でも、作りすぎちゃうことが多くて、保存できないかしら?
今回は、作りすぎたナンの生地を保存する方法を紹介します。
ナン生地を作るには発酵作業が必要なので、時間的余裕のある日に作ることが多いと思われます。
そのためナン生地を作り置きすれば、カレーのお供やアレンジレシピに使用することができ食卓の味方です!
今回は冷凍・冷蔵・常温それぞれの保存方法をご紹介しますので、ナンの生地を作りすぎてしまっても大丈夫です!
保存方法に加えて、保存に適したナン生地の作り方・作りすぎたナンを消費するためのアレンジレシピもご紹介しますので最後までご覧下さい!
ナン生地を保存するなら冷凍保存がおすすめ!
焼いたナン生地を保存する方法は「冷蔵・冷凍・常温」の3種類あります。
3種類の中でも1番おすすめの保存方法は、ズバリ冷凍保存です!
解凍後の生地の食感・保存期間の長さから考えて一番おすすめしたい方法です。
しかし他2種類の保存方法も適する場面があるので、3種類の保存方法をそれぞれご紹介していきますね。
冷蔵保存
夕飯の残りなどは、基本的に冷蔵保存をしますよね。
しかし結論から申し上げると、焼いてあるナン生地の冷蔵保存はあまりおすすめしません。
なぜなら、やわらかい食感だったナン生地が冷蔵保存をすることによって固くなってしまうからです。
「すぐに使うからどうしても冷蔵保存したい!」とのことであれば、空気に触れないようにしっかりとラップにくるんで早めに食べるようにしてください。
食べるときにナン生地が固くなっていたら、ラップをせずにレンジで20秒程度温めた後、トースターで再度温めてください。
そうすることで固くなったナン生地をやわらかいナン生地に復活させることができますよ♪
冷凍保存
焼いた後のナン生地を保存する方法で一番おすすめしたいのが、冷凍保存です。
「作った時とできる限り同じ食感を楽しみたい!」「長期保存したい」とのことであれば、冷凍保存が一番適しています。
冷凍保存するときの注意点は、まだ温かい状態のナン生地をラップにくるみジップロックに入れて保存してください。
温かい状態で保存することで、やわらかい食感を保つことができるのでおすすめですよ。
また長期期間冷凍保存すると、ナン生地が空気に触れ乾燥し冷凍焼けする可能性があるため、必ずラップにくるみジップロックに入れ冷凍保存してくださいね!
冷凍保存であれば、保存期間は約1か月と言われているので3種類の保存方法の中では一番長い保存期間になります。
解凍するときは、一度レンジで温めた後トースターで再加熱してください。
そうすることで、やわらかいナン生地の食感を再度楽しんでみてくださいね♪
常温保存
涼しい季節やナン生地を作ったその日のうちに食べる場合は、常温保存がおすすめです。
保存期間は1、2日程度なので、忘れずすぐに食べてくださいね!
また乾燥しないように、しっかりとラップにくるんで保存してください。
夏場はナン生地が暑さで傷んでしまうため、常温保存は控えてくださいね。
再加熱するときは常温保存したナン生地を、トースターで温めることでやわらかいナン生地食べることができますよ。
焼く前の生地の場合は?
焼く前の生地の場合は、すぐに食べるのであれば冷蔵保存でも大丈夫です。
しかし、数日後など食べるまでに時間がかかる場合は、焼いてからの冷蔵保存が好ましいです。
冷蔵庫の中でナン生地を保存すると、発酵がゆっくりになります。
そのため、生地を作ってから数時間で食べる場合は、冷蔵庫での保存も可能ですよ!
冷蔵保存する場合は、バットやお皿の上に打ち粉をして1枚ずつの小分けに並べ、そこに袋などをかぶせて発酵させます。
袋などをかぶせたときは、ぴたっとくっつけないことが大切です!
焼く前の生地の保存方法に悩んでいるあなたは、簡単なのでこの方法で保存してみるといいですね♪
ナン生地の作り方で1番簡単な方法はコレ!
