もうすぐ新年度が始まりますね。進学や就職などさまざまな理由で引越しが増える季節です。
「引っ越す予定だけど、女性の一人暮らしの荷物量でダンボールがどれくらい必要かよくわからない」
「1人暮らしで荷物の梱包や荷ほどきをするのは大変そう」と思っていませんか。
そんな悩みを解決するため、今回は女性の一人暮らしでどれくらいの荷物量があるのか、引っ越しに必要なダンボールの量についてご紹介します。
女性は一人暮らしといっても、日用品以外に衣類や美容グッズなど、男性よりも荷物量が多そうですよね。
荷造りのコツについても紹介しますので、是非参考にしてみてください。
女性の一人暮らしの荷物量はどれくらい?
女性の一人暮らしの場合、荷物量に多少差はありますがダンボールの数は10~15枚程度が目安とされています。
「思っていたよりもダンボールに詰める物があった」「ダンボールが足りなくてキャリーバッグにも荷物を詰めた」などの声も聞かれます。
荷造りの最中にダンボールを使い切ってしまうと荷造り自体が滞ってしまいます。
一人暮らしでも、部屋の広さや持ち物の量には個人差があるので以下の目安を踏まえつつ、ダンボールは少し多めに用意すると良いでしょう。
- 1R:10枚程度
- 1K~1LDK:10~15枚
- 2K:20~30枚
「そんなに少ないダンボールの数で荷物が入りきるの?!」と心配になりませんでしたか。
女性は美容グッズや流行に合わせた衣類など、使っていない荷物も以外と多いものです。
「とりあえず・・・」と詰め込んでしまう前に本当に必要な物なのか見直しをしながら荷物量を調整できるとすばらしいですね。
荷物の量が多いと引越しの準備・片付けともに負担が多くなってしまいますが、家中の荷物を整理する荷造りは、断捨離の絶好の機会です。
仕事や趣味によっては一人暮らしでも荷物の量が多い場合もあります。
客観的に見て必要な荷物が多いと感じたら、ゆとりを持って引越し準備にとりかかることをおすすめします。
女性の一人暮らしで荷物や引越しの準備はどうする?
女性の一人暮らしでは防犯上、見知らぬ男性を自宅に入れることに少なからず抵抗があると思います。
女性スタッフに引越しを依頼できるかなど、事前に相談することで安心して引越しができるように準備していきましょう。
業者選びや引越し当日に気をつけること
- レディースパックプランの利用や、女性スタッフの派遣を依頼する
- アート引越センター:レディースパックあり。引越し当日の荷物の運搬もすべて女性が担当してくれます。
- 日本通運:全員女性スタッフ対応はできませんが、事前に相談すると引越し当日に最低1名女性スタッフが同行してくれます。
- サカイ引越センター:女性スタッフは在職していますが、必ず対応できるか約束はできないようです。
- アリさんマークの引越し社:女性スタッフは在職していますが、必ず対応できるか約束はできないようです。
- ダック引越センター:女性スタッフは在職していますが、必ず対応できるか約束はできないようです。
- ハート引越しセンター/アーク引越しセンター/ヤマトホームコンビニエンス:女性スタッフによる作業は行っていません。
- 下着類は見えないように梱包する
見えないようにダンボールに詰めるか、衣装ケースに入れるときは紙袋などに入れて中身が見えないように準備しましょう。
下着が見えてしまっていると、自分も恥ずかしいですし相手にも気を遣わせます。
- 信頼できる男性に立ち会いを依頼する
女性の一人暮らしの場合、男性スタッフを部屋に入れて作業をすることや、重たい荷物の運搬・荷ほどきに不安を感じることもあるでしょう。
信頼できる男性に立ち会いがお願いできれば、安心できますし、難しければ女性の友人にいてもらうだけでも心強いですね。
荷造りに必要な物
ダンボール以外にも荷造りのために忘れずに用意する物があります。
食器などの割れ物は運搬中に壊れないように緩衝材や新聞紙でひとつずつ包む作業が必要であり、隙間には緩衝材を入れておきましょう。
- ガムテープ:ダンボールをとめる。壊れ物・すぐ使う物は色を変えておくと分かりやすい。
- プチプチ:食器など割れ物の梱包に使用
- ハサミ:梱包する資材をカットする
- ビニール紐:荷物をまとめるときに使用
- 新聞紙:割れ物の梱包や、ダンボールの隙間を埋めるときに使用
- マジック:ダンボールの外側に中身、置き場所を明記する
- マジック:ダンボールの外側に中身、置き場所を明記する。
「割れ物注意」「下積み厳禁」この面を上にしてください」など荷物を運搬する作業員に注意点が伝わるようにすると良いですよ。
女性の一人暮らしの荷物をダンボールへ梱包する方法
女性の一人暮らしといっても、荷物をダンボールへ詰める作業は想像以上に時間と労力が必要です。
ダンボールは数に余裕をもって準備し、入っているもの、運ぶ場所が分かるような工夫をすることがポイントです。
「一人暮らしで荷物も少ないから大丈夫だろう」と後回しにせず、コツコツ荷造りを進めてきましょう。
ダンボールを準備する
引越し荷物を詰めるためのダンボールは、下記の3つの方法で準備することができます。
〈引越し業者に依頼する〉
引越し業者に依頼すると、無料でダンボールを提供してもらえることがあります。
あらかじめ見積もりをとる際に、下記の内容の確認をおすすめします。
- 無料で何枚まで用意してもらえるのか
- 荷造りをしていく中で足りなくなった場合は追加で用意してもらうことはできるか
- 女性の一人暮らしの荷物量で必要になるダンボールの目安はどれくらいか
- 荷ほどきが終わってから、引越しで使用したダンボールを回収してもらえるか
