隣の部屋がドンドンうるさい!その理由と正しい対処法を知ろう!

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誰でも、自分の部屋は1番安心できてリラックスできる場所ですよね。

仕事に疲れてやっと部屋についた!と緊張モードOFFになったとたん、隣の部屋からドンドンとうるさい音が…。

1度だけならまだしも、何度も毎日のことだとうんざりしますよね。

安心できる場所のはずが、ストレスが続けば体調を崩す心配も。

一言くらい文句を言ってやりたいところですが、隣人トラブルの原因にもなるので穏便に済ませたいところです。

しかし、隣の部屋がドンドンとうるさい原因は、自分の生活音の音量や建物の構造などにあることが多いようです。

音の原因と対処法を知ることが出来れば、隣の部屋からのドンドンとうるさい音に悩まなくてもよくなりそうですよね。

なぜ隣の部屋がドンドンうるさいのか?音の原因と、対処法について詳しく紹介していきます。

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隣の部屋がドンドンうるさいけど騒音に値する?

隣の部屋からのドンドンとうるさい音はもちろん騒音に値します

ドンドンと騒音がいきなりすれば、心臓が飛び出そうなくらいびっくりしますよね。

また、建物の構造によって音の響きやすさも違うので、もしかすると今住んでいる建物は音が響きやすい構造なのかもしれません。

ここでは、隣の部屋からのドンドンとうるさい音がどのくらいの騒音なのか、防音性が高い建物の構造とあわせて紹介していきます。

騒音に値する基準値

騒音に値する基準値は、環境省によって定められています。
  • 昼間(6:00~22:00) 55dB以下
  • 夜間(22:00~6:00) 45dB以下

環境省によって定められている騒音の基準値は、昼間の時間帯は生活音や環境音があるので55dBまでは気にならないと言われています。

逆に、夜間の時間帯は環境音などもほとんどなく、静かな状態なので45dB以上の音でうるさいと感じるようです。

dB 音の目安
100dB 車のクラクション音
90dB 犬の鳴き声や大声、赤ちゃんの泣き声
80dB ピアノなどの楽器音
70dB 掃除機をかける音
60dB  人が話す声、洗濯機
50dB 静かなオフィス
40dB  図書館
30dB 人が小声で話す声

この表を見て分かるように、隣の部屋からのドンドンという音は70dB~90dBくらいはありそうですよね。

なので、夜間はもちろん昼間でも環境省が定める基準値に当てはまるので騒音ということになりますね。

防音性が高い建築構造

一般的なアパートやマンションの建築構造は、3つに分類されます。1番防音性が高いのは鉄筋コンクリート、その次に鉄骨、木造です。

それぞれ違う特徴を持っているので、紹介していきますね!

<鉄筋コンクリート構造>

たくさんの鉄の棒で骨組みを作り、コンクリートを流し込んでいて、壁の密度が高いのが特徴です。

耐久性に優れ、ビルやマンションなどの中高層の建物に多いです。

遮音効果がかなり高く、普段の生活音が隣の部屋まで響くことは少ないといったメリットがあります。

しかし、湿気がこもりやすくカビや結露が発生しやすいデメリットもあります。

そして、建設コストがかかるので家賃が高額になる場合が多いです。

<鉄骨構造>

鉄筋コンクリートと木造の中間にあたるのが鉄骨。鉄材や鋼材を使っているので、木造よりも音を遮りやすいです。

鉄骨には、「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」の2種類があり、素材の厚みによって防音性が変わり、重量鉄骨の方が防音性が優れています。

アパートやマンションにも使われることが多く、設計の工程が少なく済むので、家賃を比較的安く抑えられます。

木造とは違ってシロアリなどの害虫問題の心配もなく、鉄筋コンクリート造のように結露が起こる心配がないのも魅力ですね。

<木造構造>

木材は通気性が良く湿度が保たれるのがメリットですが、その反面、音も通しやすいです。

工期が比較的短いため、建設コストを抑えられるのが特徴で、賃貸アパートは木造建築が多いです。

それぞれの建築構造によって性能がかなり異なりますね。

隣の部屋からのドンドンとうるさい音の悩みを解消するには、建物の構造にも注目してみましょう!

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隣の部屋からのドンドンは何の音?

隣の部屋からのドンドンとうるさい音は一体何の音なのか?とても気になりますよね。

音は空気音と固体音の2種類に分けられ、ドンドンとうるさい音の原因はそのうちの固体音であることが多いです。

空気音と固体音って、一体なんだろうって思いませんか?

空気音

空気伝搬音とも呼ばれ、空気の振動で伝わる音のことです。

音源から近いほど音が大きいので何の音か伝わりやすく、逆に遠いほど小さく伝わりにくいです。

  • 話し声や赤ちゃんの泣き声
  • テレビの音
  • 道路を走る車の音
  • 動物の鳴き声
  • 楽器の音

などがあります。カラオケルームや音楽室など、ドアを閉めれば音がかなり小さくなるように、音が伝わる途中に空気の振動を遮るような壁や天井などがあれば音が小さくなります。

なので、空気音タイプの騒音対策としては、部屋の隙間を出来るだけ狭くして、外からの空気が入らないようにすることです。

固体音

固体伝搬音とも呼ばれ、力や振動が、床や天井など固体を震わせながら伝わる音のことです。

音源から離れてもあまり音が小さくならないので音源が予測しにくいです。

そのため、隣の部屋だけではなく予想外の場所にドンドンと音が伝わるので、何の音か分かりづらい特徴があります。

  • 足音や飛び跳ねる音
  • 物を置いた、落とした音
  • 壁ドンや床ドン
  • 運動
  • ウォーターハンマー
  • 給水ポンプの音

など色んな音があり、様々な音が固体音として振動します。

ピアノの音や話し声などの空気音が、壁や床を震わせて伝わるように、「空気音が固体音に変化して発生する騒音」というパターンもあります。

固体音の騒音対策としては、固体の振動を抑えて隣の部屋に伝わらないようにするのがベストです。

防音マットやカーペットを使用するなど、衝撃を吸収する対策をしましょう。

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隣の部屋からのドンドンは壁ドンだった!?

