生活していると普段の生活の色んな場面で、花束を渡したり、花束をもらったりする事があると思います。渡す側も、もらう側も花束は嬉しいものですよね♪
私は先日、離職する先輩へ花束を購入したのですが、渡す当日は都合がつかず前日に買いに行きました。
前日に買いに行って、一日家で保管してから翌日渡すので、渡すまでに花がしおれてしまわないか心配で、眠れなかったです。
今回は何とか無事、渡すまで花束をしおれさせることはなかったのですが、今後同じような状況になった時のために、何か対策はないか調べてみることにしました。
大切な人のために買った花束。きちんと保管できずに花がしおれてしまうと、とても悲しくなりますよね。
私が調べた、前日買った花束を渡すまで綺麗に保管する方法や長持ちさせるコツを紹介します!
花束の保管方法で渡すまでに気を付けること!
知人のお祝いで渡す花束を当日買いに行けないから、渡すまでしおれさせないか心配…。
花束は当日買って、当日に渡すのが一番良いのですが、入学式や卒業式などのように前日に準備しないと渡せない時もあると思います。
前日に花束を買って翌日渡す場合に、渡すまで綺麗なまま花束を保管する方法を紹介します。
花束を翌日渡す時にすること
花束を翌日に渡す際、渡すまでしおれさせないためにすることを紹介していきます。
- お花屋さんで花束を買う時に、必ず翌日に渡すことを伝える
- お花屋さんに、できるだけ花が開いていない物を選んでもらい、保水ゼリーで茎の保護をしてもらう
- 花束を家に持ち帰ったらすぐに、バケツなどに水をいれ花束をつけておく
- 花束は涼しい場所におく
これで翌日花束を渡す事になっても、渡すまでに花がしおれるのではないかという心配が少なくなりますね!安心して眠れそうです♪
花束を翌日に渡さないといけない時はしおれないように、この方法で保管してみてください!
花束を保管する上で必ず守ること
花束は絶対に横には置かずに、必ず花束を立てて保管してください。
花束を横に置いてしまうと、花に圧力がかかって花が潰れてしまうので、必ず立てて保管するように気をつけてくださいね。
花束は必ず立てておく必要がある事、初めて知りました!確かにお花屋さんでも花が横たわっていることはないですよね。
そして、エアコンの風は乾燥してしまうので、エアコンの当たる場所に花束は保管せず、涼しい場所に保管しましょう。
できればラッピングも外せたら外しておきましょう。
できるだけ、花に負担がかからないようにしてあげることが大切なのですね!
花束の保管に最適な温度は?長持ちのコツも
もしかすると、「忙しくて渡すまでに数日空いてしまう!」なんてこともあるのではないでしょうか…。
数日空いてしまう場合でも、渡すまで花束をしおれさせるわけにはいかないですよね!
そんなあなたに、花束を保管する適正な温度と長持ちさせるコツを7つ紹介していきます。
最適温度を知っておく
花束を保管する上で一番大事なのはお水ですが、2番目に大事なのは温度です。
花にとっての適切な温度は、5〜10度です。人にとって適温より少し寒いぐらいに感じるぐらいが体感温度で分かる花にとっての適温の目安です。
30度を超えてしまうと枯れてしまう花も沢山あるので、特に夏(6〜9月)は花の温度管理は気を付けてあげてください。
暑い季節だと、花の保管は冬場よりも難しくなってしまうのですね。
エアコンの風も、花に当たってしまうとダメージを与えてしまうので注意が必要です。
必ずエアコンの風が直接当たらない場所に置きましょう。
花束のラッピングはすぐに外しておく
花束は、とても綺麗にラッピングされていると思いますが、花には新鮮な空気が必要です!
そのため、家に持ち帰ったらすぐにラッピングは外してください。
私も過去に花束をもらった際、ラッピングが可愛かったので1日そのままにして置いておいたら、しおれてしまったことがありました。
ラッピングが綺麗でそのまま残しておきたい気持ちは分かりますが、花が傷んでしまうので、花の為にグッと我慢しましょう!