女性でも一人暮らしの場合は、荷造り~荷ほどきまで一人でやらなければなりません。ダンボールの準備・回収について事前に聞いておきましょう。
ただし、単身パックの場合、ダンボールが付いていないプランも多いようなので引越し業者へしっかりと確認しておくことが必要です。
ダンボールを無料で手配してくれる業者でも、繁忙期などはダンボールの在庫が無い場合もあるので、注意しましょう。
〈自分でダンボールを購入する〉
単身パックなどダンボールが付いていないプランや、引越し業者を使わない場合には自分でダンボールを用意します。
引越し業者からダンボールの大きさを指定されることはないので、自分の荷物量や内容に合わせて用意しましょう。
ホームセンターやインターネットで販売されており、1枚150~200円程度です。
インターネットを利用すると少し割高ではありますが、ダンボールは大きくて持ち運びが大変なので、女性の引越し準備ではインターネットでの購入をおすすめします。
〈無料のダンボールを利用する〉
スーパーやドラッグストア、家電量販店など身近な場所で無料のダンボールをもらえる場合があります。
もともと商品が入っていたダンボールなので、形や耐久性がまちまちなので注意して選ぶようにしましょう。
耐久性があって、大きさが十分であるものは十分活用できますよ。
野菜など生鮮食品のダンボールは、土や虫が入っている、入っていた食品によって濡れている、においが付いていることがあるので避けるのが無難です。
ダンボールに荷物を詰める
〈ダンボールの大きさに合わせて荷物を詰める〉
引越しで使うダンボールの大きさは3種類です。それぞれの大きさに合った使い方で荷物を詰めていきましょう。
- Sサイズ:外形3辺の合計が100cm以下(宅配100サイズ)
食器や書籍といった重たい物を入れます。梱包する前に荷物の重さで底が抜けないよう、ガムテープで補強しておきます。
ガラスや陶器はダンボールの中で揺れた衝撃によって割れる可能性もあります。
荷物が動いてしまわないように、あいてしまったスペースには丸めた新聞を入れるなどして固定してあげるのがポイントです。
- Mサイズ:外形3辺の合計が120cm以下(宅配120サイズ)
衣類など軽い物を入れます。収納場所や季節ごとにまとめて入れると荷ほどきもラクになります。
Tシャツなど薄手の衣類が40枚程度、ニットやスウェット、ジーンズなどの厚手の衣類は20枚程度入れることができます。
- Lサイズ:外形3辺の合計が140cm以下(宅配140サイズ)
冬物衣類などボリュームはあっても軽い物を入れるの向いています。
大きいダンボールに重たい物を入れると底が抜けやすくなるので気をつけましょう。
〈ダンボールに中身と置き場所を明記する〉
ダンボールはパッと見た目には中に何が入っているのか分かりませんね。
- 転居先でのダンボールの置き場所
- ダンボールの中に何が入っているか
- すぐに使いたい物や壊れ物はテープの色を変えるて目立たせる
このような工夫で引越し先での荷ほどきがスムーズに行えるようになります。
ダンボールに中身を表記する場合はできるだけ詳しく書くと、荷ほどきがスムーズになります。
中身を知られたくないときはダンボールに番号をふり、何が入っているか自分の手元に番号と一緒に控えておくという方法もあるので安心ですね。
荷造りをスタートしたら、まずはシーズンオフの衣類など、引越し当日までに使わないことが確定している物から順に詰めていきましょう。
荷ほどきする場所を決めて詰めていくと新居であちこち動き回る必要もなくなり、忙しい引越しでも体力をキープすることができますね。
荷造り後のダンボールは重たいので、運搬時の動線を考えてダンボールを積む位置を決めておくと作業がしやすくなりますよ。
カーテンや掃除道具、調理器具などは引越し当日まで使います。
引越しギリギリまで梱包できない小物は、想像以上にたくさんあります。
いざ引越しと言うときに、「入れる場所がない」と焦ることが無いようにあらかじめスペースを確保しておく必要があります。
衣装ケースを活用
引越し業者によっては、衣装ケースに衣類を入れたまま運んでくれる場合もあります。
すべての業者でできるわけではないので、見積もり時にしっかり確認するようにしましょう。
- クロネコヤマト
- 日通
- 引越しのサカイ
- アート引越しセンター
- アリさんマークの引越し社
上記のような大手引越し業者であれば、ほとんどの場合衣装ケースのままで運搬可能となっています。
衣装ケースはプラスチック製、引き出し式、箱形など形状はどれもOKです。ただし、衣類以外の物は入れた状態で運べないので注意が必要です。
衣装ケースを運搬するときは、荷物が飛び出さないように引き出しのを紐やテープで固定しておく必要があるので準備しておきましょう。
まとめ
- 女性の一人暮らしの荷物量では、だいたいダンボール10~20枚程度の荷造りが必要
- 女性の一人暮らしでは荷物量が少なそうに感じるかもしれないが、ダンボールは余裕を持って多めに用意しておく
- ダンボールに置き場所、中に入っている物をを明記することで引越し後の荷ほどきもラクになる
今回は一人暮らしの女性が引越しをするために荷物の量の把握や梱包にどのような準備が必要か紹介させていただきました。
引越しは、想像以上に労力を費やしますが新生活に胸が弾みますね。
私も何度となく引越しをしてきましたが、断捨離しながらどれだけ分かりやすく荷物を梱包できるかで、引越し後の負担が変わります。
新生活に向けて、ぜひこの記事の内容を参考にしてもらえると幸いです。