出張先や旅行先のホテルで、ベッドのマットレスが固い!
そんな時、あなたならどうしますか?
「まぁ、仕方ないか」と諦めて、何の対策もせずに寝ようとするでしょうか?
でもちょっと待ってください。明日の朝に後悔する前に、今すぐできる対策を試してみましょう♪
ホテルの固いベッドで我慢して寝ようとしてもなかなか寝付けなかったり、身体じゅうが痛くなったりします。
翌朝の仕事に差し支えますし、旅行での宿泊なら楽しい思い出が台無しになってしまいます。
そんな時にちょっとした対策をすることで、固いベッドでも快眠できるかもしれません。
ぜひ、あなたもホテルの固いベッドに試してみてくださいね♪
ホテルのベッドが固い時の対策は?
出張や旅先で、ホテルのベッドが固くてなかなか眠れない!
そんな経験で、あなたはお困りではありませんか?
私自身、出張先のホテルのベッドが固くてなかなか眠れずに、翌日の仕事が辛かった経験が何度もあります。
ビジネスでも旅行でも、固いベッドのせいであちこち痛かったり、睡眠不足になってしまったりすると翌日は本当につらいものです。
タオル類を敷く
体型にもよりますが、せんべい布団のような固いベッドで寝ようとすると1番痛いのが腰!というあなたにおすすめです。
この対策は、私自身も実際にいつもやっている方法です。
簡単な上に自分の体に合わせてしっくりくるように調節ができるので、まずはこの対策をとってみましょう。
アメニティとして部屋に置いてあるバスタオルやフェイスタオル、場合によってはバスマットも総動員してベッドの上に敷いてみましょう。
私自身は固いベッドだと、腰が安定せずに痛くなったり、尾てい骨がベッドにぶつかって痛くなったりします。そのため、腰のあたりに数枚多く敷き詰めて調整します。
あまり腰の部分を高くしすぎると、かえって腰痛を悪化させることもあるので注意してくださいね。
もちろん、タオル類やマットレスは入浴などで使用したものをベッドに敷くのはご法度です。
ホテルのフロントにお願いして、清潔で乾いたものを使いましょう。
掛け布団を敷く
ホテルのベッドには、シーツと掛け布団がきれいにベッドメイキングされています。掛け布団とシーツの間に、身体を入れ込むのが通常の使い方です。
しかし、この使い方だと固いベッドとあなたの身体の間にはパリッとしたシーツ1枚しかありません。
固いベッドの感触が直に身体に伝わってきます。
そんな時は、掛け布団を敷布団にしてしまいましょう!
この方法も私が実践している対策ですが、まずはシーツと掛け布団をすべてとりはずし、ベッドの上に掛け布団、その上にシーツという順番に敷きなおします。
そうすることで、寝るのは固いベッドの上ではなく、少し薄めの布団の上になり、かなり楽になるはずです。
それでもやっぱり固さが気になるときは、さらにタオル類を追加します。
掛け布団もシーツも敷いちゃったら、何をかけて寝るの?という質問はもっともです。
何もかけずに寝られる場合はいいですが、夏場でも何か1枚かけないとなかなか寝付けない場合も多いものです。
部屋がツインタイプだった場合は、2組の寝具を総動員して寝床を作ることができます。しかし、基本的にはシングルタイプに泊まることが多いのでそうはいきません。
そんな時は、タオル類や自分の衣類を使ってもいいでしょう。私の場合、冬場は大判のストールを持ち歩くので、それをかけて寝ることもあります。
部屋の中を暖めておけば、ストールだけでも充分快適に眠ることができるでしょう。
また、体が小さい場合は1組の布団を上手に利用して、1枚で敷布団と掛け布団を兼ねてしまう方法もおすすめですよ。
部屋を暖める
ホテルのベッドが固くて眠れない!あなたのその悩み、部屋を暖めるだけで解決するかもしれません。
ベッドのマットレスの種類にもよりますが、室温が低いことでより固くなっている可能性も考えられるからです。
また、室温が低いことであなたの身体も冷えて固くなっていて、よりベッドを固いものに感じているのかもしれません。
部屋を暖めることで、ベッドもあなたの身体も温まり柔らかくなるかもしれませんよ。冬場は特におすすめの対策です。
ホテルのベッドが固いのは腰痛予防のため?
そもそもホテルのベッドは、なぜ固いマットレスが多いのでしょうか?
それは腰痛を配慮した寝心地と耐久性を追求した結果です。
19時にチェックインして、翌朝8時にチェックアウトした場合、客室での滞在時間は14時間にもなります。
時間睡眠をとったとすると、滞在時間の半分以上を実にベッドの上で過ごすことになるわけです。
一般的なホテルの場合、平均して約10年程度は同じベッドを使うそうです。2~3年ですぐヘタってしまうような柔らかいつくりのベッドは、ホテルでは採用されないということですね。
ホテルの客室では旅の開放感からか、ベッドの上で飛び跳ねる大人もいます。それも想定済なのか業務用としてヘタリがきにくい、固めに設計されているのです。
寝具は固い方が腰痛にいいことは多く知られており、これも固いベッドが採用されている理由です。
また、日本のホテル業界では布団生活の名残からか欧米と比べ少し固めのベッドが好まれる傾向にあるようです。
こういった、寝心地・耐久性を追求した結果がホテルのベッドが固い理由なのです。
しかし、固い寝具だとお尻が沈まずに腰痛にいいとされていますが、どのくらいの固さの寝具がベストなのかはあなたの体重によって異なります。
特にやせ型の人は体圧による沈み込みが全く生じず、腰が浮いた状態になってしまうため、固いベッドに悩まされがちです。
なるべく多くの人にあてはまる寝心地と、ホテルサイドのコストをかなえる耐久性を追い求めたホテルベッドは、あなたにとっての寝心地最高にはなりづらいのです。
ホテルのベッドで快眠するおすすめの方法は?
宿泊先ホテルで眠れない!そんな時の応急処置は最初にお伝えしました。
ホテルのアメニティのタオル類や、布団、そして手持ちの衣服をフル活してなんとか一夜をのりきりましょう。
そして、出発前のあなたは次の3つの持参物を選んで、宿泊先で快眠をめざしましょう!
枕を持参する
子どもじゃあるまいし恥ずかしいし、第一荷物になる!
確かに荷物になります。しかし、この方法は効果てきめんです。
「枕が変わると眠れない」という言葉に象徴されるくらい、枕は快眠にとても重要です。
ベッドが多少固くても、枕さえいつものものなら安心して眠れるのが不思議です。
私は大きな重い枕を愛用していますので、流石に1泊の旅行や電車での出張には枕は持っていきません。
それでも、この枕効果は絶大ですので連泊する場合は宅急便で送ることもありますし、車での移動がメインの場合は手荷物として持参します。
パジャマを持参する
ホテルのベッドで寝間着として備え付けられている浴衣は、パリッとしていて気持ちがいいものですが、就寝には不向きです。
普段使用しているパジャマや部屋着を持参しましょう。枕はちょっと、というあなたでも部屋着を持参することは、抵抗なくできるのではないでしょうか。
普段から着慣れたパジャマや部屋着は、身体をリラックスさせてくれます。
慣れない部屋の慣れない寝具でも、より快眠に近づけてくれますよ。
キャンピングマットを持参する
荷物は増やしたくない、けれど絶対に快眠したい!そんなあなたはキャンピングマットを用意しましょう。
キャンプで使う寝具で、これがとってもすぐれものです。
広げると自動で膨らむタイプや、浮き輪のように自分で空気を吹き込むタイプなど、さまざまな種類が販売されています。
なんといっても嬉しいのが、持ち運び時はペットボトルほどのサイズになるものが多いこと。軽く、スーツケースの場所もとりませんので、気軽に荷物にいれておくことができます。
キャンプ地の固い地面の上で使用するために作られたものなので、まさに固いベッドに使うにはうってつけの対策アイテムです。
まとめ
- ホテルのベッドが固いときの対策はアメニティのタオル類で補強する
- ホテルのベッドが固いときの対策は掛け布団を敷布団にする
- ホテルのベッドが固いときは部屋を暖めてみる対策もおすすめ
- ホテルのベッドが固いのは腰痛を配慮した寝心地と耐久性を追求した結果
- ホテルで快眠するためには枕やパジャマ、キャンプマットを持参するとよい
寝るということは、1日の時間の中で身体も心も休めるとても大切な時間です。
ホテルのベッドが固くて寝づらい時、私は毎回苦心してきました。
ベッドが固くて身体が痛い、眠れない、けれど寝なくてはなりません。
次の日はぐったりしながら仕事へ行く、そんな宿泊体験をなんとかしたくて、いろいろとやってきました。
あなたの次の出張や旅行にぜひ参考にしてみてくださいね♪