毎日のように使う洗濯機。
あなたが今、家に洗濯機はいらないよ!と言われたらどう思いますか?
私はゆるミニマリストになりたい主婦です。
そんな私はアメリカ留学時代、部屋に洗濯機がないアパート暮らしをしていました。
毎週末、1週間分の洗濯物を大きなカバンにつめて、コインランドリーに歩いて行くのです。
洗ってから乾燥機にかけ、半日洗濯に時間がとられた気分で、面倒だったのを思い出します。
それを思うと、日本のアパートやマンションには当たり前のように洗濯機が置けて、ありがたいよなぁ、と感動すらしてしまう私。
そんな私はとても驚きました、ミニマリストは洗濯機すらいらないと断言することに!
洗濯機がいらないって、やっぱり不便なのでは?ミニマリストを目指す私としては、とても興味深いので、調査してみました!
ミニマリストは洗濯機がいらないというのは本当なの?
それはズバリご想像通り、コインランドリーと手洗いです!
面倒くさがりの私としては、やはりコインランドリーや手洗いで洗濯を毎回するのはおっくうに感じてしまいます。
究極的ミニマリストは洗濯機を手放す選択をして、どのくらいのメリットを感じているのでしょうか?
洗濯機を使わないメリットとデメリット
〈洗濯機がないメリット〉
- 部屋が省スペース化
- 洗濯機代の節約
- 手洗いなら、節水になる(水道代が安い)
- 手洗いは汚れがしっかり落ちる
- 24時間営業のコインランドリーなら夜中でも回しに行ける(騒音問題を気にしないでいい)
- 手洗いなら電気代0円
- 着る服が明確になり、服の量が減る
- 手洗いで衣類を傷めない=長く着れる
- 手洗いで足腰を鍛えられる
- ハンガーや洗濯バサミなどの持ち物が減る
- 引っ越しが簡単
〈洗濯機がないデメリット〉
- コインランドリーの場合、行く時間と手間がかかる
- コインランドリーの場合、誰が使ったか分からないので潔癖症にはつらい
- 手洗いの場合、腰痛になるかもしれない
- 緊急に洗濯したい時、気軽に洗濯機に放り込めない
- 手洗いの場合、脱水がとにかく大変
- 手洗いの場合、面倒くさがりにはとにかく苦行
最近のコインランドリーは店内に清潔感があり、通いやすい雰囲気の場所が多いですよね。
1台の洗濯機で洗いから脱水、乾燥まで終わらせてくれる洗濯乾燥機も選べるので便利です。
24時間営業しているところがほとんどなので、家の近くにコインランドリーがあるのなら、むしろ自宅の洗濯機で洗って干すより、かなりの時短になりそうです。
ミニマリストは洗濯機がなくても1人暮らしなら大丈夫?!
ざっと、メリットとデメリットをまとめてみましたが、意外にもいメリットの方が多い結果となりました。
その結果を考慮しても、今使っている洗濯機を手放すのはかなり心理的にもハードルが高いですよね。
特に、家族で住んでいるとなると、洗濯物が多くなるので、尚更でしょう。
1人暮らしだと、自分の所有物を極限まで減らして暮らしていけるので、同居人がいる場合とではかなりミニマリストとして生活しやすそうです。
そもそもミニマリストとは?
