iphone seはハイスペックかつ、従来のiphoneよりも価格が抑えられていることで人気です。
軽くてコンパクトなサイズも女性に人気のポイントですが、防水性能を備えているというのも魅力ではないでしょうか♪
でもこの防水性能、どの程度なら濡れても大丈夫なのか気になりますよね。
お風呂やプールで使っても問題ないでしょ?
今回は、iphone seの防水はお風呂やプールでも問題なく使えるのか、解説していきたいと思います!
Appleの公式サイトにも、しっかりと注意点が書かれていたので、一緒に確認していきましょう♪
iphoneseの防水はお風呂で使える?
iphone seはお風呂での使用に耐えられる防水レベルなのでしょうか。
調べてみると、iphone seの防水等級は「IP67」でした。
確かに防水仕様ではありますが、完全防水とは言えないレベルです。
お風呂での使用についての注意は、アップル公式サイトでも明記されていたので、解説していきますね!
お風呂での使用はおすすめしない
始めに結論を言ってしまうと、iphone seをお風呂で使用することはおすすめしません。
iphone seの防水等級は「IP67」です。気になる防水のレベルですが、「水深1mで30分間耐えられる程度」となっています。
なんて思ってしまいそうですが、こちらの基準は「常温で真水」の状態でテストされたものなんです。
お風呂は当然常温ではなくお湯を使うので、お湯の中に沈めると防水性能が発揮されない可能性はあります。
また入浴剤を使ったり、ボディソープやシャンプーなども使う場所なので、そういったものがかかって故障の原因になりえるかもしれませんよね。
アップルの公式サイトには、お茶やジュースなどの一般的な飲み物であれば、うっかりこぼしてしまったとしても耐性機能があると書かれています。
こぼしてしまった時は、水道水ですすいでよく乾かしてから使いましょう。
また水濡れによる損傷を防ぐための注意点として、控えてほしい行為も明記されていました。一部を抜粋しますね。
- iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
- iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
- iPhone をサウナやスチームルームで使う
- iPhone を意図的に水没させる
- 推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
石鹸や洗剤、日焼け止めなどの液体が本体につかないように、極力注意することとも書かれています。
防水カバーをつけない状態で、お風呂でiphone seを使うことは避けた方がいいですね。
ちなみに、このような自然発生のものではない故障は、メーカー保証対象外です。
水没のように過失とみなされてしまう故障は、有償修理となってしまうので覚えおきましょう。
防水機能を備えているとはいえ、故意に液体で濡らしてしまうような扱いは避けた方が良さそうですね。
防水対策にジップロックは使える?
お風呂に携帯を持ち込んでゆっくりと過ごしたい時もありますよね。
そんな時に、ジップロックのような密閉袋が使える!なんて話を、聞いたことがあるのではないでしょうか。
実は私もジップロックを使って、お風呂に携帯を持って入ることがあります。安く手に入り身近なものなので、手軽な防水対策として便利ですよね。
しかし、これは公式には推奨されていない防水対策ですし、いくつか注意点もあるので確認しておきましょう!
<きちんと密閉する>
当たり前ですが、袋の口が空いたままでは濡れてしまう可能性が大いにあるので、袋がきちんと密閉されているか確認しましょう。
閉めたつもりがちゃんと端まで閉まっていなかったなんてことは、意外とあるものです。
<ジップロックの使い回しをしない>
何度も使いまわしていると、気付かないうちに傷や破れができてしまうことがあります。
当然、袋の中に水が入ってしまうと意味がないので、劣化したジップロックを使わないようにしましょう。
<湯船にはつけない>
ジップロックにより水濡れは防げても、湯船の中につけることは避けましょう。
熱に弱い精密機械ですから、お湯の中に入れることで故障につながることがあります。
<結露を発生させない>
温度や湿度の差があると発生してしまう結露ですが、これはお風呂で携帯を使用する時にも起こり得る現象です。
お風呂場はどうしても湿度が高くなってしまう場所ですし、脱衣所との温度差も生まれやすいです。
脱衣所とお風呂場の温度の差をできるだけなくしたり、換気をして湿気を逃がしたりするなどの対策が必要です。
iphoneseの防水を海やプールで使いたい!