ナンの生地は生地をこねて発酵させる作業が必要なので難しい印象があるかもしれませんが、材料に注意すれば簡単に作ることができます。
ナンの生地の作り方で注意することは「強力粉と薄力粉を混ぜること」「ヨーグルトを使用すること」この二点になります。
一つ目の強力粉と薄力粉を混ぜることで、薄く伸ばしやすくなり生地を扱いやすくなり、生地の食感を変えることができます。
小麦に水を加えてこねることでグルテンというタンパク質が生地の中で網目状になり、イースト菌が作り出す炭酸ガスをキャッチする役割を果たしています。
そのため炭酸ガスをキャッチするグルテンの含有量が多ければ多いほど、生地は膨らみやすくなります。
生地を膨らます役割を果たしているグルテンの含有量は、「強力粉が12%以上・薄力粉が8%以下」と言われています。
グルテンの含有量が異なる強力粉と薄力粉を混ぜ合わせることで、ふわっともっちりとしたナン生地を作ることができますよ。
二つ目の材料にヨーグルトを入れることで、風味が増しもちもちとした食感のナンに仕上がります。
お店で食べるナンは、もちもちとしていてカレーとの相性が抜群ですよね。
ふわっともちもちとしたナン生地を作るならば、ヨーグルトを材料に加えましょう。
では、上記二点を踏まえたうえでナン生地の作り方をご紹介していきます。
ナン生地の作り方
<材料>
- A:強力粉:180g
- A:薄力粉:90g
- A:塩:小さじ1/3
- A:ドライイースト:小さじ1
- B:砂糖もしくははちみつ:大さじ1/2
- B:ヨーグルト:70g
- B:水:100㏄
- 無塩バター:10g
- サラダ油:小さじ1/2
- 溶かしバター:10g
<作り方>
- ボウルにA類を入れて混ぜ、Bを入れひとまとまりにする
- ひとまとまりになったら、台にだしバターを加えて混ぜる
- 表面が滑らかになったら、ボウルに戻しラップをかけ生地がひとまわり大きくなるまで発酵させる。(おおよそ30~40分)
- ひとまわり大きくなったら、こぶしで3回ほど潰してガス抜きをする
- ガス抜きをした生地を4等分し丸め、さらに10分置く(生地を入れたボウルにラップをかける)
- ナンの形に成形して、サラダ油を引いたフライパンで両面焼く
- 熱いうちに生地の表面に溶かしバターを塗る
生地を発酵させることによって、ふわっとした食感に仕上がります。
発酵の目安は、発酵後の生地が発酵前の生地の約二倍になるまで生地を休ませてください。
フライパンを使用する作り方なので、煮込んでいるカレーの横で作ることができます。
ぜひ今日のカレーのお供は、ナンにしてみてください!
ナン生地をピザにアレンジするおすすめレシピ一覧!
ナンのお供になるカレーは、煮込む料理なので忙しい日にはおすすめのレシピですよね。
作りすぎたナンをカレーのお供にするのもいいですが、ほかの料理にアレンジできれば食事が楽しくなりますよね。
そこで今回は、作りすぎたナンをピザ風にアレンジするレシピをご紹介します。
ナン生地はピザ生地と比べると少しもっちりしていますが、食事系・デザート系どちらも相性抜群の生地です。
このレシピがあれば、夕食メニューに困ることなしですよ!
マルゲリータ風
ピザの定番マルゲリータ風にアレンジするレシピです!
<材料>
- ナン生地(すでにフライパン等で調理済みのもの)
- ミニトマト
- バジル
- お好みのチーズ
- 塩
- オリーブオイル
<作り方>
- ナンの上に「ミニトマト・バジル・お好みのチーズ」を乗せる
- 具材を乗せたナン生地の上に塩少々ふりかけ、オリーブオイルをひと回しする
- トースターで4-5分焼く(溶けるチーズの場合チーズが溶けるまで焼く)
具材を乗せる前に、ナンにトマトソースを塗りマルゲリータピザ風にアレンジするレシピもおすすめです!
