お部屋を明るい癒しの空間にしてくれるエアプランツは、土いらずで水やりも頻繁にしなくていいからお手軽で人気です。
ただ見た目がシンプルなあまり、お部屋の中でインテリアとして飾るとなると、どう飾ればいいか悩みどころですよね。
エアプランツは吊るすのが定番ですが、既製品の吊るせる商品を買わなくても、麻紐で簡単に吊るすことができます。
麻紐ならナチュラルなイメージ、ワイヤーならシンプルでシックな感じ、ガラス瓶なら清潔感などを演出できます。
お部屋の雰囲気に合わせて素材を選ぶことで、簡単におしゃれ空間を作ることができますよ。
そこで今回は、エアプランツを吊るすなら必見の麻紐、ワイヤー、ガラス瓶の簡単な使い方などについて、ご紹介します。
エアプランツを吊るすのは麻紐で簡単!
土に植えなくても手軽に育てられるエアプランツは、お部屋に吊るすのがおしゃれで楽しめますよね。
とはいえ、飾り方によってはお部屋の雰囲気に合わなかったり、複雑なつくりのものがあったりして悩んでしまいます。また、買おうとすると意外と高かったりもします。
お部屋にエアプランツを吊るすなら、麻紐を使えばナチュラルでお部屋の雰囲気も壊さないのでおすすめです!
エアプランツは軽いので、麻紐を簡単に結ぶだけでもおしゃれに吊るすことができるんです。
麻紐は値段もお手頃で、100m以上の巻きになっていることが多いです。
そのため、エアプランツの量が多くてもあまりお金がかからないのも嬉しいですよね!
では、麻紐でエアプランツを簡単に吊るせる方法をご紹介します。
エアプランツを麻紐で吊るす方法
麻紐を使ってエアプランツを吊るす場合は、以下の方法で10分ほどで作ることができます。
- 麻紐とはさみを用意する
- 麻紐を吊り下げたときの長さ分に8本カットする
- 隣り合う紐を結び、また隣り合う紐を結ぶのを繰り返す
※根元の部分を支える場合は2段分までできればOK - 網目状になったところにエアプランツを置く
- 上から見たときに垂直になるように紐を通す
シンプルなので、エアプランツがよく見えてお部屋になじみますよ。
麻紐とはさみがあれば簡単にできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
麻紐が買える場所
麻紐は、頑丈で結びやすくほどけにくい特徴があり、梱包や園芸、手芸など幅広く使うことができます。
そのため、身近なお店や通販で手軽に手に入れることができますよ。
いろいろな種類を取り揃えているのは、ユザワヤなどの手芸用品店やホームセンターです。
また、東急ハンズ、イオンなどの手芸コーナーや100均のダイソー、セリア、キャンドゥなどでも販売されています。
もちろん、通販サイトでもAmazonや楽天市場で多数取り扱いがありますよ。
麻紐はどれも量が多くなっているので、もし失敗してもやり直しができて安心ですね。
また、手芸用やラッピング用のカラフルな麻紐もあるので、余った麻紐を手芸やラッピングに使ってみても楽しくなりそうです。
使い勝手のいい麻紐は、エアプランツを吊るすのにも最適で、インテリアや手芸、ラッピングなどにも使えておすすめです!
エアプランツを吊るすのはワイヤーでシンプルに!
ワイヤーでも簡単にエアプランツを吊るすことができます。
ワイヤーも低価格で手に入り、形も調整できるので気軽に吊るすことができますよ。
エアプランツの大きさや重さにもよりますが、だいたいハンガーぐらいの太さと丈夫さであれば、吊るす際の耐久性は大丈夫だと思います。
ホームセンターなどにもあるので、探してみてくださいね!
