ダメになってしまったオプティマのバッテリーの復活方法を知りたい!
あなたはオプティマのバッテリーの復活方法でお困りではありませんか?
魅惑のオプティマのバッテリー、どんな気象条件下でもエンジンの始動時のパワーに高い信頼性を誇ります。
高性能ドライバッテリーの代名詞ともいえるのが、このオプティマのバッテリーですが、専用の充電器があるくらい特別なバッテリーです。
コンパクトな上にハイパワー、高性能で長寿命、さらに液入りバッテリーではないので、特有のガスがほとんど出ない「密閉型メンテナンスフリー」のバッテリーです。
安心してのせっぱなしにしていたら、充電できなくなっていたということがないように復活方法をしっかり知っておきましょう♪
オプティマのバッテリーの復活方法は?
オプティマのバッテリーには、その用途に応じて以下の代表的なラインがあります。
オプティマブルートップ | 大きな電力を消費するボートやヨットのエンジン始動に最適な優れた性能をもち、高い耐湿度性と対振動性を備えているディープサイクルバッテリー。 |
オプティマレッドトップ | 耐振動性と耐衝撃性に優れ、オフロードやレーシングカーなどに最適なパワフルなスターターバッテリー。 寒冷地でのエンジン始動に絶大なパワーを誇り、特に始動性能についてはイエロートップよりも上。 |
オプティマイエロートップ | 繰り返しの充放電に対応するディープサイクルバッテリー。深放電に強い。 |
レッドはエンジンスタート始動重視、イエローとブルーはディープサイクルのバッテリーです。
バッテリー上がりからの復活力は、レッドよりイエロー&ブルーの方が上ですが、バッテリーを痛める原因になりますので、そもそもそうならないように注意しましょう!
「オプティマのバッテリーだから大丈夫」と何もしないのではなく、電圧計などを用いてこまめにチェックすることが大切です。
それでもバッテリーが上がってしまうことはあるものです。そんな時の復活方法をみていきましょう。
ジャンピングスタート
ブースターケーブルを使って他の車などのバッテリーからエンジンをスタートさせる電力を分けてもらう復活方法です。
赤と黒の2本のブースターケーブルを使い、次の手順でバッテリーに繫いでいきます。
- 上がってしまったバッテリーのプラス端子(赤のブースターケーブル)
- 他の車などのバッテリーのプラス端子(赤のブースターケーブル)
- 他の車などのバッテリーのマイナス端子(黒のブースターケーブル)
- 上がったバッテリーのマイナス端子の近くの金属部分(黒のブースターケーブル)
繋ぐ順番を間違えるとバッテリーが破損する恐れもあるので注意しましょう。
プロを呼ぶ
困ったときはプロに頼む、これも立派な復活方法の一手です。
実は私自身、出先で急に車のエンジンがかからなくなり困ったことがあります。
ブースターケーブルは車に積んでいましたが、遠出で知り合いもいない土地での出来事だったので途方にくれてしまいました。
「JAF!」と瞬間的に思いましたが、私は会員ではありません。
以前にキーとじ込みでJAFにお願いして、急な出費に焦った経験もありました。(急な出費は痛手でしたが、助けて頂いたときにはJAFのお兄さんが神様に見えました!)
手持ちがあったかな、とお財布を確認していた際にクレジットカードの裏面に「ロードサービスはこちら」とフリーダイヤルの表記があることに気付きました。
年会費無料のクレジットカードにこれまた無料のロードサービスがついていたのです。
あくまで応急処置のみですが、ちゃんとしたプロがやってくれるので安心です。
車に積んでいるバッテリーに限りますが、JAFなどのロードサービスに入っていない場合は手持ちのクレジットカードのサービスを確認してみるといいですね♪
マリンスポーツなどで使用する場合は、万が一の時の依頼先をあらかじめ決めておきましょう。
強制充電する
バッテリーの強制充電も、復活方法の選択肢の一つです。
強制充電には二つの方法があり、並列で他の正常なバッテリーと接続する方法、もう一つは弱いアンペアの充電器を使って充電する復活方法です。
前者はメーカー非推奨で、通常は危険な方法とされていますのであまりお勧めはしません。
最後の自己責任の一手として、頭の片隅においておいても良いでしょう。
後者は、バイク用の弱いバッテリー充電器に繫いでみることで希望をつなぐ復活方法です。
このやり方でオプティマのバッテリーが復活したという実例もありますので、試してみる価値はあるでしょう。
数ボルトでも電圧があがってくれれば、普通の充電器でも充電できるようになるはずですよ♪
オプティマのバッテリーのメリットは?
オプティマのバッテリーの最大のメリットは「エンジンの始動に強い」ことです。
一般的なバッテリーは4000回がスタート寿命ですが、オプティマのバッテリーは9000~12000回を記録します。
通常の使用方法で8~10年程使用できる長寿命も、大きなメリットです。他のバッテリーの3倍ほどの寿命がある計算になります。
他のバッテリーより高い印象ですが、長寿命を考えると実はコストパフォーマンスが高いのです。
しかしこのメリットを最大限活かすには「通常の使用方法」とはなんたるかを知ることが大切です。
せっかくのオプティマのバッテリーのメリットも、使い方を間違えるとすぐにダメになってしまうのです。
特にオプティマのバッテリーは、その充電方法がキーになります。
15V以下での充電が推奨されていますので、電圧が高く設定されている急速チャージャーなどを使用するのは絶対にやめましょう。
完全に電圧オーバーで、すぐに劣化がすすんでしまいます。
最善は専用の充電器、もしくは少し古いタイプのチャージャーを使うと電圧が低くて相性がいいようですよ。
オプティマのバッテリーの充電器は必要?
オプティマのバッテリーには専用の充電器があります。結論として、専用の充電器を使うのが最善です。
しかし、費用的な面で難しい場合もありますよね。専用の充電器は2~3万円と、バッテリー本体に負けないくらいの価格です。
復活方法でもお伝えしたように、オプティマのバッテリーの充電電圧は15V以下が推奨されています。
15V以下の充電器は数千円から販売されていますので、その中から使えそうな充電器を探してみるのもいいでしょう。
15V以下の電圧の充電器なら、専用の充電器を買わなくてもオプティマのバッテリーを痛めることなく使用できるでしょう。
一般的な液入りバッテリー用の充電器は、最大15.5Vの充電電圧になっています。電圧の調整ができる充電器なら安心ですね♪
まとめ
- オプティマのバッテリーの復活方法はジャンピングスタートや強制充電などの方法がある
- オプティマのバッテリーをバイク用の弱いチャージャーに繫げる復活方法がおすすめ
- オプティマのバッテリーの復活方法に迷ったらプロに頼むのもおすすめ
- オプティマのバッテリーの最大のメリットはエンジンの始動に強いこと
- オプティマのバッテリーは他のバッテリーの3倍ほどの寿命がある
「究極の電源」とも「魅惑のバッテリー」ともいわれる、オプティマのバッテリー。
その魅力あふれる特性を充分に発揮させるためにも、その使い方と復活方法をしっかり知っておきましょう。
ここまで語っておいて、実は私はオプティマのバッテリーを持っていません。
その魅力について語れば語るほど欲しい気持ちが募ってきました!次に買い替えるときは、勇気をだしてオプティマのバッテリーに手を伸ばしたいと思います♪