離乳食の食材はチェック表にて保育園に提出!家庭ではどう準備する?

スポンサーリンク

保育園に子供を預ける前には、離乳食での食材チェック表を園に提出する必要があります。

入園が決まったけれど、食べさせたことのない食材が沢山で悩むわ。
赤ちゃんの月齢に沿った給食を保育園は用意してくれるので、離乳食で食べたことのある食材をチェック表に記入して提出する必要がります。

私は保育園の食材チェック表を始めて見ましたが、野菜や果物から肉類、調味料まで幅広くチェック項目があって圧倒されてしまいました。

これから保育園に子供を預けようと考えている私と一緒に、離乳食の食材チェック表はどんなものかや、進め方などを確認していきましょう!

スポンサーリンク

離乳食の食材チェック表を保育園に提出しよう!

保育園入園の際に提出が必要になる離乳食の食材チェック表は、安心して子供を保育園に預ける上でとても大切なものです。

食べたことのある食材をチェック表にて提出することにより、アレルギーの有無を保育園に知ってもらうというのが1番の目的。

保育園によってチェック表や離乳食の進め方が違うこともあるようですが、一般的な離乳食での食材を月齢ごとに確認していきましょう。

5~6か月以降の食材チェック表

分類 食材名
穀類 米(うるち米・もち米・米粉)
うどん
そうめん・ひやむぎ

パン(食パン・コッペパン・ロールパン)
麦茶
野菜 人参
玉ねぎ
じゃがいも
大根
小松菜
ほうれん草
チンゲン菜
トマト
かぶ
かぼちゃ
キャベツ
里芋
白菜
さつま芋
魚介類 たら
カレイ
大豆類 豆腐
調味料 粉ミルク
その他 昆布だし

7~8か月以降の食材チェック表

分類 食材名
穀類 スパゲッティ
マカロニ
小麦粉
パン粉
野菜 もやし
わかめ
ひじき
なす
ブロッコリー
果物 りんご
いちご
メロン
すいか
ぶどう

柑橘類(みかん・いよかん・甘夏・はっさく)
肉類 鶏肉(もも・むね・ささみ)
魚介類 さけ
ツナ(水煮缶)
卵黄
大豆類 大豆(水煮缶)
高野豆腐
きなこ
乳製品 チーズ
バター
調味料 砂糖

しょうゆ
味噌
片栗粉
ケチャップ
その他 サラダ油
焼きのり・あおのり

9~11か月以降の食材チェック表

分類 食材名
全卵
乳製品 牛乳

完了食以降の食材チェック表

分類 食材名
穀類 中華めん
白玉粉
ビーフン
餃子の皮・ワンタンの皮
野菜 にんにく
しょうが
ねぎ
ごぼう
切り干し大根
ピーマン
にら
きゅうり
しいたけ(生・干し)
えのきたけ
しめじ
さやえんどう(絹さや)
たけのこ(水煮)
そら豆
アスパラガス
さやいんげん
オクラ
とうがん
枝豆
とうもろこし(生・缶)
れんこん
カリフラワー
せり
かんぴょう
果物 干しぶどう
パイナップル缶
桃缶
バナナ
さくらんぼ
レモン果汁
肉類 豚肩ロース
ベーコン
魚介類 めかじき
あさり(水煮缶)
さくらえび
しらす干し
かつお
さんま
さば
マヨネーズ
大豆類 油揚げ
厚揚げ
おから
豆乳
乳製品 スキムミルク
ヨーグルト
生クリーム
調味料 みりん

こしょう
カレー粉
中濃ソース・ウスターソース
その他 コーンスターチ
煮干しだし
かつおだし
鶏ガラだし
コンソメ
いちごジャム
マーマレードジャム
ベーキングパウダー
ごま
ごま油
春雨
コーンフレーク
オレンジジュース
リンゴジュース
グレープジュース
寒天
ココアパウダー
こんにゃく・しらたき
ゆかり(ふりかけ)
しそわかめ(ふりかけ)
せんべい(市販品)
クッキー(市販品)
ビスケット(市販品)
クラッカー(市販品)
あずき
バニラエッセンス

思った以上に沢山の食材があり大変そうですが、それだけ保育園で出される給食やおやつに多様な食材を使ってもらえると思うと嬉しくなりますね♪

スポンサーリンク

離乳食の食材チェック表を家庭でどう準備する?

離乳食のチェック表を、家庭で準備する上での不安や疑問があると思います。

ここからはチェック表での新しい食材の進め方や、注意したい食物アレルギーについてなどのポイントを紹介していきます。

初めての食材は家庭で2~3回試してみる

多くの保育園が、食べたことのない食材は保育園の給食やおやつで提供しないようにしています。

その理由は、離乳食期での食物アレルギー症状が出る場合を考えてのこと。

初めての食材は、多くの保育園が2回か3回食べさせてから、チェック表に記入するという決まりになっているようです。

量は初日ひとさじから始め、翌日からはひとさじずつ追加し少しずつ増やしていきます。

同じ食材を2~3日程度食べてもアレルギー症状が出なければ、つぎの食材に進んでいきましょう。

まずは、しっかり目の行き届いている家庭で試しておく必要がありますね。

食物アレルギーの知識を持とう

初めての食材でアレルギーが出たらどうしよう…。
食物アレルギーには怖いイメージがありますよね。
しかし付き合い方を知ることで、心配も和らぐかもしれません。

離乳食時期の食物アレルギーは、遺伝などの体質も影響しますが、どんな赤ちゃんでも発症する可能性があるものです。

初めての食材を試す際には、赤ちゃんの体に過剰な負担をかけないように月齢に応じた食品を少量ずつ与え、経過を慎重に観察する必要があります。

アレルギーは奥深く、量が多ければ症状が出てしまう場合もあるそう。

なので、保育園で出される量相当を入園前に食べさせるのが理想です。

食物アレルギーを引き起こす原因の、7大アレルゲンと呼ばれる食材を紹介します。
  • 牛乳(乳製品を含む)
  • 小麦
  • そば
  • 落花生(ピーナッツ)
  • えび
  • かに

