お菓子作りって楽しいですよね。クッキーやケーキを手作りして、家族や友達にプレゼントするととても喜ばれますよね。
粉砂糖は100均で手に入ります。
100均のお店によっては、季節限定ということもありますが…。
100均なら安いし、しかも見た目がぐんとアップするので利用する価値はありますよ。
粉砂糖を使ったデコレーションは、主に、アイシングと粉雪のように振りかける方法があります。
そして、そのデコレーションに使う粉砂糖にも溶けるものと溶けにくいものがあり、それを間違えるとうまくいきません。
これから粉砂糖について詳しく解説していきましょう。
粉砂糖は100均で買える⁈おススメのお店は⁈
私の家の近くには、ダイソー・セリア・キャン★ドゥの3つの100均があります。
結論から言うと、すべての店に粉砂糖は置いてありました‼
そして、一番のおすすめはセリアです。
粉砂糖にはいろいろ種類があります!
何に使うかによって粉砂糖の種類を選ぶ必要があります。
まず、
- 粉砂糖が溶けた方がいいのか
- 溶けにくい方がいいのか
です。
泣くお砂糖なんて、とても面白い表現ですよね。
例えば、マカロンを作るとき、ほろほろとしたくちどけにするために、生地に混ぜるお砂糖は溶ける粉砂糖が適しています。
また、クッキーなどを彩るアイシングも、卵白などほんの少しの水分とお砂糖を練り合わせて作るので、溶ける必要があります。
でも、ケーキやシュークリームの上に振りかけるとき、溶けてしまったら困りますよね。
そんな時は、溶けにくい粉砂糖を選ぶ必要があります。
他にも、黒糖をパウダー状にしたものやオリゴ糖入りのものもあります。
どんな粉砂糖が100均で買えるの?分量はどれくらい?
溶ける | 溶けにくい | |
ダイソー | 無し | 40g |
セリア | 80g | 40g |
キャン★ドゥ | 80g | 40g |
セリアとキャン★ドゥは同じように見えますが、セリアの方が圧倒的に製菓材料は充実していました。
同じ溶ける粉砂糖でも、セリアにはグラニュー糖のみの純粉糖とさらさら感を保つためにコーンスターチを混ぜたものとがありました。
セリアには、粉砂糖のほかにも、製菓材料がたくさん置いてありました。
ちょっと脱線してしまいますが、抹茶パウダーとか、ブラウニー用に配合された粉とか、いろいろなお菓子の材料が販売されていました。
また、ケーキなどの型やクッキーの抜型なども豊富にありました。
アイシングと一緒に使うととてもかわいくなるアラザンや、字やイラストを描くチョコペンなど、どんどんイメージがわいてくるような売り場でした。
だから私は、近くの100均で製菓材料を買うならセリアがベストだなと思いました。
価格はすべて税込みです。
溶ける | 80g当たり | 溶けにくい | 40g当たり | |
A店 | 70g/160円 | 183円 | 50g/193円 | 154円 |
B店 | 70g/97円 | 111円 | 無し | – |
C店 | 200g/212円 | 85円 | 無し | – |
100均では税込み108円なのですが、スーパーだと価格はお店によってずいぶん違いますよね。
また、いろんなネットショップでも販売されています。
価格は溶けるタイプで1g1円未満ですが、送料が必要だし、1袋にたくさん入っています。
仕事で使ったり、大量にお菓子をつくったりするならネットショップはいいと思いますが、家庭で少し作るには適さないと思います。
使いきれずに保存するより、使う分だけ買った方が、結局はお得ということになりそうですよね。
手軽にお菓子作りをするなら、粉砂糖は100均で買うのがベストだと思います。
粉砂糖が溶けにくいのはどうして?
普通、お砂糖は水分を吸収しやすく、固まることがありますよね。熱があるとすぐに溶けてしまいます。
何か変なものでも入っているのでしょうか?
粉砂糖が溶けにくい仕組みは?
