iphone7以降で搭載されている「耐水性能」ですが、これを完全防水だと思ってお風呂や水の中で使ってみようと思っていませんか?
iphone xrって防水じゃないの?
お風呂で思いっきり使っても大丈夫だと思ってたけど…
厳密に言えば、iphone xrは「耐水性能」であって完全防水ではありません。
一時的な水没に対しては効果を発揮しますが、実はずっと水の中で使用することができるというわけではないんです。
お風呂でのリラックスタイムにiphone xrを持ち込んで使いたいのはわかりますが、注意点を確認しておかないと、故障の原因になりかねませんよ。
今回はiphone xrの防水機能はお風呂で使えるのかの解説と、濡れてしまった時の対処法を紹介しますね!
iphonexrの防水はお風呂で使えるの?
iphone xrのスペックは、防水防塵レベルを表す「IP67等級」となっています。
防塵レベルは最大で、塵などは侵入しないという仕様です。
気になるのは防水ですが、こちらは「水圧が一定の状態で、30分水に浸かっても影響がない」というレベルです。
「連続的な水中でも影響がない」というものではないので、iphone xrは残念ながら完全防水ではないのです。
つまり濡れた手で触ったり、コップの水をこぼしたりといった生活の中で一瞬濡れてしまうという状況には耐えられるものの、お風呂で使うことにはおすすめできません。
30分水につけても大丈夫なら、お風呂でも問題ないんじゃない?
しかしこのレベルにはさらに、真水であることと、常温であることという条件があります。
海水などの真水でない環境では、その防水効果が発揮されないという可能性があるのです。
お風呂は真水じゃないかと思うかもしれませんが、シャンプーやボディーソープがかかってしまうことは大いに考えられますよね。
また、お風呂で使うのはお湯です。常温での防水効果があったとしても、お風呂では充分に発揮されるとは限りません。
長時間水に濡れていなくても、何度も水に濡れて蓄積されることで故障につながってしまうことも考えられます。
調べてみると、実際に「日常的にお風呂に持ち込んでいて故障してしまった」という口コミもあったので、扱いには注意した方がよいでしょう。
Appleの公式サイトでは、iphoneを着用したまま入浴したり、泳いだりといった行為が禁止事項に書かれています。
また、シャワーやウォータースポーツなどの水圧が強くかかってしまう状態や、意図的に水没させることも禁止だと明記されているようです。
公式にも言われている通り、基準はあくまで目安であって、あまり過信せずに故意に濡らすということは避けた方がいいと思います。
とはいえ、iphone xrを濡れた手で触ったり、うっかり水をこぼしてしまったりした程度では問題ない仕様なので、生活のいろいろな場面で活躍してくれそうですね。
うっかりiphoneに液体をこぼしてしまった時は、水道水ですすぎ、拭いてよく乾かしましょう!
iphonexrの防水ケースを使ってみる
携帯をお風呂など水の近くに持ち込みたい気持ちはわかります!
私もよく湯船につかりながら音楽を聴いたり、動画を見たりして過ごしています。リラックスタイムには欠かせないんですよね♪
iphone xrをお風呂に持ち込んでそのまま使用するということはおすすめできませんが、防水ケースを使うというのはどうでしょうか。
iphone xr用のおすすめ防水ケースの選び方を紹介します!
ケースの選び方
ひとくちに防水ケースといっても、いろいろなものがあるので用途や好みによって選んでみましょう!
防水ケースには、ソフトタイプとハードタイプの2種類があります。
ハードタイプは、携帯本体にぴったりと合うサイズなのがメリットです。iphne xr用にもたくさん出ているので選びやすいでしょう。
耐衝撃性能も備えている商品であれば、水による故障以外にも、落としてしまった時の破損から守ってくれます。
ソフトケースには、ネックストラップが付いたものもあります。
ネックストラップがあれば、首から下げた状態で手を離したり撮影したりすることができるので、海辺やプールで写真を撮りたい時に便利です。
iphone xrを、マリンスポーツや水辺のアクティビティで使いたい時には便利で安心ですね!
ハードタイプに比べると価格が安いので、たまに利用したいという場合はソフトケースがいいかもしれません。
防水防塵等級IP68の完全防水のものを選びましょう!
使う前に確認すること
防水ケースを購入して初めて使う前に、穴があいたり破れたりしていないかの確認を必ずするようにしましょう。
もちろんこれはほとんど問題がないことが多いと思いますが、携帯電話はとても高価なものですし、なくなっては困るデータがたくさん入っているのは事実ですよね。
万が一不良品にあたってしまい、使って携帯が水に濡れてしまうようなことがあれば、なんとも残念な話です。
安心のために、使う前に一度よく確認することをおすすめします。
また使用が長期間続いている場合も、劣化によって傷や破れができていないかチェックをするように心がけましょう!
保管方法や使用頻度によっても、劣化が早まることがあります。
また、使用後は防水ケースをよく拭いてから、携帯を取り出すようにしましょう。
意外と忘れがちな手順だと思いますが、取り出すときに周りのケースが濡れていると、携帯まで濡れてしまう可能性がありますので気をつけましょうね!
iphonexrは防水でも濡れてしまった!対処法は?
iphone xrは日常生活で使うくらいの防水機能は備わっていますが、注意して使っていたとしても、うっかり濡れてしまった!なんていう可能性があるかもしれませんよね。
そんなiphone xrが濡れてしまった!という時の対処法を解説していきますよ!
水没してしまった時はまず電源OFFに
これはiphone xrに限らずですが、あやまって水没させて濡れてしまった時は、できるだけ早く水から出して電源を切りましょう。
水が中まで入ってしまうとショートする危険性があるので、まずはそれを回避します。
そしてしっかり乾燥させてください。風通しの良い場所で、湿気ができるだけ少ない場所に数日置いておきます。
iphone xrは防水機能で中に水が入りにくくなっている分、一度入ってしまった水が抜けにくくもなっています。
水を飛ばそうと本体を振ってみたり、ドライヤーやヒーターを使って乾かしたりするのは絶対にやってはいけません。
本体を振ることで、中に入ってしまった水がさらに奥に広がってしまうかもしれませんし、ヒーターの熱がiphoneをショートさせてしまう可能性も考えられます。
また充電器を刺すのも、完全に乾いてからにしましょうね!
数日置いても復旧しない場合は、修理ができる店舗に依頼しましょう。
本体が修理できて、復旧できるのであればデータを取り出すことはできるようです。
修理しても本体が立ち上げることができなくなってしまうと、データを取り出すことも不可能です。
消えてしまったら困るデータがたくさん入っている携帯ですので、防水といえども故意に水に濡らさない対策をしておいた方が無難ですよね。
まとめ
- iphone xrは完全防水ではないので、お風呂で使うのはおすすめしない
- iphone xrをお風呂に持ち込んで使いたい場合は、防水ケースを使おう
- 防水ケースは用途にあったものを選んで、使う前にしっかりチェックする
- あやまって水没させてしまった場合は、すぐに電源をOFFにする
iphone xrだけではないですが、携帯はとても高価で大事なものですよね。
それゆえにお風呂でも水辺でもいろいろなところに持ち込んで、楽しみたい!と思ってしまいます。
防水といえども電子機器、故意に水没させるようなことがないように、気をつけて使っていきましょう!