ワイヤーでつくるワイヤーホルダーは、モダンな雰囲気のお部屋におすすめです。
ワイヤーもカラフルなものがありますが、黒色だと洗練された雰囲気を出せるので、白色が基調のお部屋にはぴったりですね♪
ワイヤーホルダー
ワイヤーホルダーは、市販のアルミ線の円状を活用するので、簡単につくることができますよ。
アルミ線をカットできるニッパーと、曲げられるペンチが必要です。
- アルミ線、ニッパー、ペンチを用意する
- 巻かれてあるアルミ線を2巻半のところでニッパーでカットする
- 3本に重なっている部分に別のアルミ線を巻きつけて円状に固定する
- アルミ線の端をペンチでS字型に曲げてフックにする
エアプランツの種類によっては安定しないものもあるので、その場合はエアプランツの形状に合わせてワイヤーを巻きつけて固定すると安定します。
フックをつくると、カーテンレールや突っ張り棒にかけられるので、場所を有効に活用できて便利ですね!
作りとしては単純なので、誰でも簡単につくることができ、複数のエアプランツを吊るしてみてもおしゃれに見えそうです。
エアプランツは吊るす以外にガラス瓶に入れるのも!
100均で買えるような小さいエアプランツは、吊るす以外にガラス瓶に入れて飾ってもインテリアとして生かせます。
エアプランツを吊るすのではなく、玄関やテーブルなどに置いてみるだけでも、おしゃれ空間を演出できちゃう優れものです。
ガラス瓶は100均でも購入することができますよ。
また、ガラス瓶を使ってオリジナルのテラリウムを作って楽しむこともできます。
ガラス瓶
ガラス瓶は、吊るすことはできませんが、ビーカーや三角錐のような個性的な形を選ぶと映えるインテリアになります。
歯ブラシ立てやキャンドル置き、ガラスのコップなど、透明感のある容器であれば、洗練された雰囲気を出すことができます。
100均のダイソーやセリアには、キッチンでコーヒー豆や角砂糖などの保存に使えて、インテリアにもなるガラスキャニスターもかわいいですよ!
容器に入らない大きさのエアプランツであれば、エアプランツより少し小さめサイズの容器を選んでみると、鉢植えみたいになってかわいいです。
いろんな形のガラス瓶をいくつか並べてみると、おしゃれな空間をつくれちゃうのでおすすめです。
テラリウム
ガラス瓶に小さいエアプランツとカラーゼオライト、貝殻などを入れると、簡単におしゃれなテラリウムをつくれます。
テラリウムとは、ガラス瓶など透明な容器で植物を育てることです。
お家で楽しめるインテリアとして手軽に取り入れることができるので、人気を集めていますよ。
透明な容器を使うため、植物などが外から見え、容器の中の小さな世界観をつくれるのも魅力です。
エアプランツなら土がいらずお世話が簡単なので、テラリウムにぴったりです!
お手入れについては、なるべく日光の当たる場所に置くようにして、週に2、3回はエアプランツを瓶から取り出して霧吹きで水やりをしましょう。
ビジュアルは自由で、カラーゼオライトや貝殻のほかにも、砂や石、木の枝、プリザーブドモスなど、材料を組み合わせるのも楽しめますね。
ガラス瓶の縁にワイヤーを巻きつけて持ち手をつくり、取手付きのテラリウムにしてもかわいいです。
エアプランツのテラリウムであなたの好みの世界観をつくり出してみてはいかがでしょうか?
エアプランツを吊るすメリットと選び方は?