では、冷たい海やプールで使うならどうでしょうか。
iphoneの防水性能は、真水で濡れてしまった場合を想定されています。
海水は塩分を含んだ水ですし、不純物も多いです。プールにも塩素や消毒液が含まれている可能性があるので、真水とはいえないでしょう。
お風呂で使った場合と同じように、防水性能が発揮される条件とは離れてしまうので、故障の原因になりかねません。
水辺から離れた場所で使う分にはもちろん問題ありませんが、iphone seを海やプールで濡らして使用することは避けた方がいいでしょう。
水中に入れるなら防水カバーは必須
それでもiphone seを使って水辺や水中で写真を撮りたい!という場合は、防水カバーを使うといいでしょう。
iphone se用の防水カバーもたくさん売られていますよ!
海やプールでの使用におすすめなのは、首から下げるストラップが付いたソフトケースです。
撮影しないときには手を離しておくことができるので、マリンスポーツを楽しみたい時などにも活躍してくれますよ!
iphone se用に防水ケースを購入するのであれば、本体の防水等級以上の「IP68」の完全防水のものにしましょう!
うっかり海に落としてしまったら
とはいえ、気を付けていてもうっかり水没させてしまうことって、残念ながら意外とあるんですよね。
私もポケットから滑り落ちた電子機器が水没して、パニックになった経験があります。
では、うっかり海やプールに落としてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。
プールに落としてしまった場合は、まず落ち着いて電源を落としましょう。電源が入ったままでいるとショートしてしまう危険性があるためです。
そして水道水ですすぎ、拭いてからよく乾かします。涼しい場所で乾くまで置き、乾くまでは充電器などのアクセサリーを挿すのはやめてくださいね。
水を飛ばしたいからといって、本体を振るのは避けましょう。中に入ってしまった水が、さらに広がってしまうかもしれません。
また、ドライヤーやヒーターの熱を当てた方が早く乾くような気がしますが、熱に弱い機械本体の温度が上がってしまう可能性があり危険です。
海に落とした場合も、電源を落としたら水道水で海水を落とします。その後、涼しく風通しの良いところでよく乾燥させます。
海には不純物や細菌が多く含まれているため、乾燥後元に戻ったと思っても念のために修理してもらえる店舗で見てもらうのがいいかもしれません。
水没させてしまった時は何ともなくても、数日たって徐々に本体の様子がおかしくなってきたという口コミもありました。
iphone seのような防水機能付き携帯は、水が中に入りにくくなっている分、中に入ってしまった水が外に出にくくもなっています。
外側が乾いていても、内部に水が残ってしまうことがあるので気を付けましょう。
水没してしまったら、修理ができる店舗に一度持って行って、みてもらうと安心ですね!
iphoneseの防水は第3世代で何か変わった?
2022年3月にiphone seの第3世代が発売されましたね。
それまでの第2世代のiphone seから少しだけスペックが変わったようですが、防水機能に違いはあるのでしょうか。
防水スペックは変わらず
iphone seの第3世代では、seシリーズとして初めて5Gに対応した他、バッテリー駆動時間が少し増えています。
第2世代と比べると価格も少し上がっていますが、防水のスペックとしては特に変わりはないようです。
防水等級は第2世代も第3世代も「IP67」相当となっていて、「水深1mの水圧で30分耐えられる程度」です。
防水カバーを使わずにお風呂に持ち込んで使ったり、海やプールにつけて使ったりすることは故障の原因になりかねないので気を付けましょう!
まとめ
- iphone seは完全防水ではないため、お風呂での使用はおすすめできない
- iphone seをお風呂や海、プールなど濡れる可能性のある場所で使う場合は防水ケースを使おう
- うっかり濡らしてしまった場合は電源を落とし、水道水ですすいでからしっかり乾燥させる
- 水没させてしまったら、1度修理できる店舗で見てもらうのがおすすめ
- iphone seの第2世代と第3世代では、防水機能に違いはない
防水機能が搭載されているといっても、完全に水の中で使えるというわけではないんですね。
お風呂で使いたくなる気持ちはわかりますが、防水ケースなしでそのまま使うにはリスクがあることがわかりました。
きちんと知らずに使っていると、いつの間にか水没や故障の原因になってしまうので、扱いには気を付けましょう。
携帯は高価なだけでなく、消えては困る情報がたくさん入った大切なものです。
修理が必要になる前に、私もできる対策はしておこうと思いました!