重い家具を運んだり、物を落としてしまった時、床に傷がついてしまう事があります。
私も日々生活していくうちに床に傷がちらほらついてきてどうしたものかと悩んだことがあります。
ですがプロに直してもらうとなると、費用が高くなってしまうのでできるだけ避けたいですよね。
実は床の傷の補修は自分で簡単に行うことが出来ます!
補修グッズももちろんホームセンターにいけばたくさん揃っているのですが、100均でも購入することが可能になっています。
「できるだけコストを抑えて床の傷を補修したい…」
「本格的なのもいいけど、まずは簡単に床を補修してみたい!」
そんなあなたはぜひ100均グッズで床の傷を補修してみてくださいね。
この記事では100均やプチプラグッズで簡単に補修する方法をご紹介します。
床の傷の補修は100均グッズで簡単に出来る!?
床の傷は近くの100均にあるグッズで補修することが可能です。
補修の仕方もあなたが思っているより難しいものではありませんのでご安心ください♪
補修方法は主にパテでえぐれてしまった床の箇所を埋めたり、床と同じ色をしたペンなどを上から塗る方法です。
各100均では主に傷隠し用のペンが売られていますので、そちらのペンを使った補修が簡単でおすすめです。
キズ隠しクレヨンは補修したい部分の上から色を塗るだけですので、誰でも簡単に床の傷の補修が出来ますよ。
ですがどの100均でもナチュラルカラーのペンしか取り揃えられていませんので、それ以外の床の色の家は注意です。
床が白に近い色だったり、ナチュラル(ブラウン)系でない場合はパテで傷を目立たなくしてみましょう。
白いパテを使うと傷がわかりづらく、クレヨンやペン無しで補修出来る可能性があります!
各100均で現在販売されている床の傷の補修グッズは以下のとおりです。
ぜひ近くの100均に家の床に対応した補修グッズが売られているかチェックしてみてください。
ダイソーで販売されている補修グッズ
- キズ直し棒3本セット ナチュラル系
- アートラインキズ補修マーカー (オーク、メイプル、マホガニー、ウォールナット)
- 床・家具穴埋めウッドパテ30g(ホワイト、ナチュラル、ジャックウッド)
ダイソーはとにかく品揃えが豊富で、暗いカラーから明るいカラーまで様々なカラーが揃っています。
パテも他の100均ではホワイトしか取り扱われたないにも関わらず、ダイソーはまさかの3色展開です。
私はパテがホワイトしかないものだと思いこんでいたので驚きでした。
ですが、全ての店舗が上記全ての補修グッズを揃えているとは限らないので注意が必要です。
もしなかった場合は大きめの店舗に足を運んでみるか、ダイソーのオンラインショップで注文するのがいいでしょう。
セリアで販売されている補修グッズ
- キズかくしクレヨンセット(ライト、ダーク)
- 室内補修用かべパテ
ダイソーと比べてセリアは品揃え少なめですが、キズ隠しクレヨンがダークとライトの2種類が揃えられています。
あなたのお家の床の色がナチュラル系であれば、セリアの補修グッズでも十分補修することが可能です。
もし条件が合う場合は是非セリアの補修グッズで実践してみてくださいね。
キャンドゥで販売されている補修グッズ
- キズかくしクレヨン3P(ダーク)
- 室内かべ補修用パテ
残念ながら、キャンドゥでは床の傷に使用できるキズ隠しクレヨンとパテは一種類しか販売されていません。
クレヨンもダーク系の色しかないので、床の色が明るい場合は他の店舗で探してみるほうがいいかもしれません。
しかし、ダーク系や白い床の場合はキャンドゥで気軽に取り入れられるので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
キャンドゥもダイソーと同じくオンラインショップがありますので、そちらで購入するのもいいでしょう。
床の傷の補修グッズはダイソーがおすすめ!その方法は?
どの100均で購入しても問題はないのですが、迷ったときはダイソーで購入することをおすすめします。
ダイソーは他の100均と比べて品揃えがとても多く、店舗に直接向かわなくてもネットで購入することも可能だからです。
忙しくて店舗に行く暇がない場合や近くにダイソーがない場合もネットで購入できるのはとてもいいメリットですよね。
特にダイソーは傷隠しマーカー(クレヨン)の種類が豊富で、ナチュラル系の床なら髙い確率できれいに傷の補修が可能です。
とはいえ床の色は家によってバラバラなので、ダイソーで売られているペンの色と床の色は若干違うかもしれません。
え?それじゃあもし色が違った場合は諦めるしかないの?
いいえ、色が完全に合わなかったからといって傷の補修を諦める必要はありません。
使い方を工夫さえすればダイソーの商品のみであなたの床と同じ色に近づける事が可能です!
それではこれから各補修グッズの使用方法や色が違った場合の対策やクオリティーをあげるための方法を詳しくご紹介します。
あなたもダイソーグッズで簡単に傷を直してしまいましょう!
ダイソーのキズ隠しクレヨンやマーカーを使った補修方法
基本的には傷の上からクレヨンを塗るだけで補修することが出来ます。
ですがその場合は家の床より少し濃い色と薄い色を購入し、その2色を混ぜて中間の色(実際の床の色)に近づけさせるといいでしょう。
ダイソーの補修クレヨンは3本(色)で1セットとなっていますので、範囲が少ない場合、110円という値段で完全に補修が可能です!