上の写真は、市販のスフレケーキに粉砂糖を振りかけたものです。
スフレケーキは案外しっとりしていましたが、3時間以上経っても溶けていません。
それは、グラニュー糖をパウダー状にする製造過程で、乳化剤や油脂、でんぷん類でコーティングしているからです。
その手間や技術の分、価格が倍くらいになっています。
せっかくの粉雪が溶けてしまったら、それこそ泣いちゃいますよね。
でも、使う量はとても少なく、そんなに高くつくわけではありません。
100均の粉砂糖で十分だし、かなり使えると思います。
お友達とお茶するときに、ケーキ屋さんのシュークリームじゃなくても、粉砂糖をちょっと振りかけるだけでおいしそうに見えて、トークも弾みますよ。
ホールのチーズケーキなど、平たいケーキにはステンシルを利用して模様を表現するのもすてきですね。
ただし、溶けにくいというだけで、溶けないわけではないので保存には気を付けましょう。
しけらないように、しっかり封をして冷暗所で保存しましょう。
冷蔵庫は開け閉めするので、その温度差で結露ができます。
低温ですがしける可能性があるので、あまりお勧めできません。
コーンスターチの入っているものと純粉糖の違いは?
溶けるタイプの粉砂糖はグラニュー等を粉砕するだけの純粉糖か、それに3%程度のコーンスターチを混ぜたものがあります。
コーンスターチ入りのものは、さらさらしています。
あまりこだわらなくてもいい、ということです。
パティシエの方は、純粉糖を使うことが多いようです。
生地に加えるときにコーンスターチが入っていると雑味を感じるとか、焼き上がりの色合いがちがうとか、やはりプロはこだわりがあるんですね。
でも、私たちが家庭でお菓子作りを楽しむ場合は、そこまで気にする必要がないと思います。
むしろ、さらさらしていた方が取り扱いやすいかもしれません。
溶ける粉砂糖であれば、コーンスターチが入っていてもいなくても、どちらでもそれほど違いはないといっていいでしょう。
粉砂糖を使ったアイシングの作り方をご紹介‼
シナモンロールに、アイシングがしてありますよね。
何の変哲もないクッキーを、すごくおしゃれに変身させるのがアイシングです。
クリスマス会やお誕生日会など、特別な日のデザートに作ってみませんか?
アイシングをすると、ちょっと甘くなるけど、子供たちのパーティーに出したらきっと喜ばれると思いますよ。
ムーンライトは1箱14枚入りです。
80gの粉砂糖だと、18枚から20枚くらいはできそうでした。
また、粉砂糖と卵白の割合は5:1です。
覚えやすいと思います。
卵白でなくても水で代用はできますし、レモン汁を入れると早く乾燥します。
アイシングの材料
- 粉砂糖 80g
- 卵白 16g
- レモン汁 ほんの少し
- ジップロックの袋 Sサイズでよい
アイシングの作り方
- ジップロックの袋をカップなどにセットして準備する。
- 卵白をよく混ぜる。
- 粉砂糖を入れてよく混ぜる。
- つやが出て、泡だて器を持ち上げた時先が少しお辞儀をするようになったらstop。
- レモン汁を数滴入れながら硬さを調整する。
- ジップロックの袋に詰めて角を小さく切り、手早くデコレーションする。
ジップロックの袋にしたのは、絞り出すときに力がいるからです。
スーパーに置いてある袋では、破れる可能性があります。
キッチンペーパーを丸めてコルネにする方法もありますが、乾燥してしまうのと、滑ってあつかいにくいので、ジップロックがいいと思いました。
食紅を使って、カラフルなアイシングもいいですね。
食紅はほんの少しで色が付きますから、つまようじの先くらいの量で充分です。
作ったものを小分けして作りましょう。
また、イラストを描く場合は、少し固めのアイシングと柔らかめのを用意してください。
固めのアイシングで縁取りをし、柔らかめので塗りつぶす感じです。
ただ、どんどん乾燥するので、作業は手早くやりましょう。
慣れないうちは色の種類を増やさない方が無難だと思います。
もし、クッキーも手作りされるのなら、甘さは控えめの方がいいかと思います。
ムーンライトだとちょっと甘すぎると思いました。
もし、アイシングがあまってしまったら、お料理に使ってしまいましょう。
ほとんどがお砂糖なので、問題ありません。
まとめ
- 粉砂糖には溶けるタイプと溶けにくいタイプがある
- 用途に応じて選ぶ必要がある
- 100均で買うならセリアがおすすめ
- 溶けないタイプはでんぷんや乳化剤などでコーティングされていて、振りかけるデコレーション用
- 溶けるタイプにはコーンスターチ入りとそうでないものがある
- 溶けるタイプの粉砂糖でアイシングをするとスイーツのグレードが上がる
クリスマスやバレンタインなど、プレゼントとしてお菓子を作るときがありますよね。
そんな時は粉砂糖でおめかしをしてランクアップしましょう。
簡単で効果抜群‼
きっと喜ばれますよ‼