突然ですが、引っ越しって大変ですよね。私は主人の仕事の都合で、2年の間に3回引っ越ししました。
心機一転、新しい場所での生活に心は躍りますが、その前の荷造りがとっても面倒だし大変ですよね!
荷物は全て段ボールに入れることが、引っ越しをするときの基本となっています。
荷造りをしていると、傘など段ボールに入らないものはどうしたらいいんだろう?といった疑問が出てきます。
実際、私が引っ越しの荷造りをするときにも、段ボールに入らないものはどうすればいいのか悩みました。
しかし、引っ越し業者に問い合わせてみると、傘は紐でまとめるだけでいいとのこと!
そこで、引っ越しの段ボールに入らないもの(傘・大型家電など)は、どのように梱包・準備すればいいのか調べました!
引っ越しで段ボールに入らないものの傘はどう運ぶ?
引っ越しで段ボールに入らないものの代表は、傘など細長いものですよね!
テニスラケット、ゴルフクラブ、突っ張り棒、釣り竿、物干し竿、など段ボールに入らないものはたくさんあります。
段ボールに入らないものを、引っ越しの時にどのように梱包をすればいいのかをご紹介します!
紐でまとめる
傘などの上下を紐でまとめて、柄の部分を緩衝材で保護します。
傘の移動は少し困りましたが、紐で結ぶだけなら簡単ですね。
緩衝材で保護することで、他の家財にも傷が付きませんね!
段ボールにいれてまとめる
段ボールを組み立てて、上部に穴を開けます。その穴のなかに、段ボールに入らない傘などをまとめて入れます。
この方法なら、長さや太さの違う長細いものでも、すっきりまとまりそうですね!
段ボールに入れることで長いものでも安定感もあるので、トラックの移動の時も安心ですね。
専用のケースがあるものはそのままでOK!
テニスラケット・ゴルフクラブなどは、専用のケースがついていることがありますよね。
引っ越しのときには、そういったケースに入れて梱包すると傷つきにくく、新居でも収納しやすいのでおすすめです!
専用のケースがあれば、どのように収納をするか考えなくてもいいので、手間が省けていいですね。
引っ越しで段ボールに入らないものの家電はどうする?
引っ越しのとき、段ボールに入らないものは他にもあります。
例えば大きな家電はどのように梱包・準備したらいいのか悩みませんか?
人より多く引っ越しをしている私でも、毎回「これをやっておけばよかった」と後悔してしまうこともあります。
引っ越しで後悔しないように、段ボールに入らない家電の梱包・準備の方法と、私の後悔ポイントをいくつかご紹介します。
テレビ
テレビは小さいものから大きいものまでありますが、段ボールに入らないものもありますよね。
テレビの梱包方法は、以下の3つの方法がありますよ。
- 買ったときの箱を使って梱包する
- 液晶テレビ用の梱包セットを自分で購入して梱包する
- 引っ越し業者にお任せする
テレビを新居で接続しようとすると、配線がごちゃごちゃで苦労したよ。
こんな経験ありませんか?私もよくやってしまうのですが、テレビやレコーダーなどの配線がどうなっていたのかわからなくなってしまうんです。
この問題を解消するには、以下の方法がとても効果的です!
- 事前に運ぶ前の配線の状態を写真にとっておくこと
- 配線ケーブルにマスキングテープなどで目印をつけておくこと
写真や目印があることで、簡単にテレビやレコーダーの接続ができますよ♪
冷蔵庫
冷蔵庫の梱包方法は、引っ越し業者にお任せするのが確実ですが、エアーキャップや巻き段ボールなどを使って自分で梱包する人もいるようです。
冷蔵庫って事前になにか準備をしなきゃいけないの?
冷蔵庫は運ぶ前に水抜きが必要です。冷蔵庫を水抜きしないと、水が漏れて新居が濡れてしまうなんてことも起こってしまいます。
これから、水抜きの方法をご説明していきます!一緒に確認していきましょう!
- 自動で製氷する機能がついているものは製氷を停止する
(2~3日前から氷を溶かしておくと安心です♪) - 電源コンセントを抜く
- 冷蔵庫の中身を空にする
- 床の下にタオルを敷いて濡れないようにする
- 水抜きをする
(冷蔵庫の取り扱い説明書に従って水抜きをしてください)
水抜きついでに掃除もすれば、きれいな冷蔵庫を新居で使えますね♪
冷蔵庫に関しての後悔ポイントはないですが、冷蔵庫の水抜きはすぐにすることができないため、引っ越しの日を逆算し、計画的に行っていくことが大切です!
洗濯機
次に大きい家電と言ったら、洗濯機ですよね。縦型・ドラム式洗濯機が一般的だと思います。
洗濯機も冷蔵庫と同じく水抜きをしないと、新居がびしょ濡れになってしまうかも…。
そこで、縦型洗濯機・ドラム式洗濯機の水抜きの方法をご紹介します!
