょうか?
【名探偵コナン】ベルモットが蘭を宝物やエンジェルと呼ぶ理由は?
ベルモットが蘭のことをエンジェル、そして宝物と呼ぶようになったのはなぜなのか?その理由について考察していきたいと思います。
先ほども紹介したように、アニメ286話〜288話の「工藤新一NYの事件」でベルモットは通り魔に扮して潜伏していましたが、その潜伏先を蘭に見つかってしまい消そうとします。
しかし階段の柵が壊れてベルモットが落ちそうになりますが、襲われた蘭はベルモットの手を掴み、
蘭「何しているの?早く私の腕につかまって」
(引用元:名探偵コナン35巻)
結果的に蘭は襲ってきたベルモットを助けました。
この件からベルモットは命を助けてくれた蘭をエンジェルと呼ぶようになったのだと思いました。しかしこれだけ?と疑問に思います。
ベルモットがエンジェルと呼ぶようになったのは他に何か理由があると思い、考察してみるとベルモットは蘭に対して特別な感情があることがわかります。
ベルモットは名探偵コナンの漫画89巻で
ベルモット「貴方は私の・・・宝物だから・・・」
蘭「た・・・宝物?」
ベルモット「そう・・・この世でたった2つのね…」
(引用元:名探偵コナン89巻)
このような会話があります。このベルモットが言っている2つの宝の一つは蘭のことだと思われます。そしてもう一つは工藤新一でしょう。
工藤新一のことをSilver Bullet (銀の弾丸)と呼び、黒の組織を破壊するための切り札だと思っているはずです。
ちなみにSilver Bullet (銀の弾丸)とは西洋の信仰で狼男や悪魔を撃退するという、比喩的な表現で使われています。
狼男や悪魔は黒の組織のことを言うと思うので、ベルモットは工藤新一をSilver Bullet (銀の弾丸)と呼んでいるのだと思います。
もう一つの宝物だと思われます蘭に対しては、
ベルモット「ダメよエンジェル…貴方は入ってはダメ…この血塗られたステージには相応しくないわ…」
(引用元:名探偵コナン89巻)
このように言っています。蘭のことをエンジェルと呼び黒の組織に関わって欲しくないと言うことを伝えています。
このことからベルモットが蘭のことを宝物やエンジェルと呼ぶ理由は、ニューヨークでの事件で命を助けてくれたからと言うものと、なんらかの特別な感情が芽生えたからだと思います。
【名探偵コナン】ベルモット中のエンジェルとは?
そもそもベルモットの中でエンジェルとはどのように思っているのでしょうか。
蘭がエルモットを助けたニューヨーク事件ではベルモットは「エンジェルは一度も微笑みをかけてくれなかった」と言っています。
さらに名探偵コナンの345話の「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」でベルモットは「恨むのならこんな愚かな研究を引き継いだあなたの両親を」と言っています。
この研究というのはアポトキシン4869の開発のことで、この薬を開発を引き継いだのは灰原愛の両親の宮野厚司と宮野エレーナです。
そしてアポトキシン4869の薬のことを灰原愛の両親はSilver Bullet (銀の弾丸)と呼んでいます。つまりアポトキシン4869は狼男や悪魔に匹敵する何かを壊すために研究されたものということになると思います。
ベルモットの見た目は20代30代に見えますが、実際はアポトキシン4869を飲んでいると言われており、実際の年齢は40代を超えると言われています。
灰原愛の母親の宮野エレーナはベルモットのためにアポトキシン4869を作り不老で若い見た目を与えたとされています。
宮野エレーナは黒の組織のメンバーから「ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)」と言われていましたが、このエンジェルはベルモットをアポトキシン4869を与えたが途中で亡くなってしまい、その後の解毒剤の研究に手が及ばなかったため、エンジェルではなく、ヘラ・エンジェルになったのかなと思いました。
ベルモットが蘭のことをエンジェルと呼んだ理由はもっと深い何かがあるような気がしますね。
ベルモットが蘭をエンジェルや宝物と呼ぶ理由のまとめ
ベルモットが蘭をエンジェルや宝物と呼ぶ理由について考察をしてみましたが、ただ単純に命を救ってくれたからだけではないように感じます。
黒の組織のメンバーからヘル・エンジェルと呼ばれていた宮野エレーナと何か共通するところが欄にはあったのかもしれませんね。