壁ドンという言葉は、最近では恋愛もののドラマや映画で使われることが多く、耳にする機会が多くなりましたね。

しかし、本来は隣の部屋から壁をドンドンとされることを壁ドンといっていました。

急な壁ドンは、とても怖いし不快な気持ちになりますよね。ここでは、壁ドンをされてしまう理由と対処法を紹介していきます!

壁ドンされる理由とは?

隣の部屋から、ドンドンと壁ドンされてしまう理由はいくつもあります。

<音がうるさい>

壁ドンされてしまう理由は、大体が生活音などの音がうるさいと思われているからです。

  • テレビの音がうるさい
  • 掃除機や洗濯機の音がうるさい
  • 足音がうるさい
  • 話し声がうるさい

などが挙げられます。うるさいと思われてしまうほとんどが生活音で、音を出さないのは無理ですよね。

こちらが騒音だと思っていなくても、うるさいと思われてしまうこともあるので、使う時間帯や音量に注意するなどの配慮をするようにしましょう。

<わざとではなくたまたま>

たまたまひじや足、家具などが当たってしまっただけの場合や、床に物を落としただけの場合も多いです。この場合は、繰り返しドンドンされることはなく、ドンと単発で終わります。

私もやってしまった経験がありますが、やってしまった方は申し訳ない気持ちでいっぱいになるので、この場合は怒らないであげてほしいです(笑)

壁ドンされた時の対処法

音に気を使っているのに、壁ドンされるとイラッとしますよね。

しかし、怒りに任せて壁ドン返しや、直接訪問して文句を言ってやろう!なんてことは絶対にしないようにしましょう。

感情的な話し方になりやすく、トラブルになりやすいので、管理会社か警察に相談するのが直接関わらずトラブルを避けられるので安心です。

ここでは壁ドンされた時の対処法を紹介するので、参考にしてみてくださいね。

<無視をする>

もし自分がうるさくしている自覚があるなら、すぐに静かにして収まるのを待つのが1番簡単な方法です。

しかし、壁ドンをしたら静かになったという経験が、少しでもうるさいとまた壁ドンしようという意識を植え付けるのでされやすくなってしまいます。

今後のことを考えると、管理会社に連絡をして何らかの対処をしてもらった方がいいかもしれません。

<管理会社に相談する>

隣の部屋の住人がどんな相手なのか分からないので直接文句を言いに行くのは勇気もいるし怖いですよね。

管理会社に間に入ってもらって注意してもらうのがトラブルを避ける上での1番の対処法です。

物件のオーナーには、借主が問題なく生活できるように環境を整える義務があり、苦情被害で入居者が困っていると訴えてきた場合に放置することは民法上できません。

苦情の連絡があるのに対処しなければ、最悪の場合大家や管理会社は損害賠償請求をさせられる立場となってしまうので、その問題を放置せずに対処しなければならないのです。

<警察に通報する>

身に覚えがないのに何度も壁ドンされるのは、騒音被害を受けていると言えるので警察に通報するのも視野に入れましょう。

しかし、警察は通報を受ければ現場に直接行く必要がありますが、民事介入できないのでトラブルを根本的に解決してくれることはありません。

警察ができることは口頭注意ぐらいですが、いきなり警察が来れば誰でもビックリするので、繰り返し壁ドンするのは控えてくれそうですね。

<相談は記録をつけてから>

管理会社や警察に相談する際には、記録をつけていれば具体的な説明をしやすいので管理会社や警察側も状況を把握しやすいです。

どんなことを記録しておけばいいのか、確認してみましょう!

  • 音の大きさ
  • 音がする時間帯
  • 音の頻度
  • 音の種類
  • 音の発生場所
  • 音による影響

この6つを意識して記録しておくと、相談する際に冷静に具合的に説明がしやすいので効果的です!

まとめ

  • 隣の部屋からのドンドンとうるさい音は、昼夜問わず環境省が定めている騒音の基準値に値する
  • 音には空気音と固体音の2種類があり、隣の部屋からのドンドンとうるさい音は足音や飛び跳ねる音、壁ドンなどさまざまある
  • 壁ドンをされてしまうのは、生活音がうるさいという理由がほとんどだがわざとじゃない場合もある
  • 隣の部屋がドンドンうるさいからといって直接文句は言いに行かずに、記録をつけたうえで管理会社や警察に相談する
  • 引っ越しを検討する場合は、防音性の高い建物構造を意識する

隣の部屋からのドンドンとうるさい音の正体と、対処法について紹介しました。

隣の部屋からドンドンされると、イラッとしたり怖かったり、どこに相談したらいいかも分からずに我慢しがちでとてもストレスになります。

音の理由と対処法を知り、お互いに嫌な気持ちにならないように思いやりをもって生活しましょう!