- 洗濯機に入っているものを取り出す
- 水道の栓を閉じて、電源をいれてから蓋を閉めてスタートボタンを押す
- 1分ほどしてから電源を切り、給水ホースを外す
- 再び電源ボタンをいれて、一番短い時間で脱水を行う
- 脱水が終わったら、洗濯機の中の水分を拭き取る
- 排水口から排水ホースを抜き、ホースの中の水を本体を傾けながら出す
- 洗濯機に入っているものを取り出す
- 水道の栓を閉じて、電源をいれてから蓋を閉めてスタートボタンを押す
- 1分ほどしてから電源を切り、給水ホースを外す
- 再び電源ボタンをいれて、1分程度脱水を行う
- 糸くずフィルターをゆるめてから、水を抜く
- 洗濯機の中の水分を拭き取る
- 排水口から排水ホースを抜く
どちらとも、かかる時間は30分程度なので、引っ越し前洗濯をしてからでも十分間に合いそうです!
水抜きなので、その工程も水がたれてくる可能性を考え、常にタオルを添えておくのがおすすめ。
取り外した部品やホースは、洗濯機の中にいれ、蓋をガムテープでとめておくと、部品をなくさないですね!
洗濯機の後悔ポイントは、できるなら新居に設置したついでに、排水ホースにサランラップを巻いておくことです。
サランラップを巻くことで掃除が簡単になるため、おすすめですよ♪
石油ストーブ
寒い時期には必要な石油ストーブですが、段ボールに入らないものではないものの、どのように梱包したらいいのか悩みますよね。
そもそも、石油ストーブって引っ越し業者は運んでくれるの?
引っ越し業者は、石油ストーブは運べますが、灯油が残っていると「標準引越運送約款第4条第2項第2号」により危険品とみなされ、運んでもらえません。
引っ越しの時には、石油ストーブから灯油を抜く必要があります。
灯油はストーブで使い切るだけでいいのかしら?
まずは、ストーブを使って灯油を使い切ることが1番ですが、灯油タンクを外したストーブを空焚きする必要があります。
ストーブの中の灯油も使いきることで、発火したり、爆発したりすることを防ぐ効果があります。
空焚きをする際には、取り扱い説明書の通りに行ってくださいね。
空焚き後は、灯油注入口を布やキッチンペーパーで塞ぎ、大きめのゴミ袋などのビニールで覆うと、他の荷物が汚れることを防げます。
その後、段ボールへ緩衝材を用いて梱包し完成です。
引っ越しで段ボールに入らないものはそのままで良い?
これまで段ボールに入らないものをどのように梱包・準備するのか紹介してきました。
準備は必要ですが、梱包せずにそのままでいいものもあるので、そちらもご紹介します。
布団
引っ越し当日の朝まで使っている布団を、どのように梱包したらいいのか悩みますよね。
基本的には、布団もそのまま引っ越し業者に任せて大丈夫です。
他の人に布団を触られたくないから、他に方法はないかしら?
布団を梱包する方法は、購入したときに布団が入っていた袋があればそれを使う方法と、布団の圧縮袋を使う方法があります。
ちなみに私は圧縮袋を使って布団の梱包を行いました。
洋服
洋服を畳んで、段ボールに梱包する…なんて考えただけでとても面倒ですよね。
洋服を多くもっている場合、段ボールに入らないものも出てきてしまいそうです。
もしも今、洋服を衣装ケースやたんすに収納している場合、その作業はしないでそのままでもいいんです!
引っ越し業者に衣装ケースやたんすごと運んでもらえます。
扉や引き出しが開かないように、ガムテープでしっかり止めておくのを忘れずに♪
また、ハンガーボックスといわれる洋服をハンガーに吊るしたまま運ぶことができるものも、引っ越し業者から借りることができます。
引っ越し業者により貸出の数が異なるため、気になる場合は引っ越し業者に問い合わせしてみてください。
ハンガーに吊るしたままなら、新居での収納も楽ちんですね♪
貴重品
引っ越し当日はたくさんの人が元の家へ新居へ出入りします。
荷物もたくさんあり、どこに貴重品をしまったのか分からなくなってしまうことも…。
私も、引っ越しのたびに荷運びに集中してしまい、貴重品の管理がおろそかになってしまうことがありました。
貴重品自体は、段ボールに入らないものではありませんが、引っ越し業者の保証の対象外となるため、自身で持ち運ぶ必要があります。
引っ越し業者が到着する前に、貴重品は身体に身につけられるリュックなどにひとつにまとめて、肌身離さず持ち歩くことがおすすめです。
まとめ
- 引っ越しで段ボールに入らないものの傘は、紐でまとめると良い
- 段ボールに入らないものの細長いものは、段ボールに穴をあける・専用のケースを使うことで梱包できる
- テレビの配線は写真をとったり、目印をつけることで楽になる
- 段ボールに入らないものの冷蔵庫や洗濯機は水抜き、石油ストーブは灯油を使いきる必要がある
- 布団や洋服は業者にお任せし、貴重品は肌身離さず身につける
引っ越しする時に、傘などの段ボールに入らないものをどのように梱包・準備するのかついて紹介しました。
傘は、特に引っ越しをする時に必ず運ぶものの1つですよね!
引っ越しはあなたの人生のターニングポイントになることも多いですよね。
荷造りにもやらなければいけないことがたくさんあると思います。
業者にお任せできるところはお任せし、新生活を楽しんでくださいね!