花の種類に合った水揚げをする
花がしおれたり、枯れたりする原因は、ほとんどが水不足と言われています。
茎の切り口の状態が良くない事で、花が思うように吸水出来ないためです。
これを改善するには、新しく切り口を作る「水揚げ」をします。
いくつか種類があるのですが、その中でも簡単な水揚げの方法は以下の通りです。
- 切り戻し
- 水切り
- 深水
- 逆水
- 湯揚げ
- 焼き揚げ
- 割込み
これらの水揚げの方法を、少しだけ詳しく紹介していきます♪
<切り戻し>
元気な茎の部分を、空中で切ります。空気や異物などが詰まっているので切り落として、新鮮な切り口にして水を吸水できるようにします。
<水切り>
水の中に浸けて茎を斜めに切ります。水中なので真空状態になり、茎に空気が入らないので吸水しやすくなり、切り口が乾燥するのを防げます。
最もよく行われる方法なのがこの水切りでとても簡単にできますよ。
<深水>
しおれてしまった花に即効性のある水揚げ方法です。
新聞紙で花全体をしっかり包み、茎を1/2ほど水に浸け一晩置きます。
この方法だと、朝には花が元気になりますよ♪
<逆水>
花の茎を上にして持って、茎の方から水をかけます。
この時、花には水がかからないよう気をつけてください。葉が多い花や、葉が大きい花に有効です。
特にバラの花は水がかかってはいけない花なので、絶対にこの水揚げはしないでください!
<湯あげ>
マーガレットなどの野の花や、吸水の弱い花におすすめな水揚げです。お湯に浸けて茎に入った空気を抜くので、吸水しやすくなります。
茎の下の部分を20cmほど残して、新聞紙でしっかり包みます。
茎の先を斜めに切って、80度ぐらいのお湯に30秒から1分ほど浸けます。
最後に冷水に2時間ほど浸けるとしおれていた花が元気になりますよ。
<焼き揚げ>
湯揚げでも吸水しにくい場合や、バラやアジサイなどの茎の太い花は、焼き揚げが効きます。花全体を新聞紙で包みます。
茎を斜めに切り、切り口から5cmほど赤い炭状になるまで焼いて下さい。その後、冷水に3時間ほど浸けると花が元気になります。
<割込み>
枝のある花や木質化した花に効く水揚げ方法です。切り口を斜めに切り、縦に切り込みを入れて、ハサミや手などで左右に切り込みを広げます。
この方法で割れない時は、金槌(かなづち)で砕くと良いです!
枝が太くて割れない時は、十字に割って下さい。その後、たっぷりの水につけてください。
沢山紹介しましたが、基本的には水揚げが一番簡単で良く使われると思います!
花の水を頻繁に変えてあげる
花を長持ちさせるために一番大事なことが、水を頻繁に変えて清潔に保つことです。
水は、1〜2日に一回は、必ず取り替えるようにしましょう。
水を取り替える時、花瓶や花の茎も洗い、ぬめりをとってあげてください。
バクテリアの繁殖を防ぐに為に、漂白剤か延命剤を1滴入れるといいようです。
こまめに水を入れ替えるなどの、ケアも大切だということですね!
花瓶の1/3まで水を入れておく
花瓶に入れる水の量は、1/3までにしておきましょう。
たっぷり水を入れてしまうと、花が呼吸できなくなってしまうので気をつけましょう。
水が多すぎると、茎が腐ってしまう原因になってしまいます。
ただし、枝物や菊の種類だけは、たっぷり水を入れてあげてください。
花に合わせたケアが大切ですね!花の種類に合った方法を調べてみましょう!
水に少しの砂糖を加えて溶かす
花瓶の水に砂糖を少しとかして入れるのも、花を長持ちさせるためにできる方法の1つです。
糖分が花の光合成を助ける成分なので、花の栄養補給になり花が長持ちします。
入れすぎると細菌が繁殖してしまうので、砂糖の量は注意が必要です。
この方法は初めて知りました!砂糖を入れるという方法もあるのですね。
10円玉を1つ入れると良い
花瓶に10円玉を入れてみるというのも、おすすめな方法です。
10円玉を入れることにより、銅イオンの殺菌効果を使って、花瓶内の水を綺麗に維持することが出来ます。
花瓶の大きさで2〜3枚必要な場合もあります。その時は、様子を見て調整しましょう。
枯れる前にドライフラワーを作る
花のお世話が苦手な場合や、ドライフラワーが好きな場合は、プレゼントされたらすぐにドライフラワーにする事をおすすめします。
私も花のお世話が得意ではないので、この方法で保管するのが良いかなと感じました。(笑)
しおれていない花を選んで茎の部分を輪ゴムでまとめ、日陰に吊るしておくだけで簡単にドライフラワーを作れますよ♪
ドライフラワーにするには、何か特別な方法があるのかと思っていましたが、吊るすだけで簡単に作れるのは嬉しいですね!