これらは特に注意すべき食材とされていますが、保育園では万が一を避けるために特に症状がでやすい、そばや落花生などは提供されません。

保育園の給食やおやつで注意が必要な食材は、卵・牛乳(乳製品)・小麦です。

特に鶏卵は0歳児の食物アレルギーの約60%、1歳児の約45%を占めています

この数字だけを見ると心配になりますが、アレルギーを発症する食材はある程度限られているので、全ての食材に対して、身構える必要はないと思います。

たんぱく質や7大アレルゲンは慎重に与え、野菜類などは大丈夫であることを前提な気持ちで試してみてはいかがでしょうか。

もしも、食物アレルギーを発症したかも知れないと思ったら、まず速やかに病院に行きましょう。

何かを食べてじんましんや異変が出たからといって、必ずしも食物アレルギーだとは断言できないそう。

食材を自己判断で特定し除去することは、不要な除去を増やすだけですの危険なのです。

必ず病院へ行って、専門の医師に食物アレルギーかどうかを診てもらうようにしてくださいね。

スポンサーリンク

離乳食の食材チェック表が間に合わない時はどうなる?

食材チェック表に食べさせたことのないものが多くて間に合わないかも…。

たくさんの食材を入園前に食べて記入し、提出しなければいけない離乳食の食材チェック表。

もしも、入園までに提出が間に合わない場合はどうなるのか、保育園によっても対応が様々なようですが、まとめてみました。

なるだけ間に合わせるための対策なども紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

食材チェック表は焦らずに進めよう

食べたことのない食材がある場合、該当食材を使う献立の日の給食は提供できなくなる場合もあるそうです。

保育園によってはその日、家庭で用意したお弁当の持参をお願いされることもあります。

子どもが初めて食べる食品については、家庭で安全に食べられることを確認してから、保育所で提供を開始することを基本とする。

引用:厚生労働省

食材チェック表への記入が間に合わないと入園できないの?
全ての提出物を間に合わせなくては!と焦る気持ちもあるかもしれませんが、入園できないという事はまずありませんのでご安心くださいね。

入園までに食べたことのない食材がある場合、その食材を使用した献立が出る日までに家庭にて食べさせていくことも可能です。

複数回チャレンジして、その食材で給食提供前にアレルギーの出ないことを確認すれば、通常通りに給食を提供してもらえます。

どうしても入園までにチェック表が間に合わない場合には、保育園で相談してみましょう。

離乳食時期での新しい食材は、少なからず子供も警戒してしまうものです。

ましてやあなたの焦りが伝わってしまえば、さらに食べてくれないかもしれません。

離乳食の食材チェックリストは、最悪どうにかなる!くらいの気持ちで構えてしまってはどうでしょうか。

せっかく初めて食べる食材、子供だって楽しく食べたいはずですよ♪

保育園から食材チェック表は早めにもらおう

子供の入園も決まり、お仕事の事も気にかけているあなたはきっとてんやわんや。

考えごとは、1つでも少ないと嬉しいですね。

食材チェック表を早めに準備するために、入園前なるたけ早めに食材チェック表をもらうことをおすすめします。

上記で紹介したチェック表以外の食材があったり、保育園によっては食材を特定の調理法などで食べさせるようにと指示されたりする場合もあるからです。

一般的に食材チェック表は、一日入園や入園説明会などで渡される場合が多く、入園までに残された日数は1ヶ月ほどしかないという場合も。

初めて食べる食材なので、アレルギー反応を考慮すると病院の休日や予定のある日などを避けるとなかなか厳しいスケジュールでもありますね。

可能ならば、数か月分の給食の献立表をもらうというのもおすすめです。

入園までに食材チェック表に記入できなかった食材があれば、入園後の給食で初めての食材が出る日までに家庭で食べさせることができますね。

初めての食材にチャレンジをして異常が無ければ、栄養士か担任保育士に伝えればよいでしょう。

まとめ

  • 赤ちゃんの月齢に応じて食材チェック表を参考に、離乳食を進めよう
  • 離乳食の食材チェック表はアレルギーの有無を保育園に知ってもらうためにとても大切
  • 初めての食材は家庭で2~3回食べさせよう
  • 食物アレルギー反応が出た場合には、すみやかに病院を受診する
  • 食材チェック表が入園までに間に合わなくても何とかなる
  • できるだけ早めに食材チェック表や献立表をもらえるなら入手する

離乳食の食材チェック表を保育園に提出することで、親も保育園側も安心して子供の給食を用意できるのですね。

今回の内容以外にも、保育園によって対応が違う場合もあると思うので、不安のある場合には入園先の保育園に確認してみてくださいね!

子供が保育園でおいしい給食を安心して食べるためにも、家庭での初めての食材を食べさせる準備はしっかりとしていきましょう♪