お子様用にはケッチャプを塗ってあげると、食べやすいかと思います。
ミックスピザ風
サラミやソーセージがのったミックスピザ風アレンジレシピです!
<材料>
- ナン生地(すでにフライパン等で調理済みのもの)
- ピザソース
- サラミ
- ソーセージ
- 溶けるチーズ
- パセリ
<作り方>
- ナンにピザソースを塗る
- サラミやソーセージをお好み量乗せる
- 溶けるチーズをお好み量乗せる
- トースターで4~5分チーズが溶けるまで焼く(トースター機種ごとで焼く時間は変わります)
- 最後にパセリをトッピングして完成♪
具材がサラミやソーセージなどの塩気の効いているものなので、お酒のおつまみに最高の相性です。
市販のピザソースでできるため、忙しい日にもってこいなレシピですよ。
ベーコンピザ
塩気の効いたベーコンとチーズの相性は抜群ですよね。
ベーコンとチーズの組み合わせは、年代問わず好まれる組み合わせなのでピザ風アレンジにおすすめレシピです!
<材料>
- ナン生地(すでにフライパン等で調理済みのもの)
- ベーコン
- 溶けるチーズ
- オリーブオイル
- パセリ
- ブラックペッパー
<作り方>
- ナンの上にお好みの量のベーコンと溶けるチーズを乗せる
- トースターでチーズが溶けるまで4-5分加熱する(各家庭のトースターに合わせて、加熱時間は調整してください)
- 最後にオリーブオイル・パセリ・ブラックペッパーをトッピングして完成
塩気の効いたベーコンとチーズの相性が抜群なレシピです!
年代問わず好まれるベーコンとチーズの組み合わせだと思いますが、お子様も食べやすくおやつにもおすすめレシピです。
フルーツと生ハムとチーズ
最近訪れたワインがおいしいお店で食べたレシピをピザ風にアレンジしてみました。
フルーツ×生ハム×チーズは本当にワインに合うので、大人におすすめのレシピです。
<材料>
- ナン生地(すでにフライパン等で調理済みのもの)
- お好みのフルーツ(桃・マスカット・イチゴ・梨など)
- 生ハム
- クリームチーズ
- ブラックペッパー
<作り方>
- ナンの上にフルーツ・生ハム・クリームチーズをトッピングする
- 最後にブラックペッパーを適量かけて完成
今日も頑張った自分をいたわる時間にワインとアレンジナンで、お疲れ様と言いましょう。
あんバター
名古屋の朝食と言えば、トーストの上にあんことバターを乗せますよね。
同じようにナンの上に、あんことバターを乗せると相性抜群です。
<材料>
- ナン生地(すでにフライパン等で調理済みのもの)
- 小豆
- バター
- バニラアイス
<作り方>
- ナンの上に小豆とバターをトッピング
- トースターでトッピングしたバターが溶けるまで加熱する
- 最後にお好みでバニラアイスをトッピングして完成
バターが完全に溶ける前に、トースターから取り出してください!
温かい小豆よりも冷たい小豆を好まれる場合は、直接バターを塗ったナンをトースターで加熱し、その後小豆をトッピングしてくださいね。
まとめ
- ナン生地の保存は冷凍保存が一番適している
- ナン生地が固くなりやすいため冷蔵保存はおすすめしない
- ナン生地を作るときは強力粉と薄力粉を混ぜることで扱いやすい生地になる
- 材料にヨーグルトを加えると風味が増しもちもち食感になる
- ナン生地が余ったらピザ風にアレンジすると大量消費可能
インドカレー屋さんなどで食べるナンですが、自宅で作り冷凍保存しておけばピザ風にアレンジすることができます。
冷凍保存するときは、温かい状態でラップにくるみジップロックに入れて空気に触れないように冷凍保存してください。
空気に触れるとナン生地が固くなりやすいので、注意してくださいね。
今回はナン生地の作り方・ピザ風アレンジレシピも一緒にご紹介したので、ぜひたくさん作ってピザ風にアレンジしてみてください。