エアプランツは、強い直射日光ではなく、光の入る明るい場所で育てるのに適しています。
また、風通しが悪く水やり後に乾ききっていないと、根腐れしたり葉が傷んでしまうことがあるので注意が必要です。
吊るす以外にも楽しみ方はありますが、エアプランツを吊るすメリットと、吊るしたり飾るときの素材の選び方をご紹介します。
エアプラントを吊るすメリット
エアプランツを吊るすメリットは3つあります。
- 明るい場所に吊るせる
- 水やりがしやすく乾きやすい
- 空間を生かせるので場所をとらない
これらは、エアプランツを育てる際に注意しないといけないポイントになっているので、チェックしておきましょう。では、1つずつくわしく説明していきます。
【明るい場所に吊るせる】
窓際の日光が入る場所に吊るすことで、エアプランツが育つのに適した環境をつくることができます。
吊るしておくことで、ほかの家具やインテリアに日光を遮られることもないので、エアプランツに適した環境になりやすいですね♪
【水やりがしやすく乾きやすい】
通気性が悪いと傷んでしまったりしますが、吊るすことで全体が空気にあたるので乾きやすくなります。
水やりもたまに水を吹きかけるだけでいいので楽ですよ。
【空間を生かせるので場所をとらない】
インテリアとして空間を活用できるのも嬉しいポイントですね。
特に水やりをした後の通気性については、大きくなってくると、置き方によっては、葉になかなか空気が当たらなかったりします。
その点、吊るしておけば水やりも霧吹きなどで簡単にでき、エアプランツの下部にもちゃんと空気が当たるのはいいですね。
また、通常の植物であれば大きさによって鉢植えなどを含めるとかなり場所をとってしまいます。
エアプランツは、ある程度の大きさがあっても宙に浮かせることができるのは画期的ですよね!
植物を見ていると癒されるので、家の中にエアプランツを吊るすとリラックス空間がつくれて、ちょっとしたリゾート気分が味わえそうですね♪
エアプランツを飾るときの選び方
エアプランツを飾るときには、麻紐やワイヤーで吊るしたり、ガラス瓶に入れて置くのもおしゃれですよね。
吊り下げるときは、天井に固定できるトライアングルピンなどを使ってそのまま吊り下げることができます。
ほかにも、カーテンレールや突っ張り棒を活用して吊り下げるのもいいですね♪
麻紐の場合は細いものも多いため、軽いエアプランツなら問題ありませんが、植木鉢やガラス瓶に入れて吊るしたいときはロープを使いましょう。
ロープは太さのある丈夫なものを選んでおきたいので、ホームセンターで購入するのが無難ですよ。
また、素材選びはお部屋の雰囲気に合わせるのがおすすめです。麻紐はナチュラルでどんなお部屋でもマッチしやすいですね。
カラーの麻紐もあるので、イメージしながら楽しんで選んでみましょう!
あたたかい雰囲気ならロープ、シックでモダンなイメージならワイヤーを選んでみると雰囲気に合いやすくなると思います。
ワイヤーもロープと同じように、100均などでも手に入りますが、細いものよりはハンガーぐらいの太さがあると安心です。
手のひらに乗るような、小さなサイズのエアプランツの場合は、おしゃれなガラス瓶に入れてみるのがおすすめですよ。
後でガラス瓶に入れる飾り方もご紹介しましたが、カラーゼオライトや貝殻などを入れて、オリジナルのテラリウムを作ってみてもいいですね!
エアプランツの大きさやお部屋の雰囲気を見ながら、素敵な飾り方を見つけてみてくださいね♪
まとめ
- エアプランツは麻紐で簡単に吊るすことができる
- エアプランツを麻紐で吊るすと、明るい場所で育てられて、水やりが楽で通気性もよく、空間を生かせるのでおすすめ
- ナチュラルな雰囲気の麻紐で吊るす以外にも、シックでモダンなイメージならワイヤー、清潔感、透明感を出すならガラス瓶を選んでみると雰囲気に合いやすくなる
- ワイヤーでシンプルなワイヤーホルダーをつくれる
- ガラス瓶なら形にこだわったり、テラリウムにして楽しむのもおすすめ
他の植物に比べて土もいらず、水やりもあまり必要ないエアプランツは、インテリアにも取り入れやすく、吊るしたり飾ることでお部屋をおしゃれにできて素敵ですよね。
低予算で簡単につくれるアイテムでエアプランツのある生活はいかがでしょうか?