ミニマリストとは、「最小限の」という意味のミニマル (minimal)から派生した造語だそうで、物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人のことです。
基本的な考え方は、不要な物を持たず、本当に必要な物だけを持つ方が、豊かに生きられるというものです。
それに付随して、断捨離という言葉もよく耳にするようになった気がしますね。
少ない物で豊かに暮らすという考え方は、環境問題を考える上でも大切な暮らし方といえるでしょう。
また、持ち物の量が少ないだけではなく、無駄な時間を最小限にすること。
さらに節約につながるエコな行動で、有意義な時間を多く作るという特徴もありますね。
そんなミニマリストの暮らし、洗濯物を1週間分まとめて洗う、という洗濯ルーティンがあるのなら、実はコインランドリーを利用した方が時短になるのです。
コインランドリーは業務用の洗濯機が導入されているので、やはり一般家庭のそれとは比べられない馬力があります。
特に乾燥に関しては、コインランドリーで20分で済むところ、家庭の乾燥機では1時間は要するということも。
持っていく時間と手間はかかるものの、干す、取り込むという時間がなくなる分、慣れればコインランドリーに行くのも苦ではなくなるかもしれません。
実際、洗濯機も持たないミニマリストの方いわく、洗濯機が家にあると、いつでも洗濯ができるという考えになる。
その思考は、むしろ今じゃなくてもいいか、という心理状態になり、洗濯がはかどらなくなるというのです。
その考え方は、「確かにそうかもしれない」と納得してしまいました。
ゆっくりと起きたい休みの日の朝には、洗濯物を回すのが遅くなり、結局生乾き!なんてことはなるべく避けたいですよね。
コインランドリーに出かけなくてはいけないんだ、という気持ちで外出してしまえば、休日がさらに充実した1日になるという副産物もあるかもしれません。
手洗い洗濯の楽しさを知ろう
お仕事が忙しいあなたに、コインランドリーは便利です。
しかし、もう少し時間に余裕があったり、そもそも近所にコインランドリーがなければ、洗濯物を手洗いしてみるのもおすすめです。
実際に服を自分の手で洗うというのは、洗濯機に任せて洗うよりも衣服に対して愛着が持てるといいます。
しかも、汗ジミやしつこい汚れ部分を丁寧に洗うこともできるので、洗濯機を使っているよりも、しっかり汚れが落ち、服を清潔に保つことができますよ。
昔から使われている洗濯板、実は今、若い世代でも愛用者がかなりいるというので驚き!
それも、昔ながらの木の洗濯板から、プラスチック製のもの、サイズも豊富に売られています。
手洗いの楽しさに目覚めたあかつきには、お気に入りの洗濯板を見つけるのも楽しいかもしれませんね!
<木製の洗濯板>
木製の洗濯板は、ゴシゴシと洗うことができるため、頑固な汚れを落としたいときはおすすめです♪
しかし、服の種類によっては、傷がついてしまうこともあるので、繊細な衣類への使用はできるだけ避けましょう。
ヒノキやブナなどの洗濯板だと、頑丈ですよ。持ち手のあるものを選ぶと、力も入りやすいですよね!
ただ、木製のものはカビが生えやすいので、しっかり乾燥させることが必要ですよ。
<プラスチックの洗濯板>
プラスチックの洗濯板は、Tシャツなど木製だと痛んでしまう可能性のある衣類への使用がおすすめです。
木製ほどの頑丈さはないですが、デリケートな服でも優しくしっかり洗うことができますよ。
軽い汚れや、しょうゆなどのちょっとしたシミを落とすのに役立ってくれます。
カビも生えにくいので、お手入れが簡単なのも嬉しいですね♪
こちらの商品は、Bioプラスチックなので、環境への配慮もできて嬉しいですね。
やはり、私が思う手洗い洗濯の1番のメリットは、お気に入りの服を傷めず、長く愛用できることかと思います。
しかし、手洗いだと脱水も自分でする必要があるのでとても大変です。
脱水方法としては、大きなバスタオルに軽く絞った洗濯物を挟み、くるくるっと巻き水気をとる方法もその1つ。
多くの洗濯機がいらない派のミニマリストが採用している脱水方法は、サラダスピナーで脱水するという方法。
サラダスピナーを脱水機にするなんて、ミニマリストの柔軟な発想力に脱帽です!
もしあなたが1人暮らしなら、引っ越しをするのをきっかけにでも、洗濯機を手放してみるのもアリかもしれません。
ミニマリスト的、新たなより良い暮らしのルーティンができるかもしれませんよ♪
ミニマリストの洗濯機おすすめするならこれ!
ここまで読んで、あなたは少しでも洗濯機を手放すのもありかな?と思い始めたでしょうか。
洗濯機で洗濯するのに慣れきっている私たちが、いざ洗濯機を手放すのは、やはり勇気がいりますよね。
ここからは、洗濯機を持つ派のミニマリストがおすすめする、有能な洗濯機をご紹介したいと思います!
