楽器を演奏したり、映画やゲームの音声を大迫力で楽しむのにも、騒音で近所トラブルにならない為には防音対策に配慮しなければなりませんよね。
かといってホームセンターで防音材を買うとなると、かなりコストがかかってきてしまいます。
実は100均で防音の素材を用意してご自身で防音環境を作ることができるんです。
100均で防音の素材を買い揃えることにより、ホームセンターでわざわざ高価な防音材を買う必要がなくなるんです!
ホームセンターで買い揃えるとなると、どうしても素材の量がひとつひとつ大容量となり、余ってしまいがちになります。
100均は、いろんな場所にお店があるので、いつでも手に入れることができそうです。
本記事では防音の素材を100均で手に入れ、どのようにして防音材を作るのか、またどのような素材が向いていないかご紹介させていただきますね♪
防音の素材は100均で手に入れる!
音を遮断して、防音することができる素材は遮音材と言うんです。遮音材は、100均で簡単に手に入れることができますよ。
100均で買える防音効果のある素材(遮音材)は以下になります。
- デザインボード
- MDF材
- ジョイントマット
こちらの防音の素材は、100均の中でも、ダイソーで販売されているんです。
特にジョイントマットは、はさみやカッターで簡単に切ることができます。
こういったことでも女性でも簡単に作業ができるので、手軽に防音対策ができちゃいますね。
ジョイントマットを切ることで、手軽に洗濯機の足の下に敷くことにより、洗濯機の動作音を防ぐことができます♪
また、お子様がいらっしゃるあなたは、お子様がご自宅で走ったりジャンプしたりしてしまうかと思います。
どうしても走ったりジャンプをする時、下の階の住民の迷惑になっていないか不安になりますよね。
少しでも騒音を抑えたい場合は防音の素材であるジョイントマットを下に敷くことによって、騒音を抑えられるのでおすすめです。
またカーペットの下にジョイントマットも敷いても良いと思います。
お子様が万が一転んでしまった場合、硬い床に身体を打ち付けしまっては、大きな怪我になることもあります。
ジョイントマットを敷いておくことで、お子様の足音やジャンプによる騒音を防ぐだけでなく、転んでしまった時のクッション代わりにもなりますよ♪
ジョイントマットが床上で滑ってしまわないように、両面テープ等で固定することで滑らなくなります。
騒音対策もしながら、事前に怪我を防げるので一石二鳥ね♪
100均の防音材で防音スペースを作ろう
今回ご紹介する100均の素材で作る防音スペースは、ピアノのキーボード等の楽器を囲ってみたり、マイクを囲うこともできます。
さっそく作り方をご紹介していこうと思います!一緒にみていきましょう。
材料
- 組み立てラック
- メラミンスポンジまたは園芸用吸水スポンジ
- 両面テープ
- カッター
作り方
- 組み立てラックで好みの大きさの空間を作る
- 組み立てラックの裏側のサイズに合わせて、メラミンスポンジまたは園芸用吸水スポンジをカッターで切る
- 組み立てラックの裏側に、切ったメラミンスポンジまたは園芸用吸水スポンジを、両面テープで貼り付けて敷き詰める
多くある100均の中でも、材料はすべて百均ダイソーで揃えられます。
近所の百均ダイソーに手軽に材料を1式揃えられて、素材探しにお店を回る必要がなくて手軽ですよね♪
また、組み立てラックは好きな大きさの空間を作ることで、色々なものを囲むことができるのですごく便利です。
もちろんメラミンスポンジや園芸吸水スポンジではなくても、ウレタンスポンジでも作れます。
組み立て方もとても簡単ですので、難しい作業もないのが嬉しいですよね。
素材ひとつひとつ軽いので、女性一人でも難なく作ることができます。
組み立てラック以外にも、100均のダイソーの商品では、ワイヤーネットとデザインボードを組み合わせることで、代用ができますよ♪
またフック等を100均で用意することにより、作った防音スペースを吊り下げることもできますので、応用次第ではかなり有効活用ができそうです。
DIYは重い作業が多い印象だけど、これなら私でもできるね。
防音の効果を高めるコツ
防音の効果を高めるコツは、以下になります。一緒に確認していきましょう。
- 音が出る場所を近くで囲む
- 遮るものを厚くする
- 音が抜けないようなるべく隙間を無くす
音が出る所をできるだけ近くに囲むことにより、音の振動から反響までの時間を軽減して、さらに防音力が高まります。
また収納ラックで防音スペースを作った後に、更に上から毛布のような厚手の布を被せることによって、防音力を高めることも期待できます。
厚手の布を被せる際に両面テープで固定することで、厚手の布が滑り落ちる心配がなくなりますよ♪
更にデザインボードやMDF材を先程ご紹介した防音スペースと重ねて組み合わせることによって、遮音効果が高まります。
音が抜けないようにするためには、メラミンスポンジや園芸用吸水スポンジだけでなく、更に細かい所を埋めたい場合は防音テープを併用してみると便利です。
防音の素材に向いているものを比較しよう!
防音ができる素材には以下のようなものがあります。確認していきましょう!
- メラミンスポンジ
- 園芸吸水スポンジ
- すきまテープ
- ウレタンスポンジ
この素材も全て100均の中でも、特にダイソーで販売されているんです。
防音効果が期待できる素材はどんな特徴があるの?