また、ダイソーにはクレヨンだけでなくキズ消しマーカーという商品も売られています。
こちらはクレヨンと比べてはっきり濃く色を塗る事が出来るので、濃いブラウンの床などにはマーカーのがおすすめです。
逆に淡い色の床だとマーカーよりクレヨンの方が優しい色合いで床に馴染む可能性があります。
それぞれの補修グッズに対しおすすめな床、状況は以下の通りです。
〈クレヨンの方がおすすめの人〉
- ホワイトやホワイトよりのナチュラルカラーなど、淡い色の床を補修する場合
- 補修する床にピッタリの色がなく、色を混ぜる必要がある場合
- 補修したい床の範囲が狭めで、主に小さな傷を補修する場合
〈マーカーの方がおすすめの人〉
- 濃いブラウン系の色の床の傷を補修する場合
- 補修する床にピッタリの色があり、ペン1本で補修できそうな場合
- 範囲が大きくクレヨンでは塗るのが大変な場合
クレヨン、マーカーの特徴を知って自分の床にあった補修方法を実践してください
ダイソーのパテを使った補修方法
ダイソーには床や壁の穴などを埋めるためのパテも様々なカラーで売られています。
クレヨンやマーカーだけでも補修が可能ですが、更に補修のクオリティーをあげたい場合はそちらも併用して補修するといいでしょう。
パテは深くえぐれてしまった穴や溝を埋めることが出来、床の凹凸を補修することが出来るのです。
傷が深くて遠目から見ても傷が目立って嫌だな…と感じる場合はぜひパテも使ってみてください。
また、白いパテを使用することで、クレヨンやマーカーでは不可能だった白い床の補修も可能になります。
ダイソーですと他のカラー展開もあるので、ナチュラルカラーの床でもパテのみで補修完了できる可能性もあります。
基本的にはキズ消しクレヨンと似たような使用方法ですが、床の隙間を埋める役割がある分少し手間がかかります。
とはいえ難しいわけではなくとても簡単ですので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
〈補修方法〉
- 必要ない紙やダンボール等の上にチューブから必要分パテを出す
- 色が違う場合、クレヨン同様に色の違うパテ同士を混ぜて使用する
- 付属のヘラを使ってパテをすくい、床の傷の上にパテを塗っていく
- 乾燥するまでしばらく待つ
- 乾いた後の状況によってキズ隠しクレヨンやマーカーを上から塗って色を近くする
ダイソーのパテはなんとヘラもセットになって販売されているので、他の店舗のように別で購入する手間がかかりません。
時間に余裕があるときや、できるだけきれいに補修したい場合は是非パテも併用で使用してみてくださいね。
床の傷の補修にはワックスもおすすめ!?
細かい傷が床のあちこちについていて、いちいち探し回って塗っていくのは大変…
そんなあなたにはペンやパテの他に、ワックスでの補修もおすすめです。
え、ワックスで床の傷を補修できるの?と私も当時は驚きました。
一見、傷を予防したり床をピカピカにするだけの目的だけにも思えますが、実は細かい傷であれば溝を埋めて補修できます!
100均にもワックスシートが売られてはいますが、傷の補修目的で販売はされていないので効果は薄めかもしれません。
一度試してみて、理想には届かなかった場合はホームセンターで探して見るのもおすすめです。
ホームセンターへ行くと、比較的低価格で傷消し用のワックスペーパーが売られていますので、ぜひ検討してみてください。
ワックスにはシートだけでなく色々なタイプが販売されていますので、求める補修用途に合わせて購入しましょう。
各ワックスのタイプの特徴とそれぞれの床の補修方法は以下の通りです。
液体タイプ
部屋の隅々までしっかりコーティング、補修をしたい時に液体タイプはおすすめです。
ワックスと聞いて、多くの人が思い浮かべるのがまずこの液体タイプなのではないでしょうか?
少量のものから大容量のものまで幅広く用意されているので、補修したい部屋の広さに合わせて柔軟に選べるのがメリットです。
他のタイプと比べて少し手間がかかるのがデメリットであるものの、その分持続力があるのが特徴です。
メーカーによって補修方法も若干変わってきますので購入した液体タイプのワックスの説明をよく見て補修してください。
スプレータイプ
床に直接スプレーをシュッと吹きかけて、その上からモップや雑巾等で拭いていくタイプです。
使い方がとても簡単で、吹きかけて使用するので全体よりはピンポイントで床の補修したい場合におすすめです。
スプレータイプですので、床だけでなく椅子やその他家具の傷にも吹きかけて使用する事ができるので幅広く使うことが出来ます。
ですがデメリットとしてスプレータイプは液体タイプより持続性がありません。
そのためこまめに補修する必要がありますのでご注意ください。
シートタイプ
クイックルワイパーなど、普段掃除に使用しているフローリングワイパーにシートを取り付けて拭くタイプです。
普段のお掃除の延長線感覚で部屋全体を補修できるうえ、立ったまま作業が出来るので身体に負担をかけることも少ないです。
100均でも取り扱われているほど他のタイプに比べて価格が安く、ホームセンターでも500円程で購入可能です。
補修する上でコスパと楽さを重視する場合は断然シートタイプがおすすめでしょう。
ですがスプレータイプと同じく簡単にワックスをかける事が出来る分持続性があまりありません。
こまめに補修する必要がありますが、普段の掃除と同じ感覚なので気楽にできそうですね。
まとめ
- 床の傷の補修は100均グッズで簡単にできる
- どの100均で購入するか迷ったら品揃えが豊富なダイソーがおすすめ!
- 細かい傷が広範囲にある場合はワックスで補修する方法もある。
一見手間がかかって面倒なイメージがある床の傷の補修も、実は簡単に補修する事が可能です。
自分がどう補修したいかによって使用するグッズも変わってくるので、購入する前によく考えてみるのがおすすめです。
ぜひ便利な100均、プチプラグッズで床の補修にチャレンジしてみてくださいね。