ドラム式洗濯乾燥機
ドラム式洗濯乾燥機を導入することは、つまりコインランドリーの洗濯乾燥機を家に置くというイメージですね。
〈ドラム式洗濯乾燥機のメリット〉
- 物干し竿や、干すためのハンガー、ピンチハンガーがいらない
- 洗濯を干す時間、取り込む時間がなくなる
- ベランダを広く、有効活用できる
- 天気に左右されず洗濯できる
- 花粉や、PM2.5を気にしないでいい
ドラム式洗濯乾燥機を導入すれば、洗濯し、干すために必要とされる持ち物がかなり少なくなります。
また、乾燥まで済ませてくれるので時間の節約にも貢献してくれるでしょう。
朝の忙しない時間に、少しの時間の余裕ができれば、心の余裕にもつながります。
そんな時間をリラックスタイムに充てれば、1日がいいスタートで始まりそうですね♪
さらに、ミニマリスト愛用のマグネシウムの粒を洗濯洗剤の代わりに使えば、何度も使え、洗濯洗剤を買い足さなくてもいいのでおすすめです!
しかし、ドラム式のデメリットをお伝えするならば、洗濯機自体のコストはかなり高くなることでしょう。
安くても10万円以上、高くて20万以上はする高級品です。
しかし、お値段が高いものは、もちろん高性能な機能を兼ね備えています。
せっかく買うならとことんミニマリストとして時間も節約したい!というあなたにおすすめの洗濯機があるのです。
それは、各家電メーカーから出ているスマホのアプリと連携されている、ドラム式洗濯乾燥機です。
家族で生活しているご家庭なら日中あなたが働きにでている場合、子供が洗濯物を入れたタイミングなどで職場にいながらにして、スマホから洗濯機をまわせるのです。
忙しい共働き家庭では、かなり重宝されている機能なので選択肢の1つとして考えるのもアリかもしれません。
近頃はそんなハイテクな洗濯機があったなんて、今まで私は知りませんでした!
ドラム式洗濯乾燥機なら、忙しい日や雨の日には乾燥機までまわし、いいお天気の日には、洗いまで済ませて外干しするという二刀流での使用も可能ですね。
手動タイプ洗濯脱水機
電気を必要としないので、庭やベランダに置くもよし、キャンプや災害時にも役に立ちそうです。
赤ちゃんの服やペットの服など、汚れたらすぐに洗いたい時用にセカンド洗濯機としてもおすすめ。
少量の下着、靴下、マスクやタオルなどを洗う時には、水量を調節できるので便利ですね。
使わない時には、棚の中に収納しておけるのも、嬉しいポイント。
手洗い派のミニマリストにはぜひおすすめしたい洗濯機です。
まとめ
- ミニマリストは洗濯機がいらないメリットを知っている
- 洗濯機がいらないミニマリストはコインランドリーと手洗いにて洗濯している
- 1人暮らしならミニマリストとして洗濯機がいらない生活もしやすい
- ミニマリスト的おすすめ洗濯機はドラム式洗濯乾燥機と手動タイプの洗濯機
ミニマリストの中でも、もちろん洗濯機が”いる派”と”いらない派”がいます。
むしろ”いらない派”は、かなりのつわものミニマリストと言えるでしょう。
しかし、洗濯機を持たない暮らしを選んだミニマリストの方々は、きっとあなたが思う以上に、豊かで軽やかな気持ちで生活しているかもしれません。
物が多い豊かな暮らしがゆえに、洋服が汚れたら使い捨てのようにして買い足したり、着ていない服がクローゼットに沢山眠っているのでは、もったいないですよね。
洗濯機の代わりに手洗いをすることは、大切な洋服と向き合う大事な時間になるかもしれません。
また、コインランドリーにいく事や、自宅でドラム式洗濯乾燥機を使う事で、時間と心に余裕ができ、日々の暮らしがより快適になるかもしれません。
私は家族で暮らしているので、なかなか洗濯機を手放せないと思いますが、コインランドリーを使うメリットや手洗いの良さを知れてよかったです♪
洗濯機がいらないミニマリストの気持ちが少しだけ分かった気がします。
しかしきっと、本当の良さは実際洗濯機を持たない暮らしをしているミニマリストにだけ分かる特権かもしれませんね。