押し花を作っても綺麗ですし、あなたのセンスや好みで作ってみてくださいね。
花束の保管はペットボトルでもできる?
花束渡すまで保管する場合も、普段から花を飾る習慣がなければ、花瓶が家にないという事がありますよね。
私は猫を飼っているので、花を飾る習慣がないので花瓶を持っていません。
理由は色々あると思いますが、家に花瓶がなくてもペットボトルなら手軽に買えますし、元々家にあるということもありますよね。
そんなあなたのために、ペットボトルや他のものでも花束の保管ができないか調べてみました。
ペットボトルでの保管方法
ペットボトルの大きさに合わせて、花束の保管できる量は変わってきます。
<350mlと500mlのペットボトル>
このサイズのペットボトルなら、一輪差しや数本の花を保管する事ができます。本数は、少ないけれど可愛い花瓶にもなりますよ。
<500ml〜2Lのペットボトル>
このサイズのペットボトルは、上の部分を切り取ってしまい、切り口をテープなどで保護すれば、沢山の花を入れることができます!
注意点として、ペットボトルが軽いので水の量・花の本数・茎の長さなどを調整して倒れないように気をつけて飾って下さい。
ペットボトルは透明なので、マスキングテープなどで飾っても可愛い花瓶にもなるので、色々デコレーションしてみても楽しいですね♪
花瓶がない時の代用品
ペットボトル以外でも家にある物で花瓶の代わりに使えるものがないか試してみました。
私の家だけでも、沢山見つけることができたので紹介していきます!
<お酒などの空瓶>
瓶なので重さもしっかりあるので、倒れる心配もなく使えます。
口が狭いため、一輪差しのみですが、色んな色の瓶があるのでとてもお洒落に飾ることもできますね♪
<大きいコップ>
瓶などに比べると高さがないので、花を短くきる必要がありますが、問題なく保管できると思います。
ただ安定感がないので、コップの中に剣山や、生花用のスポンジであるオアシスなどを使うと安定しますよ。
剣山やオアシスがなくても、食器洗いのスポンジで代用することが出来るので、簡単にコップで花を保管できますね!
<大きめのガラス瓶>
私は昔、梅シロップを作ったのでガラス瓶が家にありました。他にもメイソンジャーなども瓶なので使えそうですね!
これなら瓶なので重さも高さもあり、花束を飾ることが出来ます。
瓶には模様がある物もあるので、お洒落に保管ができますよね!
<牛乳パック>
口の部分を切って周りを布やテープなどで飾れば、パッケージを気にすることなく飾れます。
ただし、牛乳パック自体とても軽いので水と花のバランスに注意して飾りましょう。
ほかにも、紅茶の缶や、ジョウロ、バスケットなど探せば沢山あると思います。
探してみるのも楽しいですし、自分で見つけて綺麗に飾れたら嬉しいですよね♪
ぜひあなたもお家で花を保管できるものがないか探して見てください!
まとめ
- 翌日渡す花束を渡すまでしおれさせないための保管方法は、立てて涼しい場所に置いておくこと
- 花束をしおれさせないために保管の際は、エアコンの風が当たらないように気を付ける
- 花束の保管する最適温度は5〜10度で、長持ちさせるためにさまざまな水揚げの方法がある
- 花瓶がなくてもペットボトルや瓶など代用して花束を保管する方法がある
花束はいつ貰っても嬉しいものです。そんな花束だからこそ、大切な人に渡すまでも綺麗に保管し、渡してからも長持ちして欲しいですよね。
渡すまで綺麗でいてもらうために、今回ご紹介した花束の保管方法をぜひ試してみてください♪