防音効果が期待できる素材は、わかりやすく言うと中がギッシリ詰まっていて空気質じゃない物です。
そんな素材が100均ダイソーに売っていると思うと、とてもお財布に優しくて嬉しいですよね♪
防音テープがダイソーで手に入ってしまえば、手軽に扉に貼ったりするだけで、簡単に騒音問題を解決できちゃいます。
ホームセンターで防音素材を買うより、圧倒的に安く済んでしまいます。
実は先程ご紹介したスポンジ等を用いて、簡易的な防音環境を作ることができるんです。
この簡易的な防音スペースを作り出すことができれば、楽器を演奏するのにわざわざ防音室等を買う必要がなくなるんです!!
他にも、マイクを使って録音されたり、お話する方にとってもこちらの簡易的な防音スペースは、大活躍すると思います。
防音室を買うとなると、数十万円はかかりますし、防音材をホームセンターで買い揃えるとなると、大容量になり割高になる場合もあります。
100均で素材を買い揃えたとしても、1つ100円の防音の素材を大量に買っても5千円もかからないので、お財布にすごく優しいんです♪
防音効果のある素材の特徴はわかったけど、逆に防音効果が無い素材はどんなもの?
意外と防音に効果がありそうで、実は対して防音にならない素材があったんです。さきほどお伝えした防音の素材と比較していきましょう!
- ダンボール
- プラスチックダンボール
- 発泡スチロール
私自身も実はダンボールや発泡スチロールは防音素材になると思っていたのですが、比較をしてみると実は防音効果はさほどなかったんです…。
どれも断熱効果があるので、特に冬の時期とかにも防音効果もあって保温効果もあって、冬の時期は活躍しそうだなと思っていました。
何故比較して防音効果が無いのか、一つずつ詳しく説明させていただきますね。
ダンボール
こちらは紙素材ですので、遮音性はありそうな気もしますが、1枚だけですと対して防音効果はないんです。
いくつか重ねることによって防音効果が出てくるのですが、やはりコストもかかりますし、なにより束ねる時も処分する時も手がかかってきてしまいます。
できることなら何もかも手軽に解決できるのが良いですよね…。よってダンボールは防音効果が無いと言っても過言ではありません。
プラスチックダンボール
こちらは軽い素材で、繊維質というわけでもなく中が空洞になっているので、そもそも防音効果がありません。
こちらは重ねて束ねてみたりしても、紙ダンボールより防音効果に期待ができなさそうです。
防音効果には向きませんが、DIYで内装や壁紙に用いれられていて、優秀な役割を果たしてくれます。
発泡スチロール
こちらも中身が詰まっているように見えて、実は中のビーズのようなものは、ひとつひとつ独立しているため空気質なんです。よって簡単に音をすり抜けていってしまいます。
発泡スチロールは防音素材として効果があると思ってたから、意外だったな。
以上の理由から、この3点の素材は防音の効果が期待できないんです。
防音の期待できる素材のような、厚みもあり、中が詰まっていそうな気もしますが実際は中が空洞になっていたんですね。
どれも100均で売っているものなので、防音素材を購入する際は以上の3点を買わないように、注意しましょう。
防音の素材の防音材と遮音材の違いは何なの?
これまでお伝えした中で、防音の素材である防音材と遮音材という言葉が出てきましたよね。
防音の素材である防音材と遮音材との区別をするのに、はっきりとした定義はありませんが、素材ごとに少し区別がつけられます。
防音材は、振動や反動による残響時間を減らすために使われています。
防音材がよく使われる場所といえば、収録スタジオだったり、コンサートホールにメインで使われています。
コンサートホール等に行ったことがある方はご存知かと思いますが、楽器演奏などの音が綺麗に響いている感じは、防音効果の影響もあったんです。
遮音材は、音が壁や天井、向こう側の人に届かないように、遮るために作られています。
音が遮音材を外に出ないように内側に跳ね返すことによって、室内で反響が起こります。
それによって楽器を演奏したりする人にとっては遮音材だけではなく、防音材をメインにしながら選ぶことが多いです。
また遮音材を、特に話し声などを遮りたい時に、オフィスの中などに防音カーテンにして、扱っている場合もあります。
遮音材をメインに使うとなると、洗濯機の下など床に敷くことによって、下の階の人に騒音に対しての配慮ができます。
まとめ
- 防音の素材は、100均で手に入れることができる
- 100均の防音できる素材である防音材は、厚くて且つ中が詰まっているものが良い
- 防音室に使えない素材は、空気質になっていて空洞があるもの
- 防音の素材である防音材と遮音材の大きな違いは、はっきりとした定義がないが、組み合わせることによって更に防音力が高まる
- 防音力を高めるためには、音の発生源の近くで、壁を厚く隙間のない防音スペースを作る
今回は、100均で手に入れることができる防音の素材についてご紹介していきました。
私自身やはりダンボールや発泡スチロール類に、防音効果があまりないことに驚きました。
また防音スペースを女性一人でも、作れて応用次第では吊し上げてみたり色んな形にできるのが、良いですよね。
生活の中で抑えられるコストがあれば、どんどん私はコストを抑えたいので、100均で防音素材が集められるのは本当に画期的だなと思います。
ホームセンターで割高に素材を買いに行くよりかは、100均で買い揃える方が安く収まりますね。
なにより気軽に少しずつ買い足しもできるのが便利なので、是非今回ご紹介させていただいた